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お寺がブログを始めると閲覧数はどう変化する

かっけい
かっけい

香川に住む浄土真宗お坊さんのかっけいです。

この「かっけいブログ」は、円龍寺ウェブサイトの中にあり、仏教に関することや真宗に関すること、お坊さんの私が感じたことを発信しています。

ウェブサイト(ホームページ)を作っているお寺はそれなりにあるのですが、ブログという形で情報発信をしているお寺・お坊さんは少ないように感じます。

ブログを始めない理由は色々あるでしょう。

ブログを始めない理由
  • 誰にも見られないかもしれない(読んでもらえないかもしれない)
  • 自分よりも詳しい人は多いから無駄かもしれない
  • 人から馬鹿にされるかもしれない
  • ブログを続けていけるか不安
  • 変な人に絡まれたり、自分の発言で炎上したらどうしよう

ブログの始め方がそもそも分からない人もいるでしょうが、ブログを始めるとどうなるのか分からないという人の方が圧倒的に多いでしょう。

このブログ記事では、「お坊さんの私かっけいが、実際にブログを続けたことでどれくらいの閲覧数があったのか(変化があったのか)」について紹介します。

ここではブログ記事を見に来た人のことを「閲覧数」としましたが、「アクセス数」や「PV数」とも表現されます。

最初に閲覧数がどう変化したのかを書いていきます。

閲覧数の変化のまとめ(2016~2019)
  • 最初の4か月間はほとんど読まれない
  • 記事数が増えると、読まれる記事がポツポツ出てくる
  • 継続して続けると閲覧数は増えていった
  • 仏教や宗教の記事には爆発的な閲覧数はない
  • 閲覧数が多いのは日常的な話・ハウツー内容だった
  • 長く続けると、ブログ記事が盗まれることが多くなる
  • 私のブログでは、月間最高閲覧数は7万弱だった
  • 閲覧数はやがて減少していく(だろう)

最後に大切なことを1つ

ブログ記事が多く読まれても、お寺にお参りに来る人はほぼ増えない。

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ブログ閲覧数と記事数の変化

2016~2019おおよそ閲覧数記事数
2ヶ月目13051
3ヶ月目32089
4ヶ月目1,200121
5ヶ月目3,000149
6ヶ月目12,300180
7ヶ月目9,500180
8ヶ月目6,500150
9ヶ月目8,800180
10ヶ月目10,400214
11ヶ月目15,800240
1年後(12ヶ月)23,200267
2年後(24ヶ月)約60,000約500
3年後(37ヶ月)約35,000552

25ヶ月目(2018年11月)に最大の閲覧数、約7万だった。浄土真宗の大切な法要「報恩講に関する記事」がよく読まれたからだ。

ブログ運営の変化

ブログ運営については「円龍寺サイト・かっけいブログの運営歴史」にて、詳しく書いています。基本情報のみ書きます。

サイト・ブログの基本情報
  • 2016年10月にkaxtukei.comの独自ドメインを取得
  • 格安レンタルサーバーのロリポップ!と契約
  • ブログソフトウェアとしてワードプレスを利用
  • 無料テーマの「micata2」を選択(micata2は現在配布されていない)
  • 2019年春にテーマを「cocoon」に変更
  • 高速サーバーのカラフルボックスに契約変更

ここでは各月の閲覧数や記事数の変化や、なぜこのような変化があったのかについて、私の経験談を紹介します。

ブログ初心者は書くことにまず慣れること

私もサイトやブログのやり方がわからなかった

  • 文字を入力すること
  • 表をいれること
  • 画像・写真をのせること
  • 文字に色をつけること

などなど、今では当たり前にできることでも、最初のころは全く分からなかった。だからまずは書くことに慣れることが大事だと思った。

文字数とか、文章の中身とか言葉遣いにこだわるのではなく、まずは書くことに慣れること。それができなければ、ブログを続けるのがしんどくなる。

ブログ初心者の内は、日常のちょっとしたことでもとにかく書いて公開していくことが大事だったと思う。

3ヶ月は閲覧数はほぼ増えない

ブログの更新が止まっているお寺サイトが多い

ブログは続けないと読まれない(可能性が高い)。

今となっては眉唾な情報ですが、ブログ初心者だった私は、「100記事書くことが大事。100記事書き続けると読まれる」という言葉をうのみにしていた。

ただし完全に間違った言葉ではありません。

ブログ閲覧の多くは、検索(ヤフーやグーグル)からです。

たくさん記事を書くことによって、それだけ検索される言葉にヒットしやすくなります。また、続けることによって 検索エンジンには評価され、ブログ記事が人目につきやすくなります。

始めたばかりのブログは検索エンジンからの評価がないので、まずは3ヶ月続けることが大事なのです。

ブログの更新をしないサイトは、なかなか人目につきにくいです。

4ヶ月すると徐々に増えていった

書いた記事数が100を超えると、1つくらいは読まれる記事も出てきました。

また最初は検索エンジンから評価されなかった記事でも、4ヶ月もすると検索結果1ページ目に入り、閲覧数がほんの少しずつ増えていった。

半年でブログ運営の見直しが始まった

閲覧が増えると心境に変化が出る

私の場合は半年で閲覧数1万を超えることができました。

喜ばしい一方で、読まれた記事を見ると、ほんとうに私が書きたいこと・伝えたいことだったのか疑問に思うようになりました。

浄土真宗のことやお飾り・作法などと、お坊さんが情報発信するべきことが2番手3番手になってしまい、趣味のことや日常のことばかりが読まれていました。(ハウツー系は特に人気だった)

お寺のブログという原点に立ち戻り、これからどんな内容を書いていくのか振り返るようになった。

1つの分岐点だと思います。

私はお寺ブログということで、お坊さんが発信する内容としてあまり相応しくないだろうなあと思う記事を消しました。

一方で、閲覧数はあるのだから、これまで通り書き続けるという方法もあったでしょう。

記事の取捨選択をした結果、閲覧数は減りました

1年続けると、求められるものがつかめる

今だから言えるけど、当初は1年で辞めるつもりだった

「円龍寺サイト」と「かっけいブログ」を始める前、参考にいろんな宗派のお寺ブログを見ました。

古臭いレイアウトや更新が止まったブログなど、とても読み手の興味をひくものではありませんでした。

ブログが1年続くのは10%!

9割がやめて放置する!

ブログは続けるのが難しいんだ、とインターネットで調べるとたくさん出てきます。

個人的に、こちらの『2万件のはてなブログで分析(PROCRASIST)』が面白かったです。2万件のはてなブログを「3ヶ月に一回は書く」という条件で継続率を調べています。 結果、1年で30%、2年で10%だったようです。

どれくらい続けることが難しいのだろうかという興味が湧き、まずは1年を目標に始めたのがこのブログです。

ブログが続かない原因の1つが、モチベーションの低下です。

  • 多くの人に読まれようと、漠然とした目標
  • 何十万の人に読んでもらうと、大きな目標

自分のブログがどんな人のために、どんな内容が読まれるのかもわからない初心者が、いきなり漠然とした目標や大きな目標をもつと、現実とのギャップでブログが続かなくなるでしょう。

「1年続けてみよう」の最終目標(小さな目標)を設定することによって、私の場合は、楽しく続けられました。

たまたまですが1年後には、閲覧数がおよそ2万でした。

1年だけのブログでしたが、読まれる・求められている内容がなんとなしにつかめました。

あともう1年だけ、続けてみようかなと思いました

ブログを続けて、そして読まれたことが、結果として私のモチベーションになったんですね。

2年たつと、お便り(メール)が増える

ブログを始めても最初はなかなかお便りがありません。(来るのは迷惑メールばかりでした)

しかし2年になると、読者からの信用が高まるのか、お便りをいただくことが増えるようになりました。また、「ちょっと近くに寄ったので」とふらっとお寺に参ってくれることもありました。

お参りに行くと「ブログを見ています」と声を掛けられることもあります。

閲覧者からのリアルの反応も徐々に感じられるようになる2年目でした。

外国からの熱心な質問もありました。(日本人よりも積極的です)

3年たつと、閲覧数が減少することを経験する

1年2年と書き続けると、閲覧者数は右肩上がりでした。

最初のころに書いた記事も検索エンジンからの評価があがったのか、人目につくことも多くなりました。仏教の話やお寺の話は調べる人が限られるのか、爆発的な増加はありませんが、大事な法要がある月は関係する記事が読まれます。

「続ければ続けるだけ閲覧者数が増加する」と私は思い違いをしていました。

閲覧者数は伸び悩み減少しました

閲覧数が減るのには2つ理由があります。

閲覧数が減った理由
  1. グーグルの検索エンジンが常に変化していること
  2. 大きな会社にブログ記事が盗まれること

ひとつ目の理由は、私も納得することです。グーグルでの検索は日本で7割ほどを占めます。

グーグルの検索エンジンの動向によって、検索からの流入が多いブログは閲覧数が簡単に変動します。「有益な情報を最適な形式で(Google検索の仕組み)」検索されることを目指しているグーグルは、常に検索をもっと改善しようと取り組んでおり、私のブログが閲覧者のためにならなかったのです。

閲覧者が減少したのは検索ユーザーの調べたいことに、私のブログが適していなかったのだと反省します。

腹立たしいのは、2つ目の理由です。

世の中には「注目を浴びたい」や「利益を得たい・儲けにしたい」という理由からか、他人のブログ記事を盗むことがあります。

人目につくことが多くなればなるほど、盗作は増えます。私はこれまでに何度も経験しました。

盗作するのは、大したことない会社・サイトだろう

そんな風に思う人もいるでしょうが、いえいえ、大きな会社も盗んでいきます。

全国展開する僧侶派遣サービスや葬儀社サイトでも盗みますよ

呆れたレベルの盗み(パクリ)だったので、上の記事で盗まれ具合を書きました。盗んだ相手は 「葬儀社・僧侶の紹介・手配・葬儀・仏事に関する相談」の事業をしている『株式会社よりそう(旧:株式会社みんれび)』のサイトです。

かっけいブログの元記事では、真宗興正派と本山興正寺について、興正派僧侶の私が詳しく紹介しています。

かっけいブログ

真宗興正派のお寺は香川県が最も多い

真宗興正派は現在500寺弱あります。約4割に当たる興正派寺院が香川県(讃岐)に集中しています。

丸亀市~観音寺市方面の西讃に71か寺、綾歌・坂出市~さぬき市方面の東讃に127か寺ほどあります。

香川県の仏教寺院は880ほどなので、2割ほどが真宗興正派ですし、浄土真宗寺院に絞れば、約半分が真宗興正派です。

興正派は全国7カ所(北海道・大和・阪神・東讃・西讃・鹿児島・特設中央)に教区が分けられています。

香川県に200か寺ほど、北海道・奈良・阪神にそれぞれ60か寺ほど、鹿児島に20か寺ほどあります。関東にはほとんど興正派寺院はなく、東北にいたってはゼロです。

よりそうのお葬式

真宗興正派のお寺は、香川県に最も多いと言われています。

真宗興正派のお寺は、現在500寺弱であると考えられていますが、その約4割が香川県(讃岐)に集まっています。

場所で見ていくと、丸亀市から観音寺方面の西讃に71、綾歌・坂出市から讃岐市方面には127か所もの真宗興正派のお寺があります。

香川県の仏教寺院の数が880ほどであると言われているので、約2割は真宗興正派の寺院であると言えます。

真宗興正派は、北海道・大和・阪神・東讃・西讃・鹿児島・特設中央の7か所に教区が分かれています。そのうち香川県には200ほど、北海道や、奈良、阪神にはそれぞれ60、鹿児島には20ほど寺があります。関東にはほとんど真宗興正派の寺はなく、東北に至ってはゼロであると言われています。

100%そのまんまパクっているよね

ちなみに相手からの反応が何もなかったので、現在ではあきらめて元記事の方を書き直しました。(盗んだ相手の文章はツッコミどころの多い内容)

どうして盗んだブログ記事の方が多く読まれるの?

そんな疑問もあるでしょう。

始めたばかり小さなウェブサイトから記事を盗まれても、盗まれた元記事のブログの検索順位が落ちることはありません。

しかし盗む相手が、(グーグルから権威性のあると思われている)大きな会社だと、話は別です。盗んだ記事でも検索上位に行きます。

私のように地方の一寺院がしているブログ記事が盗まれたら、盗まれた方が弱くなります。また相手はたくさんのサイトから文章をちょっとずつ盗みます。

「よりそう」がパクったブログ記事を公開したのは5月24日のこと。

同じ日に「時宗・法相宗・華厳宗・律宗・融通念仏宗・法華宗」について、よりそうは公開しています。

規模の小さな宗派を狙ったことから、きっと、私のように小さなサイトからパクったんでしょうね。

長くブログを続けて記事を増やすと閲覧者が増えると思いがちですが、実際にはそんなに順風ではありません。盗まれて泣き寝入りすることもあるでしょう。

お寺ブログを始める人へのアドバイス

4年目のブログになり、こうしとけば良かったと振り返ることがあります

お寺のブログを始める時に気をつけること
  • 自分の手で運営すること
  • ドメイン名は短く、分かりやすく
  • comよりもjpかor.jpドメイン
  • 伝えたいことを積極的に発信
  • 専門外のことは知ったかぶりで書かない
  • お便りがあった場合は親身に対応する
  • 読み手に分かりやすい文章を心がける
  • 読みやすいレイアウトを考える
  • サイトの速度を遅くしない
  • 無理をして続けない
  • 閲覧数の増減を意識しすぎない
  • 盗作にあっても怒らない

ブログ運営は人に任せない

寺院のホームページ(ウェブサイト・ブログ)を製作してくれる会社があります。

そういった会社に任せると、簡単にそれなりのデザインのホームページができます。

しかし私はおすすめしません

自分でブログ運営をしないとどうなる
  • 毎月、維持代・メンテナンス料金と費用が発生する
  • トップページと数記事の薄っぺらいウェブサイト
  • デザイン変更に料金がいる
  • ブログ記事の更新にも料金が必要
  • 機能を追加しようとしても柔軟に対応できない
  • トラブルがあった時に自前で素早く対応できない
  • ブログに愛着を持てなくなるから続けられない
  • サービスが停止するとブログが終わる可能性がある

ドメイン名は一度きりの大切な選択

ドメイン名は、とっても大事。私は失敗した

ドメインはウェブサイトの住所です。同じドメインは存在せず、あなたのウェブサイトを示す世界にたった一つの大事な名前。

  • 信頼性のあるドメインにする
  • ドメイン名は分かりやすく
  • ドメイン名は早い者勝ち

信頼性のあるドメイン

jpやor.jpは信頼がある

私は取得料金の安さから「.com」を選んでしまった。もちろんcomも悪くないが、長く続けるなら、将来性から「.jp」か「.or.jp」がベストだった。

  • comは国際ドメインで、世界中のどんな人でも取得できる
  • jpは日本に住所がないと取得できないドメイン。comよりも信用が高い
  • or.jpは日本に所在地がある企業以外の法人組織が1つだけ取得できる

ドメインは分かりやすく覚えやすく

私は僧侶名の「かっけい」から「kaxtukei.com」で登録した。

覚えにくいよね。なんでkaxtukeiにしたんだろう

ドメインは「短く・覚えやすく」。お寺の名前やお坊さんの名前から選ぶ。

例えば私の場合は、「katukei」にすれば「かつけい」と覚えやすかった。あるいは円龍寺の寺院名から「enryuji」や「enryu」が短く覚えやすかった。

お寺の名前やお坊さんの名前からドメインを作ると、ブログがお寺のブランドになるかも。

ドメインの取得は早い者勝ち

ドメイン名は世界にたった一つのブログの住所であり、長く続けるとブランドになります。ドメイン名から閲覧者の信頼を得るために、分かりやすく覚えやすいものにするべき。

今思えば「enryuji. or.jp」にしてただろうね

後からドメイン名の変更はできなくはないが、おすすめしない。

誰に何を伝えるのかを明確にする

かっけいブログは漠然とした内容から始まった。目標は1年間続けるということだけだった。

まとまりなくブログ記事を更新する雑記ブログだっただろう。

もしこれからお寺のブログを始める人は、雑記ブログはあまりおすすめしない。

伝える相手と伝える内容が具体的になればなるほど、ブログ記事が閲覧者のためになりやすい。

このブログ記事を読んでいるあなたは、お坊さんがお寺のブログをするとどれくらいの閲覧者があるのか興味があるだろう。私はその問いに答えるように、経験を伝えています。

  • 自分がなぜお寺ブログをしたいのか
  • 誰に読んでほしいのか
  • なぜ読んでほしいのか

閲覧者を増やすことよりも、伝えたいことを積極的に発信すること

自分のよく知らないことは、知ったかぶりをして書かないことも大事

自分の興味のあること・専門とすることを広く深く、そして継続して相手に伝える方がずっと読まれるようになります。

お問い合わせフォームは閲覧者のために必要

ブログを長く続けると、お寺への信用も高まる(かもしれない)。

このお坊さんに、質問してみたい

そんな人も増えていくのでしょう。

お問い合わせフォームを用意することで、閲覧者はサイト運営者への連絡がしやすくなります。

サイト運営者のお坊さんからすれば、見ず知らずの人に対して法務以外の応対をしなければならず手間がかかりますが、そもそも閲覧者のために始めたブログ。丁寧に親身になって対応しましょう。

電話番号やお寺へのアクセスも載せると親切だよ

ブログ記事ごとにコメント欄を設けるのは、迷惑コメントが増えるからおすすめしない。

読みやすいブログを心がける

シンプルな文章にする

ブログ初心者は、文章を冗舌に書きすぎ

シンプルに書くと読みやすくなる。

私も4年ほどたってようやくシンプルな文章を書けるようになってきた。あまり書きすぎると、どこを読んでいいのか分からなくなる。

読みやすいブログ記事を書くコツ
  • 見出しを使って、何を書かれているのか分かりやすくする
  • 一文が長すぎないようにする。
  • リスト(箇条書き)も使う。ただし装飾のしすぎは読みにくくなる
  • 難しい漢字や単語はなるべく使わない

読みやすいレイアウトを考える

ブログは記事内容が一番大事

勝手に流れる音楽をブログに載せたり、背景に大きな写真がスクロールするのはとにかく邪魔。

記事に集中できるように、余白・文字の大きさ・色使い・画像の量などを、常に閲覧者の立場で考えること。

私のブログも読みやすいとは言えないが、1カラムに変更したり、文字を大きくしたりと、ちょっとずつ変化している。

表示速度を遅くしない

読みやすいブログに関係することだが、閲覧者が気持ちよく読める環境も大事。

具体的には、ブログ記事が素早く読み込まれることが大事。

モバイルサイトを閲覧する際、最もイライラする要素を聞いた調査3では、46%もの人がページの表示が遅い点を挙げています

[ブログ記事] モバイルサイト表示速度の重要性と高速化の方法より引用

ブログの読み込みが遅くなる原因はたくさんあるが、手っ取り早い方法として、容量の大きい画像や動画をのせないことがある。

他にも高速通信のレンタルサーバーと契約したり、高速表示のワードプレステーマを採用することも大事

私が3年目にサーバーとテーマを変更したのも、高速表示が目的だった

無理せず気楽に続ける

どうしてもブログの閲覧数が気になってしまうことでしょう。

でもあんまり気にしないことをおすすめします。ブログの閲覧数が増えてもそんなにいいことないと思うよ。

書きたいこと・伝えたいことがあるときに、1人の閲覧者のために書いた方がずっといい文章が書けるはず。

私も今じゃ、月に1度の新記事になっちゃった

閲覧数の増減もモチベーションの維持に大切だと思う。でも数字にとらわれないブログ運営をすることがおすすめ。

閲覧者が増えたと思っても、グーグルの検索システムで簡単に減少する。大きな会社から簡単にブログ記事が盗用される。

ブログは気楽にしようよ

ブログは情報発信のひとつの手段

従来のお坊さんの情報発信は、お寺での法話や法事葬儀での法話ぐらいでした。でも今は個人が簡単に、インターネットで情報・意見を発信できるようになりました。

お寺ブログはその情報発信方法のひとつの手段にすぎません。

お坊さんによっては、twitterやfacebookを活用するでしょう。最近ではyoutubeで動画配信する人も増えているでしょう。

情報発信の方法は人それぞれ。

お寺ブログを始めてもあなたに特別な変化があるかはわかりません。私はしていませんが、twitterやfacebookとの組み合わせて手広くすることも選択肢としてあります。

お寺がブログを始め続けていくと、閲覧数は増えていき、また減っていくでしょう。そこからどう展開していくかはブログ運営者しだいだと思います。

盗まれたり閲覧数が減少してやめる人もいるかもしれません。でもそれも一つの選択です。

お寺のイベント案内・行事案内に活用してもいいでしょう。それも一つの選択。

私は音声コンテンツを始めました

ブログ記事が盗まれたり閲覧数が気にならなくなった私は、ポッドキャストで音声コンテンツを始めるようになりました。(音声なら盗まれないだろうから)

かっけいブログをやめたつもりはありませんが、今は毎週配信する音声コンテンツ「円龍寺ラジオ」が楽しいので、情報発信手段が音声に変化しました。

ブログを始めるのと一緒で、最初は不安に思うことも多かった。でも始めてみると意外とすんなり続けられるよ。

小さな目標を立ててやってみたらどうかな

続けていると、きっと見る人・聞く人が増えていくはず。


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いただいた質問への回答

co.jpとor.jpの違い

「.jp」か「.or.jp」がベスト、とあったが「co.jp」はどうなのか?

宗教法人のお寺は「or.jp」が相応しいが、「co.jp」もあるかもしれない

co.jpの「co」は「commercial(営利的な)」、or.jpの「or」は「organization(組織・団体)」を意味します。

  • co.jp:株式会社や有限会社など、企業の法人組織ドメイン
  • or.jp: 財団法人や宗教法人など、企業以外の法人組織ドメイン

これから判断すると、宗教法人のお寺は「or.jp」の方が相応しいように思える。実際、仏教宗派の本山の多くは「or.jp」のドメイン名である。(もしくは「jp」ドメイン)

私は「or.jp」の方を選ぶべきだと考えます。理由は「or.jp」が宗教法人のドメインだから。

しかし「co.jp」を選びたい人もいるでしょう。

  1. co.jpの方が広く使われていて、安心感がある
  2. or.jpは古い感じがして、新しいサイトには合わない気がする
参考サイト

「.co.jp」は日本企業の90%以上が取得しているとされます。『.jpと.comって何が違うの?(INFACT)』

一部上場企業の98%、二部上場企業の93%、ジャスダック上場企業の91%が「.co.jp」を利用しています。『会社ホームページのドメインは「.co.jp」で決まりの理由(起業ログ)』

『Japan Registry Services(JPRS)』が公開している情報『JPドメイン名の登録数』によると、co.jpの方がor.jpよりも11倍以上も多く使われていることが分かる。(2019年12月1日情報)

多く使われているドメインは、それだけ人目につくことが多いです。あまり見かけない「or.jp」は安心感を得られにくいため選択したくない。

一方で、宗教法人であるお寺は「or.jp」の方が信頼性は持たれやすいでしょう。

どのドメインを選ぶのかは、サイト運営者次第です。しかし「or.jp」の方がドメインの意味に則っているので「or.jp」をおすすめします。。悩んだら「jp」ドメインでもいいかもしれない。

そもそもお寺は「co.jp」を取得できるのか?

「com」よりも「or.jp」や「jp」を選ぶ理由は、閲覧者へウェブサイトへの信頼感を持ってもらうためや、グーグルなどの検索エンジンへの権威性を得るためだと私は考えています。

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