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偲朋堂(納骨堂)のお飾りに常花が増えました

かっけい
かっけい

浄土真宗円龍寺僧侶のかっけいです

7月も中旬が過ぎ、蒸し暑い毎日が続きますね。ここ数年は最高気温が35度をこえ、仏さまにお供えする花もすぐに萎れてしまいます。

3か月前に、円龍寺の納骨堂「名称:偲朋堂(しほうどう)」2階のご本尊に常花をお飾りすることをお知らせしました。

この時は3月のお彼岸ごろにお寺の納骨堂にお参りに来られた方が、枯れかけている花を見て造花にしたらどうかというアドバイスをしたのを機として、2階の仏花を常花にしてみたのです。

今回はさらに一階のご本尊も、常花のお飾りを用意したことをお知らせします。

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常花(じょうか)とは何か

常花(じょうか)とは造花(ぞうか)の一種です。

造花は本物の花に似せた花のことで、例えば菊やカーネーションなどを見た目の色合いそのままに再現しているのに対し、常花は蓮(ハス)のみをかたどった造花になります。

常花は多くの場合、黄金色に仕立てます。また花だけでなく、蕾や葉やの花托も表現しています。

常花は花・蕾・葉・花托の数が必ず奇数になるようにデザインされています。理由はわかりませんが、仏壇屋に聞くと茎の数が奇数にするとのことです。

仏さまにお飾りする常花の様子

納骨堂(偲朋堂)1階の常花
納骨堂の常花

写真で伝わるでしょうか。巨大な常花です。

仏さまを安置する須弥壇に合うように、13本仕立てとし、高さも1mほどあります。

一般家庭のお仏壇にお飾りすることもある常花は3本仕立てや5本仕立てで、高さが15cmと比べればかなり大きいです。

材質は木製で金箔を押し当てています。アルミ製での色付け方法などもあるのですが、木製のほうが錆もなく丈夫ですし、色合いの仕上げが美しいです。

常花は常にはお飾りしない。常には生花

納骨堂のご本尊にお飾りする花は、常には常花にしません。

仏花は生花が基本であり、ふさわしいのです。

生花とは生きた花。枯れていく花のこと。

いつまでも枯れずにきれいな状態のままである花では、仏法は伝わりにくいのです。

どんなに綺麗で誇っているものでもやがては色あせ枯れていくところに人生をなぞらえ、また生きた花をご仏前にお飾りすることで、自然と枯れていくとまた新しく生花をお飾りする習慣となり、仏様にお参りするご縁ができるのです。

例えば、いつまでも枯れない造花をお墓やお仏壇にお飾りしていたらお参りしようとしますか。

お墓や仏壇のお花が枯れてきたら、また新しくお花を入れ替えようとしますよね。それが大切なのです。

円龍寺の納骨堂では常には枯れる生花をお供えします。

生花を活け替える時に、一時的に仏様に常花をお飾りしていきます。


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仏様参りが粗雑にならないように

夏の暑い時期は、生花をお飾りしていくのは大変ですね。

特にお墓の場合だとすぐに水が熱くなり、一日でお花が萎れ枯れますね。結果、枯れた状態が当たり前になり、毎日生花を活けようとすればお金がかかってしまいます。

お寺でも生花を活けるのに一万円では足りません。

ご家庭でも常花にすると、仏壇やお墓の花の管理が楽になるのですが、そのことで仏様参りが疎かになっては本末転倒です。

皆さんも常花にしたとしても、仏様参りを忘れないように気を付けてくださいませ。

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