私はブルーベリーが大好きです。生で食べるのがもっとも美味しいと思います。
しかしいつも大粒で甘く収穫するのは難しいのが、ブルーベリーです。時には、小粒で酸っぱい状態で収穫することもあるでしょう。今回は「小粒で酸っぱいブルーベリーを、スムージーで手軽に美味しく飲む方法」を紹介します。
作り方(調理時間3分)
- 事前にバナナは皮を剥き、適度な大きさに切り、冷凍しておく
- ブルーベリーは皮ごと冷凍しておく
- ミキサーに凍らせたバナナとブルーベリーを、必要な量だけ入れる
- ひたひたに浸かるように牛乳を入れる
- およそ1分撹拌する
- 完成




以上、手軽に作るブルーベリースムージーでした。材料をこらなくても、これだけで酸っぱいブルーベリーは美味しく飲むことができます。
ブルーベリーの保存方法は冷凍がおすすめ
ブルーベリーは早い品種(例:オニール)だと5月末から収穫できます。遅い品種(例:フクベリー)だと8月末でも収穫できます。
大粒のブルーベリーでも収穫を続けると、だんだん実が小さくなります。また雨・台風・夏の暑い時期と、実が裂けたり傷んだりと、生で食べるのには限界があります。
しかし冷凍にすれば1年以上もの間、自分の好きなときにブルーベリーを食べることができます。また冷凍保存することでビタミンCやアントシアニンの栄養素が上昇します。
ですので、ブルーベリーは冷凍した方がいいのです。
小さなブルーベリーはジャムやスムージーに向いている
私は大学で果樹学を専攻したのだが、どうも世の中は大粒の果物が流行っている。しかし小粒の果物は、ジャムやスムージー(ジュース)やワインといったように加工して食べるのに向いている。
その理由は大粒と比べて、皮の面積が広くなるからだ。
ブルーベリーの栄養はアントシアニンが有名だが、それは皮に多く含まれている。またブルーベリーは食物繊維も豊富なのだが、それも皮に多く含まれている。(参考サイト:『食物繊維豊富なブルーベリー』日本ブルーベリー協会)
同じ量のブルーベリーを材料に使うのであれば、小粒のブルーベリーの方が、アントシアニンや食物繊維を多く摂取でき、さらには少量でも鮮やかな紫色が出てくる利点がある。
酸っぱいブルーベリーはバナナの甘さをひきたてる
大粒で完熟のブルーベリーは糖度が15度以上もあり、生で食べてもよし、プレーンヨーグルトと合わせて食べてもよし、とどのように食べてもおいしい。
しかしブルーベリーは完熟を見極めるのが難しい果物でもあります。

時には小粒で未熟、緑色の状態で収穫することもあるでしょう。そのようなブルーベリーは酸味が強く、生では食べられません。
しかしバナナのように高い糖度の果物と混ぜれば、ブルーベリーの風味だけでなく、バナナの甘みも引き立ちます。
ブルーベリースムージーを美味しくするポイント
さて、冒頭にレシピを挙げたように、冷凍したブルーベリーと冷凍したバナナと牛乳の3種類の材料だけで、非常に美味しいスムージーが手軽にできることを紹介しました。
ただ人には好みがありますので、味を変えるためのアレンジ方法をいくつか紹介します。材料の種類を増やさない簡単なアレンジです。
レシピではブルーベリーの量を「30グラムから」で紹介しました。でも量をもっともっと増やしても大丈夫です。100グラムでもOK。
生のブルーベリーを食べる時にも同じことが言えますが、ブルーベリーは品種によって甘味酸味のバランスが違いますし、風味も違います。
同じ品種でも、熟度によって味わいが変わります。
同じ品種の小粒だけを材料に使うのではなく、色んな品種のブルーベリーを使うと、より美味しいスムージーができます。


小粒なブルーベリーは、バナナの甘みをひきたてるために使います。バナナの量が減れば、ブルーベリーの風味が引き立ちます。ただし甘みは少し感じにくくなります。
牛乳の量を減らせば、ドロッと粘性のあるスムージーができます。私はさらさらしたスムージーが好きなので、材料がひたひたに浸かる程度の牛乳を入れます。
手間は増えますが、リンゴを少し加えるとぐっと美味しくなります。酸味と甘みのバランスが不思議とよくなります。リンゴは凍らせなくてOK。皮ごとのままでも、皮を除けても。
上記のレシピの場合、私は2分の1までのリンゴをプラスします。
リンゴの量を増やしすぎると、シャリシャリとした感じのスムージーになるので、私の好みに合わないからです。
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さいごに。
冷凍したブルーベリーは1年中食べることができます。特に暑い夏はスムージーにすると、冷たくスッキリと飲むことができて大好きです。
もちろん冷凍したブルーベリーは、ジャムにも調理できます。
私は小粒のぶどうであるデラウェアを、ジャムにする方法と、スムージーにする方法を紹介しました。このブルーベリースムージーと同じように作れますので、そちらも確認してはどうでしょうか。