玉初堂の薫香炭を贈っていただきありがとうございます

かっけい
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いつもご支援いただきありがとうございます

内容まとめ
  • 円龍寺ブログでは、Amazonほしい物リストを公開している
  • お寺の宗教活動で役立つアイテムのみ載せている
  • 玉初堂の薫香炭の贈り物は今回とくに嬉しかったです
  • 他の香炭とは一味違う
  • 薫香炭は炭の上の面が窪んでいてお香をのせやすい
  • 少量のお香の粉でも効率的に燻らせられる
  • 薫香炭自体も香りを放っている
  • お焼香をしていない時でも香り続ける
  • お値段は安くないが、コストパフォーマンスは悪くないと思う
  • お参りの人も喜んでいました
  • 朱蝋燭も贈っていただきありがとうございます
  • ほしい物リストからではなく、色んな機会に様々な形で支えてくださっている大勢の人たちにも、大変感謝しております。
玉初堂の薫香炭

香りのよい沈香の薫香炭を贈っていただきありがとうございます。常に薫るこのお香をお参りの方も喜んでくださっています。

また朱蝋燭(赤)もありがとうございます。

私の宗派では赤い色のロウソクはよく使われるので、大変助かります。

補足
  • 贈っていただいた香炭は「沈香薫香炭 棒型 30本入 #865」
  • お値段は3300円(税込み)
  • 白檀のタイプも別に売られている
  • 棒型の他に、角型(コの字型)と馬蹄型(Cの字型)がある
  • 分割できるのは棒型のタイプだけ
  • 会社は玉初堂(ぎょくしょどう)『玉初堂ホームページ
  • 柄号炉・火舎香炉で使うように書いているが、お仏壇でよく見る土香炉でも問題なく使うことができる
音声の文字起こし

かっけいの円龍寺ブログでは、amazonほしい物リストを公開しています。

少し前に、玉初堂(ギョクショドウ)の薫香炭(くんこうたん)と朱蝋燭が届きました。

お坊さんの私が公開しているほしい物リストは、お寺の宗教活動に役立つアイテムのみを載せています。

贈られてきたものはすべてお寺で有難く使わせていただいてますが、この玉初堂の薫香炭の贈り物は、今回特に有難いものでした。

嬉しい贈り物でしたので、玉初堂の薫香炭の何が良いのかお話したいです。

法事法要があるとき、必ずお焼香をします。

お焼香とはお香を焚いて仏さまにお供えすることです。

ちょっとしたお参りで簡単にすます場合はお線香で代用したりしますが、法事法要のときは、粉末状のお香を燻らせます。

その粉末状のお香を燻らすときに、炭に火を入れて熱源・火種とするんですね。その炭のことを香炭「こうたん」や「こうずみ」と言ったりします。

それで今回贈ってくださったのは、玉初堂の薫香炭です。

決して他の香炭が劣っているわけではありませんが、この薫香炭は他の香炭とは一味違います。

玉初堂の薫香炭は炭の上の面がへっこんでいて、粉末状のお香がこぼれにくく、とっても燻らしやすいんですね。

普通の香炭は表面がつるっとした四角い直方体の形をしていて、炭の上にお香を燻らそうとしても、こぼれ落ちやすいんですね。

でも玉初堂の薫香炭は上部に溝がついている形状なので、少ないお香でも効率よく燻らせることができます。

他にもいい点があります。

薫香炭とあるように、この香炭は香炭自身が薫ります。

なので粉末状のお香を燻らせていないときでも、良い匂いが香ってきます。

加えてお焼香をすると、お焼香に使った粉末状のお香の香りとが合わさって、より奥行きのあるお香のお供えができます。

もちろん薫香炭自体はそれほど強い香りを放っているわけではないので、燻らした粉末状のお香を邪魔する物でもありません。

もう少し、香炭自身が香ることの何が良いのかと言うと、お焼香をするとき、実はお焼香をしていない時間が長いでしょう。

仮に香炭の燃焼時間が30分だったとして、実際にお香を燻らせている時間は5分10分くらいだったりするわけですよね。残りの時間、20分から25分くらいは、ただ炭が燃えているだけの時間となるわけです。

でも薫香炭は香りのする炭なので、お焼香をしていない時でも香り続けています。

これが特にいいなあと思う点です。

イメージとしては、香炭と線香が合わさったのが、この薫香炭というわけです。

最後に、コストパフォーマンスの話しもしますね。

正直言うと、この薫香炭は良いお値段がします。安いものではありません。

私は普段は「なにわ香炭」をよく使っています。なにわ香炭は火の付きがよく扱いやすい炭です。

しっかりと熱を持つので、お寺のように大勢のお参りの人たちが、炭が埋まるほどにお香を乗せていっても、問題なく最後まで熱をたもってくれます。

安定して使える万能選手です。

一時間燃焼する炭の塊で、だいたい40円から50円ほどなので、なにわ香炭はお手軽です。

一方で、玉初堂の薫香炭の場合は、一時間燃焼する炭の塊で100円ほどします。なにわ香炭の倍ほどのコストです。

コストだけを見ると、玉初堂の薫香炭は高いです。

でも粉末状のお香がこぼれにくく、無駄になりにくいことを考えると、普通の炭とは単純に比較できないと思います。

ちなみに今回贈っていただいたのは、棒型、アルファベットのI型のタイプです。

このI型は三分割できるので、必要に応じて、1時間ではなく20分だけ使うといったこともできます。

すると、一回当たりのコストは30円ほどです。

30本入っているので、3分割なら、90回も使えます。

使っている間、常に薫っていることを思えば、そう悪いコストパフォーマンスではないと思うわけです。

一般のご家庭であれば、一箱買っておけば、数年間かなり長い間、使い続けることができると思います。

今回はAmazonほしい物リストから贈られてきた、玉初堂の薫香炭が有難かったので、この香炭の良さを話させていただきました。

薫る炭があること、炭の上部がへっこんでいてお香がこぼれにくいこと、そんな香炭があることをご存じでない人も多いと思ったので、薫香炭について紹介しました。

届いてさっそくお寺にお参りに来られた方のお焼香に使うと、お参りの方は喜んでくださってました。いい香炭でした。

それと玉初堂の薫香炭の他にも、朱色の蝋燭を贈ってくださってありがとうございます。

ちょうど今は報恩講の最中で、毎日のように赤ロウソクを使っています。タイムリーで助かっています。

それとまた公開しているほしい物リスト以外からも、色んな機会に様々な形で支えてくださっている大勢の人たちにも、この場を借りてお礼を申し上げます。

ありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。

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