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重誓偈の読経音声.番外3

円龍寺ラジオのエピソード番外3。浄土真宗は般若心経(262文字)を読みません。ご門信徒から「般若心経に代わる日常の短いおつとめを教えてほしい」とたずねられ、220文字の重誓偈(じゅうせいげ)を紹介しました。

かっけい
かっけい

重誓偈とお念仏と回向の読経音声を録音しました

  • 録音日:2020年2月9日
  • 読経者:釋克啓
  • 録音場所:円龍寺偲朋堂

偲朋堂での録音音声は残響音が目立ったので、改めて円龍寺本堂で録音しました

  • 録音日:2020年2月10日
  • 読経者:かっけい
  • 録音場所:円龍寺本堂
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重誓偈全文とふりがな

我建超世願 必至無上道
斯願不満足 誓不成正覚
我於無量劫 不為大施主
普済諸貧苦 誓不成正覚
我至成仏道 名声超十方
究竟靡所聞 誓不成正覚
離欲深正念 浄慧修梵行
志求無上道 為諸天人師
神力演大光 普照無際土
消除三垢冥 広済衆厄難
開彼智慧眼 滅此昏盲闇
閉塞諸悪道 通達善趣門
功祚成満足 威曜朗十方
日月戢重暉 天光隠不現
為衆開法蔵 広施功徳宝
常於大衆中 説法師子吼
供養一切仏 具足衆徳本
願慧悉成満 得為三界雄
如仏無碍智 通達靡不照
願我功慧力 等此最勝尊
斯願若剋果 大千応感動
虚空諸天人 当雨珍妙華

がごんちょうせがん ひっしむじょうどう
しがんふまんぞく せいふじょうしょうがく
がおむりょうこう ふいだいせしゅ
ふさいしょびんぐ せいふじょうしょうがく
がしじょうぶつどう みょうしょうちょうじっぽう
くきょうみしょもん せいふじょうしょうがく
りよくじんしょうねん じょうえしゅうぼんぎょう
しぐむじょうどう いしょてんにんし
じんりきえんだいこう ふしょうむさいど
しょうじょさんくみょう こうさいしゅやくなん
かいひちえげん めっしこんもうあん
へいそくしょあくどう つうだつぜんしゅもん
こうそじょうまんぞく いようろうじっぽう
にちがつしゅうじゅうき てんこうおんぷげん
いしゅかいほうぞう こうせくどくほう
じょうおだいしゅちゅう せっぽうししく
くよういっさいぶ ぐそくしゅとくほん
がんねしつじょうまん とくいさんがいお
にょぶつむげち つうだつみふしょう
がんがくえりき とうしさいしょうそん
しがんにゃくこっか だいせんおうかんどう
こくうしょてんにん とううちんみょうけ

重誓偈(三誓偈)とは

重誓偈は阿弥陀仏の誓い

重誓偈(じゅうせいげ)は『仏説無量寿経』の中にある法蔵菩薩の偈文。

阿弥陀仏は法蔵菩薩という名で修行され、あらゆる人びとを極楽浄土に救いとる48の願いをたてられました。

48の願いを師の世自在王仏に申し上げた後、その願いを重ねて3つの要点にまとめ誓われたことから、「重誓偈」といわれます。

三誓偈や四誓偈とも

重ねて誓われたことから重誓偈なのだが、浄土真宗では三誓偈(さんせいげ)、浄土宗では四誓偈(しせいげ)ともいわれる。

浄土真宗では冒頭から3度繰り返される「我建超世願~誓不成正覚」をもって、3つの誓いから三誓偈とし、浄土宗では冒頭の3つの誓いと最後の「斯願若剋果」をもって、4つの誓いから四誓偈とすることもある。

重誓偈の現代語訳

現代語に訳しました
  1. 私、法蔵菩薩は、世にすぐれた四十八の願いを建て、人びとはかならずこの上ないさとりをひらきます。もしこの願いが成就しないならば、誓って私は仏(阿弥陀仏)になりません。
  2. 私はこの先いつまででも大いに智慧・慈悲を施す主となって、苦しんでいるあらゆる人びとを救います。もし一人のこらず救えないならば、誓って私は仏になりません。
  3. 私が仏道を成就したならば、私の名前(南無阿弥陀仏)はあらゆる世界の隅々まで響きわたります。もしこのお念仏の声が人びとに届かないのであれば、誓って私は仏に成りません。

欲望を離れ、心静かに正しく真理を求め、浄らかな智慧や清浄な修行をつとめ、この上ない覚りを求めて、あらゆる天人の師となります。

はかり知れない力で大いなる知恵慈悲の光をおしひろめ、際限なくあらゆる世界を照らし、3つの垢(むさぼり・怒り・愚かさ)を取りのぞき、人びとの厄難を救います。

智慧のまなこを開き闇をなくし、多くの迷いの悪い道から、さとりの世界へと導きます。

あらゆる功徳を完全に満たし、そのすぐれた輝きをあらゆる世界にまでいきわたらせます。仏の光は優れ、太陽と月の輝きは見えなくなり、天界の光さえも隠れます。

あらゆる人びとのために仏の教え(仏法)を説き功徳の宝をひろく施し、いつも人びとの中にいて、獅子がほえるように法を説きます。

あらゆる仏さまを供養しさまざまな功徳をそなえ、願いと智慧をすべて満たし、人びとが苦しむ世界で最もすぐれた仏に成ります。

仏の何ものにも遮られることのない智慧の光がどこまでも照らしつくすように、私の功徳智慧もこのような最も優れた仏のようになることを願います。

もし私がたてたこの願いを成し遂げることができれば、あらゆる世界がそれにこたえて感動し、虚空世界のさまざまな天人は素晴らしい花を雨のように降らすだろう。

かっけい訳


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ラジオの補足

浄土真宗が般若心経を読経しない理由は、次の記事にて説明しました。

浄土真宗の日常勤行である正信偈の読経音声ものせます

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