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女性が葬式に着る服装について最近感じること。お坊さん目線で。

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こんばんは。 僧侶のかっけいです。

ここ10~20年で葬儀は大きく変わりましたね。

葬儀をする場所も葬儀社などの自宅以外に移ってしまいました。(私の住んでいる田舎でも9割以上の家が葬儀会館でするようになっています。)

場所だけでなく、葬儀の段取りも変わってきています。

特にお金で何でも解決しようとする時代になったので、地域の人の助けを借りようともしない葬儀が増えました。

まあ、そういうことは今回の話のテーマではありません。

今回はお坊さんが感じる女性が葬儀に着る服装についてです。ちょっと愚痴っぽい話かもしれません。ひょっとすると頭の固い人だなあと思われるかもしれません。


最近はパンツスタイルで葬儀に参加する女性が増えたなあ。

お坊さんの私は「最近の葬儀・お通夜にスカート姿の女性が減り、パンツ姿で参列される人が徐々に増えている。」と感じます。

もちろんまだまだスカート姿の女性は多いですよ。

でもだんだんパンツスタイルの女性が増えている印象です。

葬式のような人の死に関わる式典に参加するときは、なるべくフォーマルな服装で参加してもらいたいとお坊さんの私は感じています。

葬儀式・法事などの儀式には好ましい服装があるの知ってますか?

あなたを小馬鹿にして言っているのではないですよ。

服装を軽んじている傾向があるから確認のつもりで言っているんですよ。

葬儀で着ていく服装は法律で決まっていません。地域地域によって独特の風習があるでしょうが、基本的な正装はある程度決まっています。

一般的に葬儀の服装は、3パターンに分類されます。

  1. 正式喪服
  2. 準正式喪服
  3. 略式喪服

女性の洋風の正式な服装とはスカートやワンピースです。もちろん装飾は控えめであり、黒色が基本です。

準正式はレースがあったりと、ややデザインが施されている服装ですね。

略式とはパンツスタイルのことです。

遺族・近親者はなるべく正式喪服を着用することが望ましいとされています。

口で説明するのは難しいので、参考サイトを2つ載せておきます。

株式会社伊藤典範HP「葬儀の服装について」URL:http://www.ito-tenpan.com/manner.html

喪服通販ショップ「女性の葬儀 服装」URL:http://mourningdress.net/index.php?%E3%81%8A%E9%80%9A%E5%A4%9C%E3%81%AE%E6%9C%8D%E8%A3%85

ただこれは一例ですので、参考程度にしてください。

私が言いたいのは、女性の洋風の正式な(フォーマルな)服装はパンツスタイルではないということです。

パンツスタイルの参列はできるだけ避けるということです。


 

このことは、葬儀や法事などの人の死に関わる儀式だけではありません。

祝賀会や晩餐会や記念式典などを思い出してください。

和装の人はきちんとした正式な着物の着付けをしていますし、洋風の人もパンツスタイルは避けていますよね。例えば皇族の人がパンツスタイルで式典に参加されたことがありますか?


 

お坊さんやって場面場面に応じた服装をしていますよ。

例えば私が属している宗派では、次のように分かれています。

  • 礼装第1種~3種
  • 正装第1種~9種
  • 略装第1種~3種

これに加えて、正式な法要では役職や堂班といわれる立場によって袈裟・衣・袴の色目・模様・生地などが細かく定められています。

パンツスタイルが目立ってきたように感じるのはなぜ?

冒頭の方でも言いましたが今でも参列者の多くはフォーマルな服装で参列されています。

パンツスタイルはまだまだ少数派のようです。

お坊さんの私がなぜパンツスタイルが気になるようになったのか自分なりに考えてみますと、おそらく葬儀社の影響が大きいのではないだろうかと思いました。

私の少ない経験ではありますが、県を跨いでも女性の葬儀社スタッフは100%パンツスタイルでした。

スカートを着用した正式喪服を着たスタッフを見たことがありません。

もちろん葬祭業者にも言い分はあるでしょう。

「私たちは遺族の葬儀式をサポートし、事務的なことやお給仕など裏方の仕事をしているので、スカートよりも動きやすい服装をしているのです。」と。

もっともそうな言い分ですが、お坊さんの私からすればちょっと違います。

裏方と言いながら一番目立つところで働いているのが葬儀社スタッフではないだろうか。

受付であったり、司会であったり、お飾りであったり、打ち合わせであったり、納棺・出棺などとあらゆる場面で遺族だけでなく一般参列者の前に出てくるではありませんか。

人に見られる以上、なるべく正式な服装をし模範となる振舞いをするべきではないだろうか。

動きやすいならスニーカーでもいいじゃない。動きやすいならジャージでもいいじゃないですか。駄目でしょう。(極端すぎましたか?)

喪主や遺族や近親者が正装で参列するのは当たり前でしょうが、私から言えば、葬儀社スタッフもまた礼節を重んじた服装をするべきではないでしょうか。


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さいごに。

フォーマル(正式)な服装とはどのような人から見ても不快にさせない服装だということです。

途中でも少し触れましたが、一般の人が式典に着ていく服装というのは法律で定められていません。

これは地域ごとのマナーの問題です。

時代変わればパンツスタイルの参列も一般的になってくるでしょう。

昨今では和装の正式喪服で参列される方もかなり減ってきている印象です。

地域・時代に応じて常識・非常識は変化するでしょうが、お坊さんの私からすれば、何となしに式典におけるパンツスタイルの女性服装には違和感を覚えます。

いかがでしょうか。あなたはどのように感じますか?

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