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偲朋堂(納骨堂)の須弥壇お飾りは常には常花にします。

投稿日:2017年7月18日 更新日:

こんばんは。 かっけいです。

7月も中旬が過ぎ、蒸し暑い毎日が続きますね。


私は熱さにやられ、ここ数日、目や頭や首に痛みを感じています。眠られない日も続くのでひんやりとするミニ抱き枕を購入しました。

右の写真のペンギンの青色の生地が冷感素材なので気持ちがいいです。

ひんやり抱き枕


 

さて、3か月ほど前に円龍寺の納骨堂〈名称:偲朋堂(しほうどう)〉二階のご本尊には常花をお飾りすることを案内しました。

この時は三月のお彼岸ごろにお寺の納骨堂にお参りに来られた方が、枯れかけている花を見て造花にしたらどうかという匿名のアドバイスをしたのを機として、二階のみを常花にしてみたのです。

今回はさらに一階のご本尊も常には常花のお荘厳にすることをお知らせします。


常花(じょうか)とは何か。

常花(じょうか)とは造花(ぞうか)の一種です。

ただ造花は本物の花に似せた花の集合体で、例えば菊やカーネーションやカラーなどを見た目の色合いそのままに再現しているのに対し、常花は蓮(ハス)のみをかたどった造花になります。

さらには蓮本来の色合いをまねているのではなく、多くの場合は黄金色に仕立てます。金蓮華と呼ぶ人もいますね。

また花だけでなく、蕾や葉や花弁が散った後の花托も表現しています

じつはこれらの花・蕾・葉・花托の数が必ず奇数になるようにデザインされています。(3つ・5つ・7つ……などと)。理由はわかりませんが、仏壇屋に聞くところによると茎の数が奇数になるようにするんですって。
(私の想像では、真ん中に蓮の花をかたどり残りを左右に配置するほうがバランスが良いので、自ずと奇数になったのではないのかと思います。)

偲朋堂の常花の様子。

偲朋堂1階の常花

写真で見ても伝わりますように、結構巨大な常花です。

お寺ご本尊をお飾りしている須弥壇に合うように、13本仕立てとし、高さもおよそ1メートルほどあります。

一般家庭のお仏壇にお飾りすることもある常花は3本仕立てや5本仕立てで、高さが10~15センチメートルと比べればいかに大きいかがわかるでしょう。

ちなみに材質は木製で金箔を押し当てています。アルミ製での色付け方法などもあるのですが、やはり木製のほうが錆もなく丈夫ですし、色合いの仕上げが美しいのです。

常花は日常の花。法要時は生花。

さてこれからは本意ではないのですが、納骨堂のご本尊にお飾りする花は常には常花にすることにします。

ただやはり仏花というのは生花が基本であり、ふさわしいのです。
(生花とは生きた花。すなわち枯れていく花のことです。)

いつまでも枯れずにきれいな状態のままである花では仏法は伝わりにくいのです。

どんなに綺麗で誇っているものでもやがては色あせ枯れていくところに人生をなぞらえ、また生きた花をご仏前にお飾りすることで、自然と枯れていくとまた新しく生花をお飾りする習慣となり、仏様のお給仕・お世話をさしていただき、仏様にお参りすることができるのです。

例えばですが、いつまでも枯れない造花をお墓やお仏壇にお飾りしていたらお参りしようとしますか。

お墓やお仏壇のお花が枯れてきたら、また新しくお花を入れ替えようとしますよね。それが大切なのです。


ただ、お寺の納骨堂とは納骨者がいつでもお参りできる場所です。

ですのでお参りの人が枯れかけているお花をみたら、中には気分を害する人もでてくるんでしょう。

そのため今後は常にはきれいな見た目を維持する常花をお飾りしますが、法要時には生花のお荘厳をいたします。

偲朋堂2階の常花

二階の常花

真宗の仏様のお飾り。灯り

二階の生花の一例

偲朋堂1階の常花

一階の常花

偲朋堂1階の法要時の仏花

一階の生花の一例

 

 さいごに。仏様参りが疎かにならないように。

これから夏本番になりますので生花をお飾りしていくのは大変ですね。

特にお墓の場合だと、すぐに水が温もり一日でお花が萎れ枯れますね。結果、茶色く枯れた状態が当たり前になり、毎日生花を活けようとすればお金がかかって維持できません。

お寺でも生花を活けるのに一万円では足りません。その点では常花にしたことはお花の管理が楽になるのですが、そのことで仏様参りが疎かになっては本末転倒です。

皆様もお仏壇やお墓の荘厳を常花にしたとしても仏様参りを忘れないように気を付けてくださいね。

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