こんばんは。 かっけいです。
先日8月14日に畑で育てていたポップコーンを収穫しました。
播種後100日程度たっており、もう少し畑で熟してほしかったのですが、降雨の予報もあったので収穫しました。
色付きも実の詰まり方もまずまずな感じです。
収穫後の作業は雨の当たらない軒先等に吊るし、乾燥させる必要があります。ポップコーンを作るためには種の乾燥が欠かせません。
ですが一つ実験したいですね。
「収穫直後のポップコーンの種でもポップコーンできるんじゃないの?」
乾燥が終わるのには少なくとも一か月も後のことなので、ちょっと待ちきれないですね。試しに作ってみました。
150粒あたり何粒うまくいくのかな。
事前予想では、用意したすべてのポップコーンの種がうまくポップコーンになるとは思っていませんでした。
ですので収穫直後の種がどれくらいの割合でポップコーンになるかも知ることが目的でした。
(ちなみに150粒で種の量は20CC程度です。もしもすべてがうまくいけば10~20倍程度に膨らむので300CC程度のポップコーンができるはずです。)
調理方法は一般的なやりかたです。
- フライパンに少量の油を敷いて、中火で加熱。
- 油の温度を確認するために、2粒ほどフライパンに種を入れておく。
- フライパンが温まると、種150粒を全部入れた。
- 焦げないようにフライパンを揺する。もちろん蓋もする。
結果。惨敗しました。こんなにうまくいかないのか。
何、この暗黒物質!?。
いやもうね。作り始めてすぐに「ヤバイ」・「あっ、これダメだ」と思ったんだけど、実験だから実験。
最初に入れておいた2粒がなかなか破裂しないし、なにか「シュ~。シュ~」って水気が抜けていっている音がするしちょっとおかしかった。
破裂が待てなくて、5分ほど加熱したところで残り150粒を投入したんだけど、全然破裂しないの。
それよりもガラス蓋にどんどん水気が付いて行ってフライパンの中身が見えなかった。
破裂音がほとんどしないままフライパンをずっと揺すったんだけど、料理開始から10分経過したところで諦めて中身を確認したところ、黒焦げでした。
断面も真っ黒でした。
単純に加熱のしすぎです。
結果。成功率0%の大失敗でした。
悔しいからもう一回だけ挑戦。
使用するポップコーンの種はさっきとほぼ同じ量の150粒強。
調理方法はさっきよりも丁寧に、成功率を高める方法に変えました。
- フライパンに多めの油を敷いたこと。
- 弱火でじっくりと加熱。
本当は短時間で弾けさせたほうが大きく弾けてポップコーンらしくなるのですが、今は破裂させることだけが目的です。
結果。やっぱり駄目でした。成功率1割。
油の温度を上げた後は弱火でじっくりと種を加熱しました。
油が多かった分、さっきよりもポンポンと破裂音がしていたのですが、全然ダメでした。
結果としては、ややきれいに破裂したのが1割程度、未熟な不完全な破裂が3割程度、まったく破裂しなかったのが6割程度でした。
破裂させるために時間をかけて加熱した分、破裂したポップコーンも少し焦げましたが味は悪くなかったです。
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さいごに。感想。乾燥はやっぱり大事。
やっぱり乾燥作業は大切だと感じました。乾燥させないと破裂せずに焦げちゃいます。
一か月間は乾燥させて、種の皮がさらに硬くなるまで、種がやや透けるくらいまでが乾燥の目安だと言われています。種の含水量は13~13.5%くらい。
収穫したばかりのポップコーンの種を使ってすぐにでもポップコーンを作りたかったのですが、どうやら現実的な成功率ではありませんでした。
基本通り我慢して吊るして乾燥させましょう。