こんばんは。 香川県在住のかっけいです。
今年平成29年の梅雨は全然雨が降らないね。
昨日6月20日から西日本~東日本にかけて全国で大雨の恐れがニュースになっていますね。
香川県は例年水不足に陥りやすく、昨日の時点で早明浦ダムは貯水率が54%を下回っていました。
また第一次取水制限も始まっています。
今回の雨が恵みの雨になってくれればよかったのですが、結果はいまいちでした。
日本全国は大雨、でも香川は?早明浦は?
九州南部では結構雨が降っているようですね。
屋久島の方では総雨量が300ミリを超えているようですし、ちょうど大分で地震もあったようなので土砂崩れが心配されますね。
和歌山や三重、愛知の方でも大雨になったようで、多数の避難勧告・指示が出たようです。
風が強く新幹線にも影響が出たそうです。
四国地方の降水予報は当初300ミリでしたが、そんなことはありませんでした。
大雨が降ると思っていたのに、しとしと雨で、雨のピークは真夜中の1時くらいでした。
朝になるとただ強風が吹くだけの曇り空でした。
6月20日の降水量はわずか3.5ミリでした。全く降らなかったよ。
21日は15.5ミリでした。
まあ極端言えば、香川にはさほど雨が降らなくてもいいんですよ。
早明浦ダムに水が貯まってくれればいいのですが、どうやら今回の雨では取水制限が解除されるほどではないらしい。
貯水量が3ポイントくらい回復して現在約58%くらいの貯水率。
これから少しずつ山の水が貯まってくると思うのでもう少し数字は回復するでしょうが、まだまだ水不足。
なぜ香川(瀬戸内)には雨が降らないのか。
高校で地理を学んだ人なら常識でしょう。
香川では「南と北が山に挟まれているから」だと言われます。
詳しい説明は玉川学園と玉川大学が教えてくれます。
参考URL:http://www.tamagawa.ac.jp/sisetu/kyouken/rice/sanuki/hideri1.html「平成6年の大干ばつ」
瀬戸内地方に雨が降らない理由の要点
大平洋や日本海から湿った季節風が吹いてもそれらは四国山地や中国山地などの高い山にさえぎられ、季節風が瀬戸内海に入ってくる時にはとても乾燥した状態になる。
他にも香川が水不足になりやすい理由としては、
- 山から海までが近く、雨水がすぐに海に流れてしまう。
- 中国山地と比べ、四国山地は狭く、山からの染み出る水が少なく、雪解け水の量も多くはない。
- そもそも香川県が狭く小さい。
などと私は学んだと思います。
香川県は普段全然川の水が流れていないんですよ。
でも雨が降るとすぐに増水してすぐに水が流れて行ってしまいます。
今後の雨はどうなる。
香川県にとっては幸いなことに明後日土曜日(24日)から雨が降り続ける予報です。
(他県では大雨に困っているかもしれませんが。)
ただ香川県は気象庁の予報ではこの1週間の降水量の合計は平年並みの25~60mmとしています。
雨は降るけども大雨ではないようです。
どうなんですかね。早明浦ダムに水が貯まってくれればいいのですが。
高知県の降水量予報は平年並みの52~103mmなので回復するのかな。
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さいごに。
まあ昨日今日の雨は大雨注意報が出ていた割にはしょぼかったです。
もっと雨がザーザー降ることを期待したのに、風ばかりでした。
ただ庭木や畑の野菜にとっては久しぶりの雨だったので、葉が立ち上がりとても生き生きした様子でした。
ジョウロでちょぼちょぼと水やりするのとはレベルが違うよね。
香川県に住んでいると雨が降らなさ過ぎて、他府県で大雨が降っているのが信じられないことがあります。(えっ、こっち晴れてるよ?)
今日は全国で交通の乱れがすごかったんでしょうね。