仏教子供向け漫画「仏教のひみつ」を読んだ感想

僧侶のかっけいです。

子どものころ、学研が出版している児童向け学習漫画が好きだった。特に伝記シリーズや偉人シリーズは図書館でよく読んでいた。

久しぶりに図書館の児童コーナーに行くと、新しい学習漫画が増えていることに気が付きました。

学研まんが「仏教のひみつ」の感想

「仏教のひみつ」文 松本義弘,漫画 谷豊

その中で『仏教のひみつ(シリーズ79)』という2013年初版の本がありました。読んだ感想を書きます。

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漫画のストーリー

  • 愛犬を亡くした女の子が主人公
  • 死んだ事実が受け入れられずペットレスの状態に
  • お父さんやお母さんの話から仏教に興味を持つ
  • お父さんやお母さんの実家に行き、お坊さんから仏教を聞く
  • 愛犬の死から「おかげさま」や「ありがとう」の気持ちに気が付く

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仏教を知っていくきっかけの漫画という印象

この本は仏教伝道協会が協力して作られています。そのためお坊さんから見ても、分かりやすく簡潔に書かれています。

既に仏教をある程度学んでいる人からすると、やや物足りない印象をうけます。

学ぶというよりも、仏教ってなんだろうと素朴な疑問を持っている人が、仏教を知るための入門用に読みはじめる本だと感じます。

もちろん既に仏教を学んでいる人であっても、各ページの端には「仏教まめ知識」が書かれており、仏教の言葉や仏に関する事、仏壇に関することなどが短く説明されています。

また神社とお寺の違いやお釈迦さまの教えなどの詳しい解説記事も用意されています。

本来ならばお寺参りや法事をする中で親から子へ伝わっていきそうなシンプルな内容なのですが、寺離れや地域間・家族間がバラバラになった現代では、知りえそうもないことばかりなのかもしれません。

子供向け学習漫画ではあるのですが、大人も流し読みでもいいので手に取り、仏教の全体像を把握したり、仏教精神を見直すきっかけが期待できる本という印象です。

なお、「冠婚葬祭儀式のひみつ(シリーズ102)」も続きの読み物として面白いかもしれません。大切な人との別れをテーマにお葬式・弔いを紹介しています。

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本の感想
真宗興正派 円龍寺