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ブルーベリーの植え替え。60リットルへ。用土の注意点

投稿日:2016年11月28日 更新日:

こんばんは。  かっけいです。

季節も11月末になり、急に寒風が厳しくなってきました。

香川では今がブルーベリーの植え替えの適期ですので、

時間を見つけてはブルーベリーの鉢増しをしています。

今日はその中で育てて5年目になるブルーベリーの木の植え替え日記です。

 


ブルーベリーの植え替え時のポイント

ブルーベリーを枯らしてしまう人は用土に問題があることがあります。

ブルーベリーの好む用土は他の果樹とはちょっと違います。

ブルーベリーが好きな土の条件

  • 有機質に富んでいる
  • 水はけ・水持ちがよい
  • 酸性である
  • 空気の層がしっかりある

これらの条件を満たしている土がピートモスという資材です。

 

大抵の果樹は市販されている園芸用の土や果樹用の土で十分に育つのですが、

ブルーベリーはそれらの土ではうまく成長しないばかりか枯れてしまいます。

 

ブルーベリーは有機質に富んだ土でないと根が張りにくい性質があります。

有機質の土とは言い換えると腐植土とも言われます。

通常の土は粘土や砂などの固形物が組み合わさって構成されていますが、

腐植土とは植物などが分解・変質した有機物が粘土や砂といった土粒子と混ざり合った状態の土を指します。

有機質に富んだ土は酸性を示す傾向があります。

ブルーベリーの好む土壌PHは4.5~5.2程度とされており、他の果樹とは比較にならないほどの強酸性の土が大好きです

 

水はけとは水の流れやすさ、染みやすさを表しています。

水持ちとは水をどれだけ留めておくことができるかを表します。

水はけ・水持ちの良い土とは余分な水を排出し、植物に必要な水分量だけを保っている状態を指します。

これはブルーベリーだけでなく、多くの植物でも理想の土とされています。

また水はけ・水持ちも良い土は空気の層(気相)がしっかりあることが多いです。

 

繰り返しますがブルーベリーの栽培に失敗したくなければピートモスを使いましょう。

ブルーベリーの好む条件をすべて網羅しています。

 

45リットルから60リットルへの植え替え

①植え替えの用土の用意をする。

ピートモス

 

まずは無調整のピートモスを用意しましょう。

失敗しないためには必ず用意しましょう。

 

ピートモス

 

袋の中のピートモスは上の写真のような感じです。

土っぽくはないですね。腐植土ですから。

塊になっていますが、ほぐすと倍くらいの容量になります。

 

ブルーベリーの土

 

私は今回はピートモスの他にハスクチップ2S(ココヤシチップ:約5~10mm)とココピート(ココヤシピート)をブレンドした。

 

配合比率は鉢の容量に合わせて気まぐれに調整しますが、

60リットルくらいの容量になると私はおおよそ1:1:1くらいの割合で調整します。

 

あれだけピートモスを使うように言ったのですが、私は個人的にピートモスを100パーセント使うことをいくつかの理由で嫌っているので、必ずブレンドするようにしています。

理由については別の機会にまとめます。

ピートモスの割合が多い方が失敗はしにくいですよ。

 

②用意した資材をかき混ぜる。

ピートモスはそのままだと水をはじく性質があります。

水を弾く状態のままブルーベリーを植えてしまいますと、用土は水をキャッチせず、ブルーベリーの根が水を吸収することができません。

 

かならず塊をほぐしながらピートモスに水を吸水させるように混ぜましょう。

かき混ぜた用土

用土と同程度の水を入れてかき混ぜました。

これで植え替え用の土は準備オーケーです。

 

③植え替えするブルーベリーの調整。

まず根の状態を確認します。

植え替えするブルーベリー

枝が背景と同化して見えにくくてすいません。
根元に見えている緑色のものはわざと生やしている植物です。

 

植え替えする品種はサザンハイブッシュのオニールというものです。

根鉢

 

根の状態を見てみますと、白い根が少なくほとんど茶色い根ばかりになっていた。

また鉢の形状通りに根が張っています(根鉢)。

植え替えしなくてはなりません。

 

根の状態を確認しましたら根鉢をほぐしましょう。

用土剥ぎ

用土の側面剥ぎ

根鉢の底

根鉢底面をほぐす

 

上の写真から順に、

根鉢の上部の用土をはがす(ほぐす)。

根鉢の側面の用土を少し切りはがす。

根鉢の底面の用土を少し切りはがす。

 

今回は根がだいぶパンパンに詰まっていましたので、根鉢の表面を少しだけ切りはがしました。

白い根が見えており、早い段階で植え替えできていれば、手で軽くほぐす程度にしています

 

④調整したブルーベリーを45から60リットルに植え替えます。

ほぐしたブルーベリーを新たな鉢に仮に入れて、土の量や高さの確認をします。

 

ブルーベリー

 

鉢底に用土

鉢の底に先ほど用意した用土をいれます。

ブルーベリー

メインとなる枝(主幹)がなるべく真っ直ぐに上に向くように最終調整し、苗の周りと鉢の隙間を用土で埋めていきます。

空洞ができないように手やへらでしっかりと押し込みましょう。

用土を根鉢の上部まで満たせば完成です。

 

ハスクチップのマルチ

私は最後に鉢の最上部までハスクチップで覆い、マルチをしました。

このマルチによって、鉢の上部からの水分の消失を抑え、水やりの際の用土のえぐれを軽減しています。その他にも生育面でメリットがあります。

セダムマルチ

そして最後にセダムをハスクチップの上に置きました。
これは真似しない方がいいです。メリット・デメリットのどちらが勝っているかがまだ判断付いていないからです。

ただ何となくセダムがある方がいい影響の方が多い気がしています。

 


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さいごに

この時期のブルーベリーの植え替えは大変です。

真宗のお寺ですから「報恩講」がありますので、植え替えをする時間がなかなか確保できません。

ただ香川のような暖地はこの時期に植え替えをしておくと、来春の生長が3月に植え替えたブルーベリーよりもよくなります。

また水が氷のように冷たくならないうちに済ませたいです。

 

さいごになりますが、もう一度いいます。

必ず酸性度無調整のピートモスを使ってください。

用意できなければ、市販されているブルーベリー用の土を買ってください。割高にはなりますけど、ブルーベリーが枯れないように調整されています。

 

ここまで読んでいただいて有り難うございました。

 

 

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