こんばんは。 かっけいです。
9月の先日、我が家にはとても大きな台風が来ました。
夏が過ぎ9月にもなりますと朝晩・日中も涼しくなり、枝が再び伸び生長を再開する時期になります。
私はブルーベリーを中心に、いろいろな植物を植木鉢・プランターに育てています。
この秋の時期は秋枝の生長を促すために肥料を与える時期でもあります。
ただ私は今回は、追肥をするのを少し我慢をしていました。
その理由は、台風がやって来る予報が気象庁より発表されたからです。
台風が過ぎてからでないと鉢植え植物は少し後悔することがあるからね。
なぜ私は台風が過ぎるのを待っていたのか。
見てください。台風により鉢がことごとくなぎ倒されています。
ここに載せている写真はごく一部で、実際には6号ポットからプランターから大きいものでは60リットル鉢も倒されています。
私の住んでいるところでは先日の台風の最大瞬間風速は25m/sを観測しており、猛烈な風が吹き荒れていました。
台風は鉢やプランターを転倒させるので、私は台風が過ぎるまで肥料を与えないのです。
台風が過ぎた後の処置。主にブルーベリー。
さて台風が過ぎた後は、当然転倒した植木鉢を起こしてあげる必要があります。
ただ少し面倒なことがありまして、私はほとんどの鉢にマルチングをしています。
ブルーベリーにはハスクチップ(ココヤシチップ)、その他の植物にはもみ殻をしています。
それらを鉢に戻してあげないといけないのですね。
特にハスクチップは高価なので丁寧に戻したいところです。(もみ殻はこれからの秋の時期、田舎では簡単に手に入りますので大雑把に。)
見てください。相当な量のマルチング資材(ハスクチップ)がこぼれ出ているでしょう。
かなりの勢いで鉢が倒されたのでしょうね。
もしも追肥をしていたら、マルチング資材だけでなくせっかく与えた肥料もこぼしていたことでしょう。
上の写真は転倒した鉢を起こした様子です。
用土の表面、マルチング資材の境まで根がしっかり張っているのが見えますか。
マルチングはブルーベリー栽培において非常に大切なことだから、ちょっと面倒でもしっかりと鉢に戻してあげないとね。
さてこぼれたハスクチップをさっさと拾って鉢に戻したいところですが、私はいつもひと手間加えています。
(する必要はないのですが、私なりにちょっと丁寧にしていることです。)
ブルーベリーにとってミミズは悪影響を及ぼす生き物なので、ミミズが鉢に入らないように注意しなければなりません。
ミミズは大雨が降ると地中から出てきますので(呼吸できないのかな?)、土の上にこぼれたマルチング資材の中に潜んでいることがあります。ですので、いきなり鉢に戻すのではなくワンクッションおいてマルチング資材を戻しています。私は。
あとバケツには水を張っています。
ハスクチップが泥に汚れているので、軽くもんで洗い、浮いたものだけ鉢に戻しています。
水の底には丸まったダンゴムシがいますので、バケツの水はブルーベリーにはやりません。(ダンゴムシもブルーベリーには悪そうな印象です。)
秋の肥料は台風が来ないのが分かってから。
植物に肥料を与える時期は植物の種類によって異なりますが、趣味レベルだとそれほど気にする必要はなく、8~10月に与えればいいでしょう。
8・9月は台風がやって来ることがあるので、今回のように気象庁が台風きますよと発表しているときは台風が過ぎ去るのを待ってから私は追肥をしています。
おおよそ5~7日前には進路予想で台風が向かってきているかわかりますからね。
台風が過ぎれば鉢が転倒するほどの大風が吹くことはそうそうないので、私は秋のこの時期は台風が来ないことを確認してから肥料を与えています。
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さいごに。倒れた鉢は優先的に植え替える目安になる。
転倒した鉢の写真を見て、この人は台風が来るのに何の対策も取っていないんだなあと思う人もいるでしょう。
いやいや確かにお金をかけたり移動させたりと面倒なことはしていませんが、台風が来る前にしっかりと水やりをして鉢の重さを重くする対策はしていました。
そして皆さんも経験あるでしょうが、倒れた鉢と倒れていない鉢では、倒れた鉢の方が成長がよくありませんか。
良く倒れる鉢というのは、根をしっかりと張り水を与えてもあっという間に水を吸い上げてしまい軽くなり、また地上部も大きく成長しているので風の抵抗を受けやすくなっています。
一方で倒れない鉢は、根が十分に張っておらず水を与えても吸いきれずに水の重さが残ったままです。地上部も倒れた鉢よりもボリュームが小さいはずです。
ですので私はこの台風のような大風で倒れた鉢をメモしておき、これからの時期には優先的に植え替える鉢としています。
倒れるのも悪いことばかりじゃないと思いたいですね。