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平成30年丸亀市仏教会燈篭流しと,円龍寺灯籠流しのご案内

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丸亀市円龍寺の僧侶かっけいです。

今年も7月半ばの小暑を過ぎ、夏本番を迎えつつあります。8月に入りますと香川ではお盆月になり、お墓や仏間に燈篭を置いたり吊ったりしまして先祖供養をいたします。

丸亀市では毎年8月31日の日に丸亀市仏教会が主催する燈篭流しの仏教行事があります。迎え火に灯した燈篭はきちんと送ってあげましょうね。

今回は丸亀市仏教会が主催している毎年恒例の土器川河川敷の灯籠流しと、自坊円龍寺が行っている灯籠流しについての案内をします。

土器川での灯籠流しは昨年からの新しい試みもしているので、ぜひ確認してください。

平成30年の丸亀市灯籠流しの案内状,土器川河川敷にて

灯籠流しは夏の風物詩

灯籠流しの行事は全国各地で見られます。

日程はそれぞれ異なるのですが、必ずお盆の行事が過ぎてから行われます。それはお盆に用意した燈篭はご仏前を彩る荘厳であると同時に、亡きご先祖を迎え入れる目印、迎え火としてお飾りするからです。

そのためお盆を過ぎた灯籠はその役目をおえますので、しまわなければなりません。しかしゴミとして処分するのではなく、送り火としてもう一度灯籠を灯し、仏事を行い供養していたのです。それが全国各地の多くで川や海に流す「灯籠流し」の仏教行事として行われていました。

香川県でも灯籠流しの行事は似ており、その名の通り、灯籠を流すということですが、香川の場合では主に吊り灯籠や置き灯籠・回り灯籠をお盆を終えたあとの8月31日に読経の後に燃やす(焚き上げる)ことを言います。さらにはお墓に置く竹で編んだ墓前灯籠も燃やします。(墓前灯籠を飾る地域は珍しいかな?)

香川県でもかつては灯籠を川から海に流していたそうですが、現代では環境に配慮してか、川には流さずに火をつけて燃やし、また紙や木材で作られた灯籠のみを燃やし、プラスチック製の燈篭には火をつけません。

丸亀市仏教会主催の灯籠流し。18時30分から法要

さて丸亀市仏教会では毎年8月の最終日(31日)に土器川河川敷(蓬莱橋の下)で灯籠流しを行っております。上に表示しているパンフレットの通りです。

丸亀市仏教会の灯籠流しとは浄土真宗だけでなく、真言宗やその他の色々な宗派の寺院が合同で協力し行っており、宗派の垣根を越えての仏教行事です。ですのでもしも檀那寺が灯籠流しを行っていない場合や、灯籠をどこで流していいのか困っている方はぜひ8月31日の土器川での灯籠流しに持ってきていただけたらと思います。

主催は丸亀市仏教会ですが、後援やスポンサーには地域の石材店や仏壇店、いくつかの葬儀社が入っています。また丸亀の風物詩と銘打っているように40年以上前から土器川河川敷で焚き上げる灯籠流しを行っていますし、丸亀市長にも案内をしています。

さらに昨年度からは新たな試みをしています。

これまでの灯籠流しでは吊り灯籠・置き灯籠のみを流していましたが、昨年からは塔婆や白木のお位牌、墓前灯籠も流します(焚き上げます)。これは今までも当日に受付に持って来られる方がいたり、仏壇屋からの要望があったからだと聞いています。

プラスチック製のものは今まで通り燃やすことはできませんが、塔婆・白木位牌・墓前灯籠も今年は申し込みがあれば焚き上げる予定にしてます。

[その他、注意事項]

  1. 例年までは受付時間を「16時~」と案内していましたが、受付終わりがよくわからないとの問い合わせが多かったそうで、昨年からは「受付16時~18時半」と表記しています。灯籠流し法要は18時30分からです。それまでに灯籠を持ち込みください。
  2. また仏壇や仏具は受け付けておりません。お盆燈篭の供養行事です。
  3. お飾りするお花やお供物は市仏教会が用意していますので、持ち込みは不要です。
  4. 駐車スペースが十分ではないかもしれないので、早めの行動や会場場所の事前確認をお願いします。

土器川灯籠流しの会場場所について

  • 県道33号線沿い
  • 蓬莱(ほうらい)橋の東側たもと付近
  • 近くにはホテルニューキャッスル跡、セブンイレブンやALSOK跡地に台湾料理味源。
  • 対岸には骨付鳥一鶴土器川店
  • 河川敷には駐車スペースが少ないので、ご注意を。

円龍寺の灯籠流し。8月31日19時から法要開始

灯籠流しの行事。吊り灯篭を本堂に吊り下げてお勤め。さて丸亀市仏教会では毎年8月31日に合同の灯籠流しを行っていますが、実は自坊円龍寺でもご門徒向けに灯籠流しを行っています。

これは特段珍しいことではなく、香川では灯籠流しとは灯籠を燃やすことでもあるので、お寺や地域によっては灯籠を集めて焚き上げているところもあります。

円龍寺では3年目のお盆まいりを終えたご門徒さんには当寺でも灯籠流しをしていることをお知らせしています。自坊では灯籠流しをされるご門徒さんが19時の本堂での読経開始までに灯籠を持ち寄り、吊り灯籠の方は灯籠を吊り、置き灯籠の人は電球を外して組み立てます。

読経後は住職による法話の後、お寺の境内で順次お参りの人の手で灯籠を燃やしてもらいます。

さいごに。灯籠流しはメジャーな仏教行事

燈篭流しは全国各地で行われるかなりメジャーな仏教行事ですが、最近では参加者が減りつつあります。(地域によっては精霊流し「しょうりょうながし」とも呼んでいます)

ひょっとすると、それは家に灯籠をお飾りし、亡きご先祖を偲ぶお盆行事そのものが行われなくなっているからはないだろうか。灯籠が単なる賑やかしとしての道具になってしまい、お飾りし火を灯す中に亡き人を偲ぶご縁を頂いていることに気がつかなくなったのではないだろうか。最近では灯籠が単なる飾りとして扱われることから、葬儀業者の中には葬儀費用で購入している遺族に灯籠をお渡ししなかったり後でお金がかかるからと言い回収するところまであります。

灯籠とは例えば私たちが人が参ってくるときに玄関先の灯りを点けるようなものであり、亡くなった人が灯籠の灯りを頼りとして私たちのもとに還り(迎え火)、そしてまた灯りをともしてご先祖を送る(送り火)仏具です。送り火として灯籠流しの行事はお盆を迎えた私たちが最後にする供養です。

灯籠という形はとっていませんが、京都五山の送り火(大文字が有名)もまた、火を灯すことで亡き人を送り偲んでいく大切な仏教行事です。

お盆でお飾りした灯籠はそのまま片づけたり処分することなく、仏教会や檀那寺が主催している仏教行事に持っていき、読経や法話やお焚き上げに参加してください。

7/1記事下profと案内,6月15日より



釋克啓プロフィール写真80px サイト運営者の釋克啓(かっけい)です。
香川生まれ,香川育ち,香川大学出身。
香川県にある円龍寺の若坊である28歳。
現丸亀市仏教会理事

法要/行事の案内

 ・8月1日2日 (水・木) 10時~ 郡家興正寺別院 夏法座
 ・8月15日 (水) 午後2時~ 自坊円龍寺 納骨者追悼法要

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