シンプルなサイトのデザインを目指すには何を改善すればいいのだろうか
かっけいです。このウェブサイトはインターネットに詳しくないお坊さんが、ワードプレスを利用してなんとか自坊のお寺の公式ホームページを作りました。
サイトを開いてからそろそろ2年がたとうとしているのですが、ある程度続けていますと、徐々にサイトのデザインに気になるようになってきました。
- 自分のサイトって読みにくいのかな?
- 直帰率が高いけど分かりにくいのかな?
- アドセンスが鬱陶しくないかな?
なんてことを最近考えています。
できる限りサイトのデザインはシンプルな方が良いような気がします。
(というより最近よくあるサイト・ブログはきれいな見栄えの良い画像を使っているのですが、私にとってはごちゃごちゃしたように見えてあまり好印象ではないから)
なるべく飾りの気のないシンプルさが私自身は好きなので、それを目指したいのですが、実際にはどんなところ改善したらよいのだろうか。
シンプルなデザインとは簡単に表現できない言葉
私が目指す「シンプル」という言葉は「飾りっ気のない・素朴な感じ」のつもりなのですが、ホームページ作成の専門ウェブデザイナーからすれば「シンプル」という言葉は様々な解釈ができてしまいかなり高度なことらしいです。
参考として2つのサイトの言葉を引用します。
- シンプルな物とは、洗練された物の事
- 「ラクに作れて時間もかからないもの=シンプル」ではない
- ゴテゴテと情報を盛りに盛るよりも、削る方が難しい
- シンプルな物は構造が簡素ということはない
- シンプルな物はある種の美しさも兼ね備えています。同時に心地よさも感じさせてくれます
ホームページ制作のアテンド『シンプルなデザインについて思う事』より
- デザインにおけるシンプルとは、理解しやすいように簡単にすること
- デザインの主張を抑えていかにコンテンツを引き立たせるかというところにある
- 整頓された構造の美しさから、同時に心地よさも感じさせてくれる効果
- 一歩間違えると手抜きなデザインに見えてしまうこともあるシンプルなデザイン
GrowGroup株式会社『シンプルなデザインについて考えてみる』より

言語イメージスケール
日本カラーデザイン研究所が出している『言語イメージスケール』には「シンプル」という言葉は存在しないように、シンプルは簡素な・単純なといったイメージを表す言葉にならないようです。
上の図がその『言語イメージスケール』です。より詳しい情報はリンク先の日本カラーデザイン研究所のページ「イメージスケールの基本」を見てください。
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私が考えるシンプルなページの構造
ウェブデザインを専門的な扱っている人とは考えが異なるでしょうが、私が考えるシンプルとは目移りのしにくいサイトのことです。
画面の中央にある文章全体を読んで欲しいので、今では左や右にあるサイドバーを取っ払って、ワンカラムのデザインにしています。
また文章中にある顔写真やキャラクターイラストの吹き出しをしなかったり、追尾型のコンテンツもやめました。
文章中の色数が豊富な方が読みやすいかもしれませんが、文章を細かく色分けすると、逆に情報が飛んで目に入り言いたいことが伝わらないとも思い極力控えています。
そして最終的に私が考える理想のページはスクロールする回数が少ないサイトのことです。
できるだけ装飾を抑え、一画面に表示できる量を増やすことで、知りたい情報を求めてきた利用者がマウス操作少なく集中して読むことができるのではないだろうか。もちろん詰め込みすぎは読みにくくなるので、余白や文字の大きさを調整する予定です。今は文章の横幅を920pxと幅広くしています。
お坊さんの書く内容ってちょっと理解しにくいのか、じっくりと腰を据えて読まないと伝わりにくかったりすんですよね。説明上手な人ならば、分かりやすい図や写真を文章内に混ぜられるのでしょうが、なかなか私にはできていないので、どうしても蛇足にも思える文章になってしまいます。
シンプルなサイトとは美しさや心地よさを感じるサイトのようですが、それは最終的な理想のことなので、今は自分の文章力をあげるといったもっと説明上手になることが大切じゃないかなあ。現状けっこうページの構造はシンプルだと勝手に思っているので、改善しなければならないのは私自身かな。
いずれにせよ、お寺の公式ホームページと情報発信のブログをはじめてたった2年のことですので、急に変化していくのではなく少しずつ勉強しながら改善していきたい。ブログに貼る広告も極力減らしていくようにしたい。