ブルーベリーの梅雨の水やりは悩ましい

香川県でブルーベリーを趣味で育てているかっけいです。

鉢植えで育てているのがほとんどで、日々の水やりが欠かせません。水やりを怠けると枯らしてしまいますからね。

梅雨時期のブルーベリー水やりに関して感じていることを書きます。梅雨の水やりは意外と難しい。

梅雨の時期のブルーベリー水やり

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ブルーベリーは乾燥が苦手だが、過湿は危険

ブルーベリーというのは他の果樹とはちょっと変わっています。特に酸性土壌が好きというのが大きな特徴ですね。

他にも水が好きともいわれています。しかし実際には水が好きというよりも、根が乾燥状態になるのを嫌っているのだと感じます。

水やりを定期的に行い、常にある程度土壌に湿り気があると、この暖かい時期は新しい枝がどんどん伸びていきます。

しかし一方で過湿状態というのを苦手であるように感じます。そこが気難しい所以でしょう。水を好むからといって水やりを毎日毎日、毎朝毎夜してもいいとは限らず、ある程度の乾燥状態、もっと具体的に言えば、空気の通りそうな状態を保ってあげるのが大切ではないだろうか。(水やりをするとボコボコと音がする状態)

秋冬に植え替えすると過湿がよろしくないのはよくわかります。植え替えする時には力がいるのである程度水やりを控えてからするのですが、過湿状態におちいった鉢の土はいつまでたっても湿り気がひかず、植え替えする時には根が十分に張られていないことに気が付きます。

過ぎた乾燥状態になっては枯れてしまう恐れがありますが、一方で空気の通りにくい過湿状態もまた危険です。

梅雨時期の水やりはどう判断する

梅雨になると雨がジャンジャン降りますよね。すると『雨が降っているんだから水やりしなくてもいいよね』と思ってしまいそうです。

これについては正しいとも言えますし、間違っているともいえるでしょう。

鉢栽培の特徴は水のコントロールがしやすい代わりに水の面倒を見てあげないといけません。雨が降ると一見、自動で水やりができているように感じますが、実際には鉢の受け口から雨粒が5ミリ10ミリと少量ずつ落ちているだけですので、土の表面を濡らしているだけで大した水やり効果にはなっていません。

よく水やりは『鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりとする』と言いますよね。あれは土の中の空気を入れ替える役割があります。

それなのに土の表面を濡らすだけの雨による水やりは、枯れはしないながらも土の中の空気が新しくならずに根の呼吸が満足に行えず調子を崩してしまいます。しかし水やりしなくても萎れないので、水やりしなくてもいいかなあと思ってしまうのです。

じゃあ雨が降っても水やりすればいいのかと言えば、そうとも答えられないでしょう。

梅雨の時期は平均湿度が8割近いですし、雨の日は9割近くなります。すると葉からの蒸散量が減るので、根は水を吸い上げにくくなります。水を吸い上げもしないのに水やりをすると、根の周りが常にジメジメした過湿状態でやはり成長に問題がでると思います。

水を雨任せにしてもダメ、雨が降っているのに水をやるのもウ~ン、じゃあどうすればいいのだろうか。


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さいごに。私の対策方法、普段から水やりを控えておく

これはあくまでも私の対策ですので、責任はとれません。

繰り返しになりますが、「水やりを欠かさず毎日水やりしましょう。ピートモスは乾燥させたらダメ」とブルーベリーには水の大切性がよく言われます。実際雨の降らない夏場に水やりを怠るとすぐに枯れてしまいます。水やりをうっかり忘れると枯らす恐れは常にあります。

ですので冬は3日に一度、春秋は毎日、夏は1日二度と勧められることもあります。しかし私の印象では水やり頻度が高い気がしますし、そんな風に画一的に決められるものでもないでしょう。相手は生き物ですよ。

私の場合は次のような感じで水やりします。

  • 冬は1週間に一度程度
  • 春秋は2・3日に一度程度
  • 夏場は2日に3回程度

加えて明らかに葉先が萎れていたり、土の表面を見たり鉢を持ったりして判断します。夏場を除く季節では仮に水やりが遅れても何とかなります。

むしろ普段から水やり頻度を抑え、常に湿気ている状態にしないことで、いざというときの乾燥にも耐えられるようにしておきます。

ただし水やり頻度が低い私の育て方ですが、水やりをする時には水が鉢底から流れ出るほどたっぷりしますし、鉢の水の吸い込み方が早い場合はもう一度水やりをします(2度やり)。常に湿っているのではなく、適度な乾燥状態と適度な空気水の入れ替えが重要なのだと思います。

梅雨のこの時期、雨に打たれながら水やりしたくはありませんが鉢の状態を見て総合的に判断します。決して水やりを雨任せにしたり、決められた頻度でするものでもないと思います。

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