臭い銀杏。本当は非常においしくて栄養満点。でも中毒に注意!!

こんばんは。   かっけいです。

以前、銀杏の実をどのように処理して食べたらよいのかを紹介しました。

食べた銀杏(ぎんなん)のおいしさにビックリしたことだと思います。

ついつい食べ過ぎてしまいますが、

銀杏の栄養と食べ過ぎによる注意点を紹介します。

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銀杏の栄養成分

最初に銀杏の栄養成分を紹介します。

銀杏の可食部分は他の果物と違って、あの強烈な臭いのする果肉部分ではありません。

銀杏の食べ方の時に説明しましたが、

銀杏は果肉を取り除き種の状態にしてから種ごと加熱をします。

そして種の中の仁(じん)という部分を私たちは食べます。

同じように仁(植物の種子の核)を食べる果実は有名なものに、アーモンドやクルミ、カシューナッツなどが挙げられます。

ナッツ類は総じて、その食べる量に対しての栄養価が高いことで知られます。

 

では銀杏はどうでしょうか。

エネルギー炭水化物脂質タンパク質ナトリウムカルシウムカリウムマグネシウムリン
187kcal38.5g1.7g4.7g1mg5mg700mg53mg120mg1.0mg
亜鉛マンガンビタミンAビタミンDビタミンEビタミンKビタミンB1ビタミンB2
0.4mg0.27mg0.29mg314μg0μg3.6mg3μg0.28mg0.08mg
ビタミンB3ビタミンB5ビタミンB6ビタミンB9ビタミンB12ビタミンC
1.2mg1.38mg0.08mg49μg0μg23mg

可食部100グラム当たりのデータ、水分は53.6グラム。

             ー文部科学省「日本食品標準成分表(2010)」より抜粋ー

 

どうでしょうか。銀杏は様々な栄養が万遍なく含まれています。ただビタミンDとビタミンB12のみありません。

また1粒当たり3グラム強程度ですので、カロリー(エネルギー)は5・6kcalほどしかないのでヘルシーな食べ物です。

 

もちろん銀杏のみで栄養をまかなうことはできませんが、体内で作り出すことができないミネラルやビタミンを多く含み、体内の様々な機能を調整し生命活動に必要不可欠な働きを助けます。

銀杏は非常にバランスの良い食べ物です。

 

銀杏の食べ過ぎに注意

銀杏は非常に体に良い食べ物ですし、おいしいですね。

ただ食べ過ぎには注意です。

銀杏に含まれる危険な成分とは

銀杏の食用部分(仁)には4′-O-メチルピリドキシンが含まれています。4′-O-メチルピリドキシンはギンコトキシンとも呼ばれています。

この成分が銀杏のなかで生成され、これを食すことで意識不明や痙攣、てんかんを引き起こす神経毒であります。

4′-O-メチルピリドキシンはビタミンB6と構造的に似ており、ビタミンB6の働きを奪おうとしてしまいます。

またこの成分は熱に安定しており、加熱しても消えてなくなりません。

ビタミンB6は体内ではアミノ酸の代謝や神経伝達用いられています。

ビタミンB6が不足すると痙攣や発作を引き起こします

 

食べてもよい数とは

食べても中毒にならない数というのははっきりとは分かっていないようです。

文献を探してもはっきりと個数を示したものはありませんでした。

最近の研究では以下のようなものがありました。

題名:Unique Constituents of Ginkgo biloba, “Living Fossil”, and their Bioactivities

著者:Wada K., Sasaki K.

掲載誌名:Kagaku to Seibutsu

年、巻、号、ページ:(2002),40,300-305. 

 

これによると、

中毒患者の約87パーセントが10歳未満

中でも全体の約60パーセントが3歳以下であると紹介しています。

小児ほど感受性が高く、年齢が低いほど症状が重い特徴があるようです。

中毒量は20~30個を炒って食べた例が多いが、

10個未満という報告もあるようです。

 

これとは別に、私が香川大学の農学部で聞いた時には、

教授から食べるのは20粒程度にしといた方がいいよと言われました。

あれは私が大人だということを考慮したでの発言かは分かりませんが、教授の感覚では20粒が目安たっだのだろうか。

 

一般的に子供は7粒以下、大人は40粒以下だと言われているようです。

これは日本中毒センターがギンナンの経口中毒量が、

小児7~150個、成人40~300個と情報を発信しているからだと思います。

しかし10個未満での中毒例もあるようなので、

 

子供でしたら5粒・大人なら10粒未満が無難ではないでしょうか。

3歳以下の子供には食べさせない方がいいと思います。

 

もしも症状が出てしまったら

銀杏(ぎんなん)を食べてから1時間から12時間で症状が現れるそうです。

程度が軽い場合は下痢や嘔吐、腹痛で済むらしいですが、

重症化すると痙攣や呼吸困難におちいります。

ただし、嘔吐は痙攣を誘発するので吐かせないようにしましょう。

 

落ち着いて病院に行きましょう。

病院に行きますとビタミンB6を投与してくれます。

銀杏中毒はビタミンB6の欠乏によるものだからです。

病院では、摂取量・摂取時間・発症時間を尋ねられるそうです。

 

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さいごに

銀杏(ぎんなん)って非常においしいですよね。お店で買ったら高いですが、拾ったら贅沢な量のギンナンが食べられます。拾ってもよろしいか土地の所有者に尋ねましょうね。銀杏は日本中どこにでもありますが、食用の品種ももちろんあります。

正しく拾って、正しく処理して、自分の体にあった量を食べましょうね。

私は20粒程度は食べられることは確認していますので、毎日パクパク食べられています。

 

ここまで読んでいただいてありがとうございます。