上部リンクユニット

檀那寺で登壇。導師(上座一等)としてふさわしい服装の準備

投稿日:2017年1月29日 更新日:

こんばんは。  真宗僧侶のかっけいです。

明日は檀那寺で登壇の予定です。

檀那寺(だんなじ)とは御門徒の方が頼りにしているお寺をさすだけではなく、

お寺同士でも檀那寺関係があります。

以前にも紹介しましたが、お寺で法要するときは自坊の僧侶で導師を勤めることもあるのですが、

多くの場合は檀那寺の僧侶に導師(仏事の先導者)を勤めていただきます。

明日は檀那寺で報恩講法要があります。

そのために、導師として相応しい服装をしなければなりません。

今日はその準備日記のような話です


服装の用意。(上座1等)

お寺さんの服装って現代風の服装とは違いますよね。

そして法要によってお坊さんごとに着ている服装の柄が違いますよね。

あれは適当に着ているのではなくきちんとしたルールがあるのです。

そのルール(決まり)によって服装を揃えなくてはなりません。

衣体の用意

まずは自分の堂班(どうはん)を確認する。

堂班(どうはん)とは聞きなれない言葉ですね。

簡単に言うと、お寺のお堂の中での順番分けです。

真宗興正派では11種類に分けられています。

  • 上首(じょうしゅ)
  • 首座(しゅざ)一等・二等・三等
  • 上座(じょうざ)一等・二等・三等
  • 本座(ほんざ)一等・二等・三等
  • 列座(れつざ)

この順番によってお堂の中での座る位置が決まってきますし、服装も細か~く分けられています。

私は今、上座一等ですので、この服装をしなければなりません。

ちなみに本山興正寺で、登礼盤による登壇をする場合は上座三等以上でなければなりません。
意外に知られていないのは、列座では本堂の内陣には着座できないです。

上座一等のたとう紙

続けて上座一等の中から服装を決める。

決めると言っても決まっているのですが。

私は上座一等ですからこの中で服装を決めなくてはなりません。

パターンは三種類あります。

  • 礼装(れいそう)
  • 正装(せいそう)
  • 略装(りゃくそう)

明日は導師として登壇するので、略装は論外です。

この姿は日常的にお堂でお勤めするときや、御門徒さん宅でのお参りに行くときの服装ですので論外です。ちなみに略装もさらに3段階分かれています。

続けて正装を考えます。

実は興正派は正装は1種から9種までの9パターンあるのですが、今回私は切袴(きりばかま)と五条袈裟(ごじょうげさ)を着用したいので、これに合うパターンがないので、これも却下です。

最後に礼装です。

礼装も3パターンあります。

口頭で説明できるものではないので結論だけ言いますと、私は明日の登壇で礼装第二種の姿で登礼盤に登ります。

さて、後は相応しい服装を用意するだけです。

お寺さんの服装は正式には衣体(えたい)と言います。

衣体とは今回は切袴・色衣・(大五条)袈裟のからなります。

これらは先ほども言いましたように堂班によって細かく分けられています。

私が着る上座一等ならば、

  • 大五条:地色、紅梅色
        地合、堅地or紗地or絽地
        紋、白色縁金紋
  • 色衣:地色、鶴羽鼠色
       地合、染色紋緞子or紋羽二重or羽二重or染色紋紗or染色官紗
  • 切袴:地色、紫緯白
       地合、綾地or紗地
       紋、八藤大紋

と細かく分けられています。

他にも小五条、墨袈裟、略袈裟、黒衣、道服と細かく分けられています。

上座一等の色衣

写真は上座一等の色衣を畳んでいるところ

たとう紙

そして衣体はたとう紙に畳んで入れます。

最後は明日の経本と中啓、念珠を確認です。

中啓と念珠


Sponsored Links
 

さいごに

実は私、他のお寺で登壇するの初めてなんですね。

お勤めもきちんとできるのか不安ですから、本番で大失態をしたらどうしようかと心配です。

頭が真っ白になって音程がメチャクチャになったり、作法を間違えたらどうしようかと不安です。

だからこそ檀那寺が気を遣ってくれて私を導師に任命してくれたのでしょう。

こういう機会はなかなかないので、ぜひ成功させたいと思います。

 

8/11~SP用リンクと関連

11/15~PC下の広告,12/1~


-お坊さん・私の出来事 -, ,

Copyright© 真宗興正派 円龍寺 , 2018 AllRights Reserved Powered by micata2.