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睡蓮や蓮を育てようとしたらどこにも田土が売られていなかった

投稿日:2017年4月12日 更新日:

こんばんは。 かっけいです。

先日メダカを飼育している天水桶のヘドロを掃除しました。

綺麗な水を泳いでいるメダカを見ていると無性にスイレンや蓮のような水生植物が育てたくなりました。

まずは近くの丸亀市立図書館に行ってスイレン・蓮の専門書を読んできました。

すると荒木田土という用土がベストということが分かり、帰りに複数のホームセンターや種苗店に立ち寄りました。

どこにも売られていませんでした。

なぜですかね。

今回は田土が売られていなかった愚痴のような話です。


田土とはどんな土。

一言で表すなら田んぼの土です。

本当にただの田んぼの土なので、田舎では全く珍しいものではありません。

私のような香川の田舎でも周りには水田がたくさんあり、その田んぼの土とほとんど違いがないそうです。

しかし私は田んぼを持っていないですし、仮に田んぼの土があったとしても雑草の種だらけでまともに蓮やスイレンを育てられないかもしれません。

一方でお店で売られている田土とは「荒木田土」という名称で売られているそうで、腐植質や微生物などの大量の栄養素を含んだ主に関東地方の田土らしいです。

勘違いしやすいのが田土(たつち)とは「田んぼの土」の意味であり、

荒木田土(あらきだつち)とは「東京荒川沿岸の荒木田原で産出される土」のことで「荒木田の土」という意味です。

荒木田土とは荒木田原でとれる土であり、相撲の土俵や壁土などにも使われています。

*ただし最近では荒木田で採取していない土でも「荒木田土」として売られていることもあるそうです。

なぜ田土(荒木田土)が理想とされるのか。

スイレンや蓮はもともと池のように水の流れが少ないところで生育します。

川のような流れのある水域では、有機物や細かな土が静かに堆積していったところで生育します。

スイレンや蓮は水の中で生育しますので、鉢栽培する場合は水より重たい用土であることが重要です。

また砂のような砂質の用土では肥料が水中に溶け出しやすいため、田土のように粘度が高く保肥力のよい用土が重要です。

肥料分が水中に逃げ出すと水生植物の生育が悪くなるだけでなく、水質を悪化させる原因にもなるため、重たいだけでは駄目なのです。

【まとめ:スイレン・蓮にとって理想の土】

  • 水より重いこと。(用土が水底に沈む)
  • 粘度があり保肥力があること。

この要件を満たしているのが田土となります。

ちなみにですが、田土とは保肥性や保水性が非常に優れている一方で通気性がかなり悪いです。常に水の中に沈んでいるわけですから用土の気相はまったくありません。しかしスイレンや蓮などの水生植物は問題なく育ちます。

なぜなら水生植物は葉や茎から光合成をし、根からではなく葉から呼吸をしています。特に茎や根は道管(根から吸い上げられた水や養分の通り道)が退化している一方で、通気組織という空気が通る管が発達しています。そのため用土に気相が少なくても酸欠状態にはなりません。

水生植物の根は流されにくくなることが主な役割だそうです。

なぜか田土が売られていない。

田土がスイレンや蓮などの水生植物にとって理想的な用土であることがどの専門書でも共通の意見だったので、私も意気揚々とお店に購入に行きました。

しかし売られていないんですね。

それどころか今にも枯れそうなスイレンの苗が数株売られているだけであり、本で見たような芽が水中から元気に出ている苗が無かったです。藻も大量に発生していて、ちょっとひどい状態でした。
蓮はそもそも無かったです。

困りました。

あまりスイレンや蓮を買う人がおらず需要がないので、苗や田土の販売に力を入れていないのかな。

田土がないから用土はどうしましょうか。

立派な苗や田土が売られていないことは私にとって逆風となっていますが、私はまだまだスイレンを育てたい思いが消えていません。

ですので苗は元気そうなのを選ぶとして、土はどうしましょうか。

候補として、赤玉土を使う方法と黒土を使う方法の二つがあります。

黒土とは関東地方で火山灰がメインとなる表層土から採取できる有機物に富む肥沃な土で、赤玉土とはさらにその下の層から採取できる土です。

どちらも田土とよく似ており、保水力と保肥性が高く水で練り込むと粘度をが出てくるそうです。(ただし田土よりも粘度は低いそうです。)
そのため田土が入手できない場合の臨時手段として使われるそうです。

ただし赤玉土と黒土を使う場合は肥料の面で注意点があるようです。

赤玉土は状態によってはリン酸の含まれる量が少ない場合があり、黒土も状態によってはリン酸の含まれている量が少ない場合があるだけでなく更に火山灰に含まれている酸化アルミニウムによってリン酸の効きが悪くなる恐れがあります。

そのためスイレンや蓮のような花を楽しむ水生植物の場合は、リン酸の濃度が高い肥料を通常よりも少し多めに施用した方がいいようです。


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さいごに

蓮(はす)の花って仏教では蓮華(れんげ)といって非常に重要な位置づけとされています。

仏様が座っている・立っている台座は蓮華座(れんげざ)と呼ばれており、仏様の智慧や慈悲を表しています。

非常に有難いお花ですからぜひとも育ててみたい植物です。

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