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【日記】祖母の実家に立ち寄ったら気になる本を見つけた。

投稿日:2017年5月4日 更新日:

こんばんは。 香川の真宗僧侶のかっけいです。

私の祖母は香川でも山側の人で仲南町というところの出身です。

今では人口も減っているようでどんどん廃れているような印象です。

私の祖母の母も亡くなって17年になり、祖母の実家はもう17年もの間、空き家状態となっています。

今回たまたま私は仲南町の近くに行く機会があったので、祖母の家の墓参りをしました。その帰りに人が住まなくなった実家にも立ち寄りました。

今回はそこで見つけた本の話です。

日記のような話ですのでかなりつまらないかも。急な立ち寄りだったので写真も無しです。

人の住まなくなった実家の様子。

私の祖母は亡くなるまで一人暮らしをしていました。

田舎の家なので割と広めな家なのですが一人でずっと守っていました。跡取り息子が先に死んでしまったので実家を継ぐ人がおらず、17年も空き家になっていました。

人の住まなくなった家というのはよく言われることなのですが、本当に痛むのが早いんですよね。

家の中に巨木が発生していたり、巨大なハチの巣があったり、床が抜けていたりと凄まじいです。

何よりも泥棒が侵入していた跡があって、家中のタンスや押し入れが無造作に開けられており、家紋の箱だけをその場に捨てて中身の金目のものばかりを盗んでいました。

自然だけでなく人間によっても相当に荒らされていました。せめて扉だけは閉めとって欲しかったなあ。

実家で見つけた本たち。

実家にあった真宗の本

泥棒も本はお金にならないのか。持って行っていませんでした。だいぶ散乱していましたが。

私の祖母の実家は真宗に篤かったそうで、特に祖母の祖父が私の祖母はお寺に嫁いだのをよろこんでいたそうです。

ですので祖母の実家には真宗や仏教に関する本がいくらか残っていました。

特に昭和初めの頃の真宗聖典や一昔前の真宗興正派の門徒教本は目を引きました。

昭和初めの頃の真宗聖典には明治天皇の「教育ニ関スル勅語」や「戊申詔書」、大正天皇の「国民精神作興ニ関スル詔書」、昭和天皇陛下の「御即位式勅語」が掲載されています。時代なのですかね。
文字も小さいですし、本の厚みが2cmしかないのにページ数が400ページもあるのはすごいなあと思いました。

念仏生活のしおりが面白い。

真宗興正派の50年前の教本

上の本は今回祖母の実家で発見した「真宗興正派の門徒教本 念仏生活のしおり」です。

昭和四十八年に発行した本ですからお持ちの方も多いでしょうが、私にとっては非常に興味深い本でした。

なぜなら私のイメージする門徒教本・念仏生活のしおりはこちらだからです。

平成23年発行の興正派門徒教本

こちらの門徒教本は平成二十三年に発行されています。

上の古い教本は宗祖親鸞聖人の誕生800年と立教開宗750年の慶事を記念し、下の最新の教本は宗祖親鸞聖人の750回大遠忌法要を記念して発刊されています。

わずか35年程度の間しか空いていない二冊の真宗興正派の門徒教本ですが、内容といいますか、構成がだいぶ変化しているのは興味深いです。

手短に紹介すると古い方は真宗だけでなくお釈迦様にもスポットを当てて説明をしており、結構難解な表現が多い印象です。逆に新しい方は読みやすいレイアウトになっており、文字も大きく図や写真もそれなりにあり、難しい表現をだいぶ減らし内容もだいぶ絞っています。

どちらが良いのかは判断が難しいですが、現代の宗教離れを意識してか、最新の門徒教本はかなり易しい内容にし、一般の人が疑問に感じやすい所を絞っている印象です。

ボリュームとしては古い教本の本がありますね。ですので私の好みは古い門徒教本の方です。読み応えがありますから。読みにくいですが。

さいごに。

真宗興正派の新旧門徒教本

今はインターネットの世の中ですから本を読む機会が減っているかもしれません。

しかし私はできるだけ本を頼る様にしています。

もちろんインターネットの方がキーワードを打ち込んで検索をすると、知りたいことにとりあえず答えてくれるサイトを表示してくれますが、どうも物足りないですし疑念が生じてしまいます。

それは私も含めてインターネット上に発信しているのは人であって、その発信した人の考えが大いに反映されているからだと感じます。

特に私はお坊さんなので仏教のことに関して調べると、どうも納得できないことだらけです。

お坊さん同士でもおかしいなあと感じているのに、そのサイトを見た一般の人が答えはこれだと思い込むのが怖いです。

本で読むからと言って正しい知識になるとは限りませんが、真宗教団連合や真宗興正派が出版している書物はとりあえずその宗旨・宗派の考えということが明らかであり、それを学ぶことで自分の中でより深く知識を身に付けることができると思います。

面倒ですし時間もかかりますが、新旧の同じ書物を読み比べてみるのも面白いですね。

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