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【雑記】昭和・平成と元号が変わっていくのはなぜか。

投稿日:2017年1月6日 更新日:

こんばんは。  かっけいです。

昨年では天皇陛下のご高齢による公務の軽減が話題となり、いよいよ生前退位について本格的な議論が行われるようになりました。

問題はいろいろとあるのですが、今回は元号がなぜ天皇陛下が退位するときに変えないといけないのか調べてみましか。


元号とはそもそも何か。

Wikipediaで元号について調べてみますと、以下の説明がありました。

『皇帝や王など君主の即位、また治世の途中にも随意に行われる変更(改元)によって再度元年から数え直され(リセット)、名称も改められるという』

つまり天皇陛下の退位ではなく、新たな天皇の即位時、もしくは天皇の在位中であっても年の数え方を変更するということです。

西暦とは違った年数の数え方とも言えます。

西暦とはキリスト教の救い主イエス・キリストが生まれたとされる翌年を元年にした年数の数え方ですね。

西暦はかなり便利で、イエス・キリストの生まれたとされる翌年を元年にして年数を数えているだけなので、その前後の年数を際限なく数え続けることができるんですね。例えば西暦2500年といった遠い先の年数を表すことができます。

日本の元号はかつては天皇が即位するとき以外も変えていた。

最初の日本の元号は645年の大化の改新より「大化(たいか)」が使われたとされています。この時の天皇は第36代天皇の孝徳(こうとく)天皇でした。しかし孝徳天皇在位中に「大化」から「白雉(はくち)」に元号が変更されています。

一番最初の元号でもわずか数年で新たな元号に変えられているんですね。

元号が使われるようになってから現在の今上天皇の「平成」まで、90代で247も元号が変更されてきています。

元号が天皇即位の時に改められるのはまだ新しいことなんですね。

一世一元の制は「明治」になってからのこと。

一世一元(いっせいいちげん)の制とは、天皇などの君主の在位中に元号を変えないことです。

日本では明治天皇の時に一世一元の詔が発布されたので、明治以降で天皇一代で一つの年号になったのですね。

理由は明らかではないのですが、一世一元の詔の中には「乃ち元を改めて、海内の億兆と与に、更始一新せむと欲す。」と一文が書かれており、元号を改めることで、国内すべての人々ともに、全てのことを新たに始めたいと願っているとしています。

明治の日本は天皇を現人神にし日本を神の国にしていますので、天皇が治めている日本にしたかったのではないでしょうか。

現在では元号法によって定められている。

現在では昭和五十四年の元号法により、元号がやはり天皇一代につき、元号が1つとさだめられています。

1  元号は、政令で定める。
2  元号は、皇位の継承があつた場合に限り改める。

                   昭和五十四年「元号法」より

日本の元号変更は元号法の法的根拠によって続いていることがわかりました。

 

さいごに、元号は今後どうなるのだろうか。

世の中では元号を嫌っている人がそれなりにいるそうです。

理由は推測できます。面倒でややこしいんですよね。表記も統一されていないのも困りものですね。

 

私も僧侶であるから現在の『平成二十九年』は、『昭和九十二年』、『大正百六年』、『明治百五十年』と覚えていることができています。

でも一度覚えてしまえば実は簡単で、年が1年たつたびに元号の年数を1増やしていけばいいだけですので、案外便利だったりします。明治生まれの人も後10年ないし20年でいなくなってしまうと思いますので、それ以降は覚えていなくていいと思います。

ですので昭和3年生まれだと聞けばすぐに89歳ぐらいなんだなとわかります。

個人的には一世一元の制の考えが続いているおかげで、実用的な範囲では不便に感じてはいないんですね。わたしはですよ。

未来を表現できないという人もいますが、できますよね。法事の案内でも7回忌を平成35年に、13回忌は平成41年にありますと表現しますよ。50回忌でしたら平成78年ですね。別にその元号の天皇が在位していなくても元号を数えられますよね。

 

現在ではグローバルな世の中になってきているので、日本だけで通用する元号を役所やビジネスで使い続けるのは合理的ではないかもしれません。

ですので個人的な解決方法としては、

公式文書は西暦に統一して、他は元号であれ西暦であれイスラム暦であれ仏滅紀元暦であれ、現状通り各々が好きな年の数え方をしたらよろしいのではないでしょうか。一世一元が続いてくれるのであれば、この和暦も不便に感じないので。わたしは。

元号の廃止は極端ではないですか。

 

 

 

 

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