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お坊さんも仏教を英語で伝えようよ。まずはブログを書こうや。

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こんばんは。 真宗僧侶のかっけいです。

私がブログを初めてはや一年が経とうとしております。

自分の中で立てていた目標が達成できたのでブログを続けるかどうか悩んでいたのですが、自分の中で新たな目標ができたので、もう一年続けてみます。

新たな目標は「外国人に英語で伝える」ことです。

あれやこれやと考えていると、これからのお坊さんに必要なのは英語なのではないだろうか。(もちろん他にも大切なことはたくさんありますが)

これは私だけのことではありません。

これからのお坊さんは英語もできないといけないでしょう。

英語が話せなくて困ったこと。私の体験談。

日本に住んでいますとなかなか英語を使う機会があります。

正直田舎に住んでいますと、外国人に会うこともなければ英語を話す必要もありません。

しかし都会に行くと違いますね。

私は京都のご本山で1週間の合宿をしたことがあります。

たったの1週間でしたが外国人観光客が非常に多く感じました。

特に日本人の場合は有名な寺院にしか行きませんが、外国人の場合は寺院の大小にかかわらず興味を持ってお寺にやってきます。

私がその短い合宿期間の時に外国人に声をかけられました。

しかし私は英語がまともに話せないですし、何を聞かれているのかもわかりませんでした。

なんとか筆談と身振り手振りで伝えました。

はたして私に声をかけてくれたあの人は、満足したのだろうか、それともがっかりしたのだろうか。今でも気になります。

英語で仏教を伝えることの難しさ。

実際問題、英語で仏教を伝えるのは難しいことだと思います。

仏教はもともとインドの言葉でまとめられました。それが中国に渡り漢字に訳されました。

今の時代でもその時に訳された漢字のままで経典は読まれています。

仏教経典の言葉を現代の日本語に置き換えようとするのもなかなかに難しいのですが、それをさらに英語が苦手な日本人が英語に変換して伝えようとするのは難しいと思いませんか。

例えば「religion」を最初に「宗教」と訳した人はすごいなあと感じます。

今でこそ宗教を英単語に置き換えるとreligionと深く考えずに使いますが、最初に訳した人はすごいですね。

宗教とは単純に言えば「宗となる教え」です。私の柱となる支えとなる教えですね。

一方、religionの方は「神と人を再び結びつける」という意味合いがあるそうです。

なにか宗教とreligionの間には何とも言えない差があるような気もしますが、「宗教=religion」と当てられているのでこれをベースに考えなくてはいけません。

そんなことを考えますと仏教を英語で伝えようとすると、この英単語で相手にきちんと伝わるのかなあと不安になっていきます。

最近私が困ったことでいえば、六道の(天)天道を説明するときです。

天と言えば英語だと天国のイメージで「heaven」でしょうが、日本人の感覚ではヘブン(天国)は仏教で説く天とは違うだろうと感じるはずです。

ネット辞書だと天は「deva」と載っていますが、おいおいそんな言葉本当にあるの?と思ってしまいます。(ちなみに手持ちのジーニアス英和辞典にはなかったです。)

結局、うやむやな説明になってしまいました。

試しに英語でブログを書いてみた。

さて私は英語が苦手です。

高校時代も人並みの成績でしたし、リスニング能力は壊滅的に悪いです。

しかし日本人のお坊さんが日本語で日本人に向けた内容では、いつまでたっても英語で説明することができません。

英語で説明できないということは仏教をあまり知らない外国の人にむけてお話しすることができないということです。

英語で仏教の言葉を説明しようとすると、どうしても私の中でピタッと納得した英単語が存在せずに、自分なりの言葉に置き換えようとしなければならないところがでてきます。

それが正しい表現かどうかはわかりません。

しかし自分の言葉で英語に訳そうとすると、英語の単語の微妙なニュアンスの違いも自ずと知ってきますし、自分がどのように今考えていることを外国の人に伝えられるのかということを深く気付くことができました。

英語の練習はブログがいいのではないだろうか。

さて、でなぜ英語の練習はブログがいいのだろうか。

日本人に向けてブログ発信するときは、こんな日本語だけどきっと伝わるだろうとつい思ってしまいます。

しかし英語の場合は、情報発信している人自身が「えっ、この文章で私の言いたいことが伝わるかなあ」と不安になります。

もっとわかりやすい言葉で、もっと単純に伝えられないかなと色々思案することができます。

お坊さんは仏教のことを学んでいるので、日本語でブログを書こうと思えばすらすら書くことができます。

しかし英語で書こうとすると、自分の頭の中を整理しなければなりません。

ブログの良いところは、手軽に外国人に英語で情報発信ができること。そして反応をもらえるということです。

私もよくわかりませんが、インターネットで情報検索するときは検索機械が正しい言葉や分かりやすい文章で伝えられているブログを人目に付きやすくするようです。

外国の人が知りたい情報を発信することで、外国人の目線に立った内容・文章にすることができるでしょうし、メール連絡欄を設ければいろいろと指摘がもらえるかもしれません。

本を書くのはハードルが高いですが、ブログを書くのは非常に簡単に始められ、外国の人に手軽に英語で伝えることができます。

ただ注意点としては、インターネット上に発信するということは世界中の人に見られるので、書いた内容の責任をしっかりと持たないといけません。

さいごに。お坊さんも英語を使う時代に。

これからの時代はお坊さんも英語を使うべきでしょう。

いや、今までがあまりにも使われなさ過ぎたのではないだろうか。

仏教は世界宗教と呼ばれています。特定の地域、特定の民族、特定の人種など人を選ぶ宗教ではなく、あらゆる人に通じる法であり教えです。

しかし実際には日本を含めた東アジア・東南アジアが大多数を占めています。

正確な仏教信者の数はわかりませんが、世界全体では約5億人と言われています。世界総人口の約7%ですね。

アジア圏以外の仏教信者はたったの約700万人と言われています。

少ないですよね。これではたして世界宗教と呼べるのでしょうか。

日本のお坊さんは日本語で仏教の教えを伝えています。

しかしこれだけではもったいなく感じませんか。

もしもあなたが誰かに仏教を伝えたいと熱く思っているのでしたら、今まで十分に仏教を伝えられなかった人たちにあなたの言葉で挑戦してみてはどうだろうか。

現代はグローバルな時代になり、多くの人が手軽に世界中の情報を手に入れらるようになっています。

もしも仏教を知りたいと思っている英語圏の人が、英語で仏教の情報を知ることができなければ、それは私たちが怠ってきた責任ではないだろうか。


さいごに。仏教を英語で伝えようとしている人は世界中で見ても少ないように感じます。

私が見つけたグローバルなお坊さんを一人紹介します。

ブログ名『That's So Zen

名前は「GESSHIN」と名のる曹洞宗の尼僧のようです。

やや特殊な経験・考えを持っているように感じますが、仏教の教えや仏教的な考え方を自分なりに表現しようとしているので非常に参考になります。

2014年からブログをしているようで、今でも定期的に続けています。

7/1記事下profと案内,6月15日より



釋克啓プロフィール写真80px サイト運営者の釋克啓(かっけい)です。
香川生まれ,香川育ち,香川大学出身。
香川県にある円龍寺の若坊である28歳。
現丸亀市仏教会理事

法要/行事の案内

 ・8月1日2日 (水・木) 10時~ 郡家興正寺別院 夏法座
 ・8月15日 (水) 午後2時~ 自坊円龍寺 納骨者追悼法要

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