ビワの実を鳥から守るために防鳥ネットをした。ちょっと失敗したかも

こんばんは。 かっけいです。

先月4月中旬に遅めの摘果をしました。
その時の摘果の方法(一枝一果)についてはこちらの記事をどうぞ。

その摘果から5週間ほど経過しました。

毎日少しずつ黄色く黄色く色づいてきています。

それに合わせて鳥の姿がだんだんと目立つようになってきました。

今年初めてのことではあるのですが、防鳥ネットにチャレンジしてみました。

やや失敗したような感じです。

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収穫間近のビワの樹の様子。

ビワの収穫間近の樹の様子。

5月22日のビワの樹の様子です。(摘果から約5週間後)

摘果したのですがそれでも実の数は100個程度ありそうです。

ビワの収穫時期は地域によって若干違っていますが、私の住んでいる香川県(暖地)では5月下旬~6月下旬頃がおおよその目安になっています。

ビワの実というのは樹全体で一気に熟すのではないので、それぞれの実の色付き具合を見て判断しなければなりません。

順次オレンジ色が濃くなってくると、試しに採ってみて確認するのが間違いないでしょう。

私も今日、濃い色になった一粒を食べてみたのですが、酸味がまだ抜けていませんでした。甘みももう少し必要でした。やっぱりあと一週間は必要そうです。

防鳥ネットを掛けてみた。

ビワの樹に防鳥網を

防鳥ネット(網)を初めて買ってみた。
大きさは3.6メートル×9メートルで180円程度と意外に安かった。

防鳥ネットを買った理由。

ビワって徐々にそれぞれの実が徐々に色付いていって熟れていくから、見ただけじゃ食べごろか分からないんですよね。

鳥も同じなのか、この実が色付いてくる時期は毎日少しづつ実を突いて味を確認しています。

私は鳥が積極的に食べるようになると熟れ時なのかと判断目安としているのですが、問題なのは鳥が摘果した実の数をどんどん減らしていくことです。また一つの実を食べ続けてくれたらいいのに複数の実を中途半端に突いていくのでさらに食べられる数が減ります。

防鳥ネットを掛けてみて。少し失敗した。

防鳥ネットを使ってことがなかったのでべた掛けをしてみました。

これが失敗でした。

私はビワの実に袋かけをしていません。

今回用意した防鳥ネットは網の目が45ミリメートルと鳥が通過できない大きさなのですが、肝心のビワの実を通します。

防鳥ネットを脚立を使ってビワの樹の上から広げようとしたのですが、ビワの実に絡まってしまい、綺麗に広げるのが難しくなってしまいました。

複雑に絡まってしまい、無理に解こうとすると葉や実を切り落としてしまいそうになります。

結局綺麗に防鳥ネットを広げることができずに、一部分が網のかかっていないところができてしまいました。

防鳥網をビワの樹にべた掛け

写真では赤い防鳥ネットが見えにくいですが部分的にネットで覆われていないところができています。

また実がネットを抜けて鳥に突かれそうな感じです。

今後の教訓。

防鳥ネットを果樹にべた掛けしている風景を何度も見たことがあるので自分にもできると思っていました。

しかし我が家のビワの樹では上手くいきませんでした。

それはおそらくビワは葉っぱよりも高い位置に実がなるからだと思います。

例えばサクランボでしたら実が樹の内側の葉より下の位置にあるため、防鳥ネットをべた掛けしても実に絡まらないのだと思います。

そこで今後の教訓を考えてみました。

  • 1つはビワにはべた掛けをしない。
  • 1つは袋掛けをする。

べた掛けしやすい果樹としにくい果樹があると思います。ビワは実が突き出ているのでしにくく、網の目に実が絡まってしまいます。

そこで対策としてはべた掛けをせずに、支柱を周りに打って樹全体を覆うように防鳥ネットを張ることです。

もう一つは袋かけをして実の部分を網の目よりも大きくしてネットに引っかからないようにすることです。

ただどちらにしても非常に手間がかかってしまいますし、袋かけをするならそもそも防鳥ネットをする必要がないことです。

お金も手間もかからず鳥よけができればいいのですが、ちょっと今は手段が思い浮かびません。2人いれば何とかなりそうなアイデアはあるのですが。

さいごに。キュウリネットでもよかったかも。

防鳥ネットをしたことがなかったのでホームセンターの果実袋売り場の側で売られていたネットを疑問も持たずに買ってしまいました。

正しく使えば今回のような失敗をしないのでしょうが、初めての場合は樹に絡まってしまい大変なことになってしまいます。

そのあと考えたのですが、ひょっとするとキュウリネットの方が良かったかもしれなかったです。

キュウリネットは網目の大きさが18or24センチメートルと防虫ネットよりも4倍以上の大きさですが、これくらい大きい目の方が気に絡まりにくかったかもしれません。

また値段もキュウリネットの方が安かったりします。

来年はキュウリネットで試してみたいところです。

それと今回失敗した防鳥ネットですが、価格が180円程度と想像よりもかなり安かったです。

こんなに安価で手に入るのなら来年はイチゴの畝にトンネルのような形で張ってみようと思います。

私はイチゴも育てていて、イチゴも鳥によって実が突かれているので、こちらに活用できれば今年の買い物が無駄にならずに済みそうです。
イチゴの収穫時期は5月なので、イチゴからビワという形で一つの防鳥ネットで二役を担えそうです。
イチゴの5月ゴールデンウィークに収穫した記事はこちら

今年のビワには中途半端に防鳥ネットが掛かっていますが、鳥が嫌うことは羽が傷つけられることです。中途半端にかかっているネットでも鳥避けに効果があるのか気になる所です。結果が楽しみです。


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【追記:ネットをかけて一日経過した印象】

たった一日しか経過していないですが、目に見えて鳥が寄り付かなくなりました。
(今年初めてしたからかな。)

ひょっとしたら防鳥ネットが赤いのは、鳥を引っ掻けるためというよりかは、鳥に近づいてくるなという意味なのかな。

鳥が嫌うのは羽が傷づくことらしいので。目に見えている赤色の網目を避けているのかも。

結構網が掛かっていないところもあるのですが、その隙間から鳥が侵入しないところを見ると、来年はべた掛けでなくても防鳥ネットがあるんですよと、見せかけるだけでも効果があるのかもしれないね。

まあ、収穫が終わるまでのおよそ一月間の様子をみて判断することになりますが。

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