蚊取り線香の匂いが私は好きなんだけど、電気タイプが多くなってる印象

僧侶のかっけいです。

10月も半ばをになり日が暮れるのも早くなるのと同時に、夜中もだいぶ涼しくなってきましたね。

8月の35度を超える猛暑だったころはまったく蚊がきにならなかったのですが、今では秋になると部屋に蚊取り線香をつけないと、蚊に刺されてさされて痒くてかゆくて仕方ありません。

私は蚊に血を吸われやすいので、日中でも屋外で作業をする時には蚊取り線香をつけるのですが、どうにもお参りに行きますと蚊取り線香を付ける家が少なく感じます。

もしつけていても、液体タイプというのでしょうか、加熱式の電気蚊取りを見ることがほとんどです。

皆さんは蚊除けの対策をどうしてます。

私は断然、あの渦巻き状の蚊取り線香派です。

線香タイプの蚊取道具

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蚊取り線香の好きなところ・魅力

  • 煙が出ているので効果があるように感じる
  • 蚊取り線香の匂いが好き
  • 電気を必要しないから外でも使える

蚊取り道具って不思議で、渦巻き状の線香タイプを使っている人は線香の香りがお気に入りになっていて、コンセント使用の電気タイプの人は線香タイプは絶対に嫌って感じるでしょう。

蚊取り線香って煙も匂いもしますよね。

私はこの煙と匂いがけっこう好きなんですよね。何んというか落ちつく感じかな。

匂い(香り)の好き嫌いっていうのは慣れというのが結構大きくて、例えばお仏壇で仏様参りする時にお香を焚きますね。きちんと子供のころからお香に触れ合っていたら大人になっても仏前のお香のにおいが嫌にならず、むしろ心地よい香りになりますよね。

蚊取り線香も同じで、仏具のお香とは成分が全く違いますが、やはり子供のころから蚊取り線香に慣れ親しんでいると蚊取り線香の匂いもどこか懐かしく感じられるんですよね。

ちなみに蚊取り線香で有名なアースの渦巻きには、仏壇のお香にも含まれる白檀が配合されています。(お坊さんは蚊取り線香の匂いが好きなのかもね)

煙もおんなじ理由です。

蚊取り線香は煙ではなく、線香を高温に熱するときに発生する化学物質に蚊を駆除する機能がありますので、実は煙は不要なんですよね。

でもやっぱり煙が見えるタイプは安心するよね。

最近の電気タイプでは煙も香りもしませんが、香りがあって煙が見えると「ああ効いているなあ」と感じますね。実際に結構蚊が落ちてますからね。

あと何と言っても便利なのが外でも使えること

「屋外で蚊取り線香を使っても効果ないでしょ」と思われるかもしれないですが、屋外犬用に犬用の蚊取り線香が売られていますよね。

それに昔の人の中には腰から蚊取り線香を専用の容器に入れて外で作業をしてましたからね。今も私は使っています。

外で蚊取り線香を使って蚊が死ぬのかは分かりませんが、蚊が寄ってこないのは確かです。耳元でプ~ンと羽音がしないので作業がしやすいです。

蚊取り線香が嫌われる理由

  • 煙と臭いが嫌い。服や部屋に臭いが残る
  • 息苦しくなる
  • 火を使い長時間熱をもつので、火事が心配

私は蚊取り線香が好きなんだけども、リキッド状の電気タイプも人気ですよね。

昔からある渦巻き状の蚊取り線香のメリットは、嫌いな人からするとそのままデメリットになるからね。

私が好きな理由の煙や香りも、真逆の意見でこれがあるから使いたくないと感じるそうです。人によっては蚊取り線香にはヤニがあるから服や部屋に嫌な臭いがつくそうです。中にはこの煙を吸うと喉が痛くなるそうです。

喉が痛くなる人は体質的に合っていないので、それは嫌いになっても仕方ないところです。

電気タイプは煙も香りも全くないのがあるので、そういう人にはありがたいですね。

また何と言っても火を使わない安心感ですよね。

昔の火事になりやすい場所は火を扱う台所やお風呂場の焚口だったのですが、さらにお香や蝋燭を使う仏壇もそれなりに火事の発生しやすい場所でした。

最近では蝋燭や線香からの火事は、火事全体の原因の3%程度なので電気機器による火災割合と大差ないのですが、やはり蚊取り線香は長時間にわたって熱を保っているので、火事になるかもと怖く感じている人には使いにくいですよね。(私の祖母も蚊取り線香で畳を少しだけ焦がしたことがあります。きちんと灰が受け皿に落ちていなかったからです)

私は蚊取り線香の周りには物を置かないようにしていますし、折って一時間程度の短い時間使用するようにしています。


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さいごに。線香と電気タイプの好みの違いは家の造りが原因かな

私は正直、渦巻き状の蚊取り線香道具が好きなのですが、煙が部屋に充満して息苦しくなったように感じたことはありません。

ひょっとすると私の家が古めの日本家屋であるからかもしれません。

私の家は洋風ではなく和風の家なので廊下が非常に少ないです。また部屋もつながっており、3部屋とふすまで行き来できます。建物も歪んでいるので隙間もありますので、風通しはいいですね。

最近の家は部屋が廊下によって区切られていて壁に囲われており、密閉率が高い部屋になっているでしょう。

6畳程度の気密性の良い部屋で蚊取り線香を使うとすぐに煙が充満してしまうのかもしれませんね。

想像ですが蚊取り線香とは屋外や隙間のある日本家屋で使用するのに適しており、煙や匂いが部屋にこもらない場所で使用するものではないでしょうか。

私は夜に寝る時も窓を開けて風通しよくしているので、蚊取り線香の煙や香りが苦になったことはないですね。

家の造りの違いによって電気タイプか線香タイプのどちらを使うのかが分かれるのかもしれませんね。

最近では蚊取り線香が嫌いな人でも、虫除けスプレーやマット式粘着蚊取り、入り口に吊り下げるタイプなど色んな蚊を除ける商品があっていいですね。

また私はまだ試していませんが、お香タイプの蚊取り線香も売られているそうです。

蚊取り線香大手のアース製薬は『蚊とりお香 森露の香り・花露の香り』の2種類を発売しました。従来の蚊取り線香よりも高価ですが「燃焼時間15分と短いのに、香りと防虫の効果は12時間持続」、「香りがすごくいい」らしいです。

電気タイプの蚊取り線香をはじめとして虫除けの種類はたくさんありますが、それでもやっぱり私は昔ながらの蚊取り線香が好きです。いずれお香タイプは試してみたいですが。

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