ジャムとコンポートは簡単につくれる.#237

第237回目のラジオ配信。「ジャムとコンポート」がテーマです。(BGM:音楽素材MusMus)

ラジオテーマ内容まとめ
  • 庭の果樹は鳥に狙われやすい
  • 鳥よけネットは鳥が引っかかって可哀そう
  • 色づいたら早め早めにとるようにした
  • 完熟していない果物をジャムやコンポートにする
  • ジャムやコンポートは簡単にできる
  • 生とはまた違った美味しさがある
  • 砂糖を控えめに作ると果実の風味がいきる
  • オリーブのコンポートを作る予定

かっけいの円龍寺ラジオ

これは香川県にいるお坊さん、私かっけいの音声配信です。

今回は、ブルーベリーのジャムとビワのコンポートを作ったよというお話です。仏教とは関係のない、お坊さんの私の日常の一コマのお話です。

お坊さんの私は香川大学の農学部出身です。そのおかげか、植物にも興味があって、庭や畑で野菜や果物をいろいろ作っています。

ちょうど梅雨の今は、ビワとブルーベリーが採れる時期です。

毎年鳥の被害に悩まされていて、去年は鳥よけネットを被せたんですが、ネットに引っかかる鳥がいて可哀そうだったので、今年は鳥よけネットを被せないことにしました。

そこで今年はちょっとでも果実に色がついたら、早め早めに収穫するという方法に変えました。

おかげで鳥の被害は少しは減った気がします。

一方で、完熟する前に収穫しているので、いつもの年よりかは甘みも風味もイマイチな気がします。

そこでどうしようかなあと考えて、じゃあジャムとコンポートを作ってみることにしました。

これはけっこうおすすめで、ぜひ皆さんも果物が余っていたり、どう食べたらいいか悩んだら、ジャムやコンポートにするのをおすすめします。

難しそうに思えますが、かなり簡単です。時間も30分もあればできます。

量が少なければ10分ほどでできます。

以前、私かっけいがやっている円龍寺ブログでは、デラウェアブドウのジャムの作り方を紹介しているので、そちらも参考にしていただけたらいいんですが、基本的にジャムやコンポートは果実の種類が変わっても作り方はほぼ一緒です。

果物を洗って、鍋に入れて、火をかけて、砂糖を入れて、トロトロになるまで煮込むだけです。最後に、レモン果汁や隠し味にワインを少量を入れても美味しいですね。

とっても簡単なので、果物を生以外の方法で消費したいときに、おすすめの食べ方です。

先週はそれでブルーベリーのジャムと、ビワのコンポートを作ってみました。

生で食べるのとは違った味や食感なので、飽きがきません。

ちなみに皆さんは、ジャムとコンポートの違いはご存知でしょうか?

私なりに簡潔に言い表すなら、水を入れるかどうかの違いです。

ジャムは水を一滴も加えずに、果物から出る水分だけで煮詰めて作ります。

一方でコンポートは砂糖を溶かした水で、果物を煮てつくります。

一般的にジャムは果物の形が崩れてドロドロとしたものになります。一方で、コンポートは果物の形を残して、保存する時も煮込んだときの砂糖水もいっしょに入れます。

食べ方としても、ジャムはパンやヨーグルトに合わせるといったトッピング的な食べ方で、コンポートは果実をフォークに挿して食べるといったデザート的な食べ方です。

そういったわけで、作り方としては水を入れるかどうかの違いだけで、私はビワのような大きい果物はコンポートに、ブルーベリーやブドウのような小さい果物はジャムにすることが多いです。

後これは私のこだわりですが、ジャムの作り方で、インターネットやレシピ本を見たら砂糖の量は果物の重さの50%以上とか、かなりの量の砂糖を使うように書いていますよね。すごいものだと、果物の重さと同じ重さの砂糖をいれるように紹介しているものもあります。

でも私の場合、いつも20%〜30%の割合で作っています。

理由は砂糖の量が少ない方が、果物の風味がしておいしいからです。

私が大学にいた時、教授がジャムづくりのコツを教えてくれました。その一つが砂糖の量を減らすことでした。

砂糖をたっぷり入れたものよりかは確かに甘みはないです。それに保存性も悪いです。

ですが、果物の風味を感じやすいので、私は教えてもらったように今もジャムを作るときは、砂糖を30%以下に抑えて作るように心がけています。

皆様も一度は試しに砂糖の量を減らして作ってみてはどうでしょうか?意外な美味しさを感じられると思いますよ。

ただし、保存はきかないので一週間以内に食べましょうね。

さてそんなわけで、私はこの前、ブルーベリーのジャムとビワのコンポートを作りました。

今年は鳥に食べられるより前に早め早めに収穫していこうと考えています。おかげで完熟してない状態で、例年よりもちょっと生の美味しさに欠けますが、おかげでいろんな食べ方ができてありがたいところです。

それと今後の挑戦で、AIアシスタントのCopilotにオリーブでもコンポートはできますか?と質問したら、オリーブのコンポートはおいしく楽しめますよと答えてくれたので、今年の秋はオリーブのコンポートを試してみたいなあと思います。

オリーブには油が含まれていたり、糖度はほぼないので、どんなコンポートができるのか想像できないので今から楽しみです。

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オリーブのコンポート

オリーブはどうやってコンポートにしたらいいだろうか?

かっけい
かっけい

オリーブのコンポートに関する情報がほとんどない

オリーブのジャムはYouTubeなどでほんの少しだけ情報がある

ジャムを参考にコンポートを作る必要がありそう

オリーブのコンポートを作るときの懸念
  1. オリーブの油分はコンポートに問題ないのだろうか?
  2. 糖度がほぼないから砂糖は多く足さないといけないのだろうか?
  3. 渋はどうする?渋抜きをするべきか?
  4. 緑の果実を使うか?完熟した黒っぽい果実を使うか?

「円龍寺かっけいラジオ」では、番組へのメッセージを募集しています。ご感想や取りあげてほしいテーマなどもお寄せ下さい。



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