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【花見】丸亀城の桜の標本木が大ピンチ。今年は無理なのか。

投稿日:2017年2月28日 更新日:

こんばんは。  かっけいです。

私が住んでいる丸亀市では丸亀城が桜の名所の一つとなっています。

実はこの丸亀城の亀山公園には、丸亀市の桜(ソメイヨシノ)の開花基準となる桜の木が植えられています。

しかしこの丸亀城にある開花基準木は、今非常に危険な状態になっています。

今回はその桜の木についての話です。

丸亀市の開花基準木


丸亀市の開花基準木とは何。

標本木とはどう違うのか。

簡単に標本木(ひょうほんぼく)を説明するなら、

気象庁がその季節(時期)がやってきたことを判断するために指定した木です。

ですのでこの桜が咲く3月~5月は桜の開花予想が発表されますが、それは桜の標本木での話です。

つまりそのほかの樹木でもあります。
例えば、梅が咲くのであれば梅の標本木、銀杏(いちょう)が発芽・紅葉・落葉するのであれば銀杏の標本木が存在しています。

もっと言えば樹木以外でも、鳥や虫でも決められています。
例えば、鶯(うぐいす)の鳴き声を始めた日を知るためにうぐいすが標本鳥として定められていますし、蛍(ほたる)を始めてみた日を知るために蛍が標本虫として定められています。

現在では桜(ソメイヨシノ)の標本木とは、気象台が桜の開花状況を観測するための指標として定めている桜の木を指しています。
2010年以降の現在では、気象庁は桜の開花予想を行っておらず、私たちが参考にしている開花予想とは民間が予想したソメイヨシノの開花予想です。気象庁は標本木の観察を続け、桜の花が5~6輪咲いた開花宣言は行なっています。
(余談ですが、開花宣言の桜はソメイヨシノとは限りませんが、大部分がそうなのでここではソメイヨシノと言っています。)

ちなみに桜の標本木は全国に96ヵ所が指定されています。
香川県では、高松市の栗林公園内にある桜の木(ソメイヨシノ)を高松気象台の職員が観察して開花状況を確認しています。

では丸亀城の桜の基準木って何。

標準木とは気象庁が定めた樹木です。

香川県の桜の標本木とは高松市の栗林公園にあるただ一本だけです。

すなわち丸亀市には桜(ソメイヨシノ)の標本木というのは存在していません。

そこで丸亀市は、平成10年の春より市が独自に「今春の一番咲き」を定めているのです。
そしてその桜の木が丸亀城内にあり、丸亀の桜開花の目安として機能しています。

つまり国が決めた標本木と区別するために、市が独自に決めた基準木が存在しているのです。

現在の丸亀市の桜基準木の状況

桜の基準木

丸亀城の桜の基準木は、お城の北東側、内堀の内側、かつて存在した動物園・遊園地跡地の北側にあります。

調子の悪い桜の枝

桜きのこ

 現在の桜の基準木の様子の写真です。

枝ぶりが悪く、写真ではわかりにくいですが、枝がしなびています。
また太い主幹にも茶色のキノコのようなものがびっしりと生えてきています。

いつ枯れてもおかしくないような状況に見えます。

丸亀市の説明によると、樹木の老齢によってこのような危険な状況になっているそうです。
丸亀市は後任の基準木を検討しているそうです。

さいごに

一般的に考えれば、国が定めた桜の標本木に頼っていれば、その地域の桜(ソメイヨシノ)の開花状況が分かると思います。また気象庁は開花日だけでなく、満開日も発表しています。市が独自に決めた基準木なんていらないと思えるかもしれません。

しかしやはり丸亀に住んでいる私は、自分の住んでいる桜の名所が、いつ桜が開花しているのかが分かるのかは有り難いですし、その基準木は丸亀城の桜の見どころの一つになっていると思います。

また狭い香川県ではあるのですが、国が標本木と定めている高松栗林公園の桜と、丸亀場内の桜は開花日が異なっています。

  高松市栗林公園
標本木
丸亀市丸亀城
基準木
平成28年 3月26日 3月29日
平成27年 3月24日 3月27日
平成26年 3月26日 3月26日
平成25年 3月22日 3月19日
平成24年 4月2日 3月30日
平成23年 3月31日 3月30日

このように気象台の発表と丸亀市の発表が一致することはなかなかありえません。

丸亀市に住んでいる人、丸亀の桜の花見が気になっている人のためには、市独自で決めた開花目安の桜というのは必要なのではないでしょうか。

 

【追記】丸亀城の桜基準木が変更されました。

丸亀城の後継桜基準木

やはり今までの桜基準木はかなり弱っていたのでしょう。

平成29年の春よりこちらの桜(ソメイヨシノ)が新たな丸亀城の基準木と指定されました。

このことは「広報丸亀NO.144 平成29年(2017)3月号」にも紹介されています。説明によると以前の基準木が老齢のため、今春から新基準木での開花観測を実施するそうです。

丸亀城新基準木の全景

丸亀城の新基準木株元

 今度の基準木を非常に大きく幹の太さも十分にあります。

また株元周辺には鹿沼土と堆肥を混ぜたような用土で土壌改良かマルチングをしている高待遇を受けています。枯らすわけにはいかないですからね。元気でいてほしいものです。

【丸亀城後継基準木のある場所】

丸亀城後継基準木

以前の位置よりはだいぶ西の方角に移動しました。

位置的には大手門や見返り坂に寄っており、丸亀場内観光案内所の東側・うるし林の通路を挟んで南側に位置しています。

今度の基準木は大きいですし、後継基準木の立て看板やロープで樹の周囲を囲われていますので、すぐに発見できると思います。

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