ほしい物リストより、お線香ありがとうございました

魅力的なお香が一杯の仏具店、岩佐佛喜堂に行ってきた

こんばんは。 香川県丸亀市円龍寺の若坊かっけいです。

先日、高松市中心部の商店街丸亀町(まるがめまち)にある仏具店、「岩佐佛喜堂(いわさぶっきどう)」に行ってきました。

香川県高松市にある岩佐仏喜堂(ぶっきどう)の建物

この岩佐佛喜堂という仏具店は高松市にしかなく、丸亀市に住んでいる私にとっては手軽に行けないのですが、たまたま近くまで来たので寄ってみました。

このお店はオリジナルの魅力的なお香がたくさん売られているので、一度は行ってみたい所でした。

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岩佐佛喜堂はどんなお店なのか。

岩佐佛喜堂は『お仏壇・仏具・各宗派寺院仏具・お香の専門店』だそうです。

私が言っているんじゃないですよ。岩佐佛喜堂公式サイトの店舗案内にそのように紹介しているんだから。

仏具店、岩佐佛喜堂の中はどんな感じだったのか。私の感想。

従業員の対応は非常に良かったです。

それは私がお坊さんでありお坊さんの姿をしていたからではなく、私が2時間程度お店にいた間に来店した一般のお客にも丁寧に対応されていました。

お香の専門店と自負しており、入店してすぐ左手側にお香のコーナーが設けられていました。

一般のお客にも従業員が付き添って説明をされていました。

お香に関しては「流川香(りゅうせんこう)」や「車香(しゃこう)」、「和の香(灰の落ちない線香」といったオリジナルお香が売られており、非常に充実していました。

一方で、仏壇や仏具に関しては他の仏壇仏具店と比べて、品揃え・価格の面でそう大差があるようには感じられませんでした。

ちょっと気になったのが、最近ちょくちょく見るようになった小型サイズの仏壇がやや高価だったなあという点です。

丸亀市周辺にある仏壇店なら同サイズでももう少し安いのですが、岩佐佛喜堂では最低でも6万円程度していました。もちろん安い高いから良い悪いのではなく、素材や作りによっても値段は大きく変わってくるでしょう。(また私は2回に上がっていないので、まだまだ多様な仏壇があったのかもしれません)

高松市に2店舗ある。商店街丸亀町本店と勅使店。

私は今回高松市中心部にある商店街のお店、丸亀町本店に行きました。

商店街は一方通行の道路が多いため、なかなかお店に着きませんでした。車でスムーズに行くためには予め道路道順を確認しておくべきでしょう。また駐車場は縦列駐車で6台分しかないので、事前に駐車スペースが空いているか電話確認したほうがいいでしょう。

近くのJRサンポート高松駅や琴電片原町駅・瓦町駅から商店街の中を通り徒歩で訪れた方がいいかもしれません。

本店住所 高松市丸亀町10-3
電話 087-851-1033
営業時間 月曜日 9時15分~18時
火曜日~日曜日 9時15分~19時

片原町駅・瓦町駅からは1㎞も距離がないので、徒歩でも10分程度で着くでしょう。


勅使店住所 高松市勅使町190-1
電話 087-866-1033
営業時間 月曜日 9時15分~18時
火曜日~日曜日 9時15分~19時

勅使店は今回行っていませんが、高速道路高松自動車道を通りますと南側に大きな観音像が見える建物です。

駐車場は20台分あるようなので、車で行く場合はこちらの方が行きよいかもしれません。

私が岩佐佛喜堂を注目した理由。

岩佐佛喜堂、「香」の暖簾

さて私は今回たまたま岩佐佛喜堂に立ち寄ったのですが、もちろん目当ての商品があったからです。

私が岩佐佛喜堂に訪れたのは今回が初めてでした。

もちろん以前からも岩佐という仏具店の存在は知っていたのですが、高松市にしか店舗がないためそんなに付き合いがあるわけではありませんでした。

私が岩佐さんを注目し始めたのは、平成29年1月20日の朝日新聞香川の欄を見てからです。

この新聞記事には、岩佐佛喜堂が香川大学と共同研究をして自社オリジナル調香の塗香が、安静時の心身リラックス効果を促進し、作業時の作業効率をアップさせることを科学的に証明したことが報じられていました。

そのお香が『香粉KOKO』 でした。

そんなことを私のブログ記事に書きましたら、ブログを見てくださった岩佐佛喜堂5代目(予定)の岩佐一史さんがお寺に来て下さったので、科学的効果が実証された『香粉KOKO 012』を購入させたいただいたんですね。
そのお香の感想はこちらです。「科学的効果が実証された塗香【香粉(KOKO)012】 を使った感想

普通の塗香よりも高価なのですが、香りもよく非常に満足できるお香だったので、また買いたいなあと思って今回お店に行ったんですね。

岩佐佛喜堂で購入した塗香『香粉KOKO』。

5月・6月頃にヤフーニュースか何かで『香粉KOKO』 が紹介されていて、5代目が来られた時には4種類(KOKO01・012・170・176)を勧められたのですが、さらに2種類(KOKO891・KOKO892)が追加されていました。

で私のお目当てはKOKO892でした。なぜなら商品説明に次のように書かれていたからです。

楊貴妃が愛した体身香をベースにライチの香りをブレンド

沈香と麝香の融合で心地よい安らぎを感じる香りに仕上げました。

私は香川大学の農学部でライチの調査もしていたので、生のライチの美味しさや花の香りが非常に素晴らしいことを知っていました。

だからライチの香りがするKOKO892を買いたいなあと思っていたんですね。

でも購入したのは『KOKO176』にしました。

理由はKOKO892が5グラムで税込み1万6200円と非常に非常に効果であり、KOKO01・012・170・176と比べて3倍の値段でした。

ちょっと予想よりも高価すぎて度肝を抜かれたので、予定変更して176を購入しました。

オリジナル塗香KOKO176

また感想についてはしばらく使ってから書きます。ちなみに柘榴の実の香りに似ているそうです。


【ちょこっと余談】

岩佐佛喜堂はオンラインショップ「流川香」をしています。

そこでは『香粉KOKO』 をはじめてとして多くのお香・仏具が売られています。

店頭ではKOKO891・892が1万6200円と高価だったのですが、オンラインショップでは発売記念特価期間限定の今だけ価格で税込み1万800円となっています。

いつまでこの価格なのかは不明ですが、ネットで購入することに抵抗のない人はこちらで買うと非常にお買い得ですね。(私もこの価格なら買っていたかも)


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さいごに。5代目の名前が一史さんから喜雲に変わってた。

岩佐一史さん喜雲に名前変更

今回本店に行きますと、4代目の岩佐武彦さんと5代目予定の岩佐一史さんから名刺をいただきました。

一史さんの名刺は以前受け取っていたのですが、徳川家直径19代目の徳川家広さんから「喜雲(きうん)」の号を頂いたそうです。それに合わせて創香師として活動するようです。と、岩佐佛喜堂Facebook11月10日に紹介されていました。

調香師という言葉は聞いたことはあるのですが、創香師は初耳です。

聞きなじみのない言葉または造語というのは、耳に残りやすい一方で人によっては拒否感を示すこともあるでしょう。

この名称変更が好転するのか否かは、その後の活動にもよるんでしょうね。

私は岩佐佛喜堂はお香に関することで魅力的に感じているので頑張ってほしいところです。

ちなみに今私が注目してるのは塗香『香粉KOKO』で高価なお香ですが、お手軽なお香も多数そろえているので立ち寄ってみてはどうでしょうか。もちろん仏壇・仏具も購入できます。


ちなみに岩佐佛喜堂は春4月8日にお釈迦さま誕生祝い、花まつりの仏教イベントをしていますので、地域活性も取り組んでいます。

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