円龍寺の若坊の釋克啓(かっけい)です。
このウェブサイトは円龍寺公式サイトであり、克啓が「かっけいブログ」にて仏教情報などを発信しています。
ここでは、円龍寺がどんなお寺であるのか、簡潔に紹介します。
400年以上の歴史がある円龍寺
円龍寺は1575年に建てられたと伝わる。金倉顕久(けんきゅう)という人物が円龍寺を開いた。
戦国時代、金倉氏は那珂郡の奈良氏領の代官をつとめていた武将である。
金倉顕久の兄である金倉顕忠は、多度津を治めていた香川之景により、1575年の金倉合戦にて討ち死にする。
徳島にいた弟の顕久はただちに戻り、剃髪し仏道に入るために建てたのが円龍寺のはじまり。また兄を弔うために、円龍寺に隣接して西教寺を建立したと伝わる。
円龍寺に関する情報
円龍寺の正式名称
宗教法人である円龍寺は、所轄庁に「宗教法人円龍寺」と提出し認められている。
それとは別に円龍寺の正式名称には、寺号の他に、山号と院号を持つ。
歴代住職と坊守
1575年から続く円龍寺は釋顕久を初代とし、現住職で23代目です。直近7代の住職と坊守の法名を紹介します。
代 | 住職 | 坊守 |
---|---|---|
17世 | 慈顕院 釋諦觀 弘化3年 寂 | 灮顕院 釋真圓 明治3年 寂 |
18世 | 西化院 釋諦超 明治4年 寂 | 開化院 釋真入 明治21年 寂 |
19世 | 殊勝院 釋顕孝 明治38年 寂 | 清光院 釋慈照 大正15年 寂 |
20世 | 西徳院 釋超群 明治36年 寂 | 専心院 釋西念 明治25年 寂 |
21世 | 崇興院 釋一雄 昭和21年 寂 | 翠華院 釋貞信 昭和33年 寂 |
22世 | 清祥院 釋孝円 平成13年 寂 | 清心院 釋智恵 令和2年 寂 |
現住 23世 | 釋崇文 | 釋栄祥 |
円龍寺サイトを運営するのは24代目の後住、釋克啓(かっけい)。かっけいについては「プロフィール」にて自己紹介しています。
円龍寺の所在地
- 円龍寺住所:香川県丸亀市金倉町372-1
- 郵便番号:763-0053
- 固定電話:0877-22-5815
- 公式サイト:『円龍寺・かっけいブログ』
交通アクセスの詳しい情報は、「円龍寺へのアクセス・地図」のページをご覧ください。
真宗興正派の浄土真宗の寺
創建時は天台宗であったとされるが、後に蓮如上人に帰依し、浄土真宗にあらたまったと伝えられる。
円龍寺は浄土真宗を宗旨とする寺院である。宗派は真宗興正派である。
本山興正寺と真宗興正派については、上のブログ記事にて詳しく紹介しました。
親鸞聖人を宗祖とする浄土真宗の伝統的な一宗派であり、本山興正寺は京都の西本願寺に隣接しています。
円龍寺の本堂には、阿弥陀如来の立像がご本尊として安置される。
円龍寺の行事
浄土真宗寺院の円龍寺は、春秋の永代経法要と宗祖の報恩講法要を勤めています。
その他にも、納骨者追悼法要や灯籠流しなどの仏教行事もしています。詳しくは「円龍寺の法要・行事の案内」にて確認してください。
お寺での法事や葬儀や納骨ができる
さいごに、円龍寺ができることを紹介します。
円龍寺は仏教寺院であり、仏教儀式ができるお堂をそなえています。
また偲朋堂(しほうどう)と名付けられたお堂もあり、納骨供養も行っています。
「上げ法事。お寺での法事の様子」の記事では、円龍寺の本堂を使った法事について簡単に紹介しています。
円龍寺から300メートル離れた位置で、お手頃な値段で宿泊できる場所を手配できます。