香川丸亀市金倉に住むかっけいです。
丸亀市中津町(下金倉)には中津万象園と呼ぶ見事な大名庭園があります。中津万象園には丸亀美術館や懐風亭もあります。
2017年4月にリニューアルオープンしたお食事処『懐風亭(かいふうてい)』は有名でしょうが、同年4月16日にオープンした『海望亭(かいぼうてい)』は地元でも知らない人が多いのではないでしょうか。
庭園を散策した時に寄ってきました。海望亭(うちわの里)がどのような建物だったのか紹介します。
海望亭は庭園内にある休憩所+丸亀うちわの展示場
海望亭は誰でも利用できる休憩ラウンジ、そして丸亀うちわの展示場でした。
海望亭は万象園内にあるので入園料が必要です。でも海望亭の建物は無料で入館できます。
海望亭の場所は庭園に入って道なりに進み、陶器館(常設・無料)の続きに位置しています。
建物入り口の右側には白鳥がデザインされた、非常に珍しい白鳥観音像(聖観音菩薩)が建てられています。
建物1階は『うちわの里』と名づけられており、丸亀市の特産である丸亀うちわの歴史や文化や作品を展示しています。
建物2階が休憩所『海望亭』です。中にはテーブルと椅子が設けられており、南北の風景が見られます。2階には無料のWi-Fiサービスと本棚と飲み物の自動販売機が設置されています。ただし飲食物の持ち込みは禁止されています。
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海望亭・うちわの里を利用した感想
中津万象園は一周およそ1㎞と散策しやすい庭園ですが、左回り右回り・各島回りと時間をかけてじっくりと楽しむことができます。
海望亭は庭園散策の休憩場所としてオープンしたが、歩き疲れた人やお年寄りとっては、2階に上るのはしんどいことだろう。
海望亭そのものは静かな空間であり、無料Wi-Fiも使えリラックスできる空間なのだが、2階に行くのが面倒と感じる人もいるような気がします。1階のうちわの展示は非常に見どころがあり、これ目当てに入っても良い。英語の説明はなかったと思うが、それでも万象園に来た外国人や県外の人は見る価値あるだろう。
率直な感想は「海望亭の建物自体はよかった(特に1階の丸亀うちわ展示)が、2階に上がるには階段しかないので、休憩目的で利用するお年寄りは少ないだろうなあ」といった印象です。
中津万象園の見どころを紹介した記事も書きました。よろしければ『中津万象園。栗林公園だけじゃない香川の観光地』もご覧ください。旧正月に万象園内の三社詣りをした記事も書きました。
公式ホームページはこちら『中津万象園・丸亀美術館』、庭園の料金やアクセス情報などが充実しています。