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世代の離れた人との会話を楽しむコツ

投稿日:2018年6月2日 更新日:

こんばんは。 若手僧侶のかっけいです。

お坊さんの私はお参り先で私よりも年齢を重ねた人とよく出あいます。

私は話をするのが大好きなので、祥月命日のお勤めでも一時間近くも居座ってしまうこともあります。

私にとっては当たり前のことだと思っていたのですが、どうして世代の離れた祖父母に当たる人と会話が続くのか、疑問に思う人もいるようです。

ということで今回は『世代の離れた人との会話を楽しむコツ』について書いていきます。


年配の人との会話は気兼ねない。

若い人からすると年上の人と会話をするのは、話の内容が合わないだろうかと心配に思うかもしれません。

失礼なことを言ってしまっているんじゃないかと心配に思うかもしれません。

でも私の経験上、そんなことはたいして気にする必要はありません。

確かに干支が一回りするほど年齢が離れると、興味や流行が変化しているでしょうし、これが50年も60年といった一還暦も離れていると世代が異なり、考え方や行動が違うのは当然のことです。

年配の人と話をする場合、言葉遣いはもちろん気を付けなければいけませんが、相手は自分以上に人生経験を積んでいますので、多少私の言葉遣いがおかしくても柔軟に対応してくれます。

むしろ年の離れていない若い世代の人の方が、目上目下とうるさい印象です。同年代の若い世代は、わずかな年齢の違いで先輩後輩を意識して接するのに壁があるように感じます。

世代の離れた・年配の人とは気兼ねなく話ができるので、どんどん話が進みます。

自分の知らない話をしてくれるので面白い。

同世代同士で会話をすると興味や流行が似ており、話題が尽きないですし盛り上がることもあるでしょう。

しかし考え方も似ているので新しい発見や学びにはつながりにくいです。

一方で世代の離れた人との会話は自分の知識や経験以上のことに出あえます。

特に戦前に生まれ生きた人の話はいつも面白いです。

私が最近面白いなあと感じた言葉があります。それは「親腹七日」です(辞書には載っていないこともある言葉ですが、(里腹三日で載っていることが多い))。

年配の話を聞いていますと、昔は嫁いだ先では姑に気を使うので喉が通らないのが普通だったので、親腹七日の状態で嫁ぎに行ったらしいです。

親腹七日とは、里帰りした時には気兼ねなく食事ができるので、腹いっぱいの状態にしてから嫁ぎ先に戻ると一週間は食べなくても耐えられるという意味です。

そんな経験は今の時代では考えられないので、そんな話を聞いたときは面白いなあと感じました。

他にも戦中に命からがら生き残った話や、終戦間近の空襲等の話、私の曾祖父に教えてもらったことがある話などなど、実際に体験した人からの話はいつ聞いても面白いものです。

世代の離れた人との話は聞くに徹するのも良いね。

最近では3世代の家庭が減っており、祖父母・両親・孫の3つの世代が同じ屋根の下で生活していません。その結果、祖父母の年齢に当たる人は若い人との会話が新鮮に感じることもあります。

私のような若い人が話す内容に興味を持ってくれることもあります。

一方で若い人に自分の考えや経験を話し伝える場所でもあるので、積極的に会話をしてくれることもあります。

人間年を取りますと、大なり小なり物忘れがあります。しかし新しいことは忘れてしまっていても古い記憶は結構覚えているものです。

世代の離れた人が積極的にコミュニケーションをとってくれる場合には、相手が伝えたいことが何だろうかと耳を傾け想像しながら聞くのも楽しいです。


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さいごに。まとめ。

年の離れた人・世代の離れた人とは何を話をすればいいのか分からず、会話が続かないと感じる人もいるでしょう。

でも私自身の場合、難しい会話をしようとは考えていません。

それこそ天気の話やお体の調子の話、お寺であった最近の出来事など、身近な内容からコミュニケーションのきっかけを探っています。

もちろん話が膨らまず、ほとんど会話する事なく失礼することもあります。

しかし難しく考えずとりあえず声を掛けて話のきっかけを作ることにより、相手の方からも伝えたいことが生じるかもしれません。すると私は話し手から聞き手になり、会話が継続していきす。

世代の離れた人との会話は同年代の人との会話と違い、言葉遣いを厳しく注意する必要が無く気兼ねなしに質問ができますし、また興味を持って話を聞くことで自分の知らない体験や考えを教えてくれたりします。

世代の離れた人との会話を楽しむコツは、

  • 気兼ねなく声を掛けることであり、
  • 相手の話をしっかりと聞くことであり、
  • 自分の知らない内容を聞く態度を示すことです。

年配の人の話が、自分と考え方と違っており正すつもりで私の主張をぶつけ合るのではなく、相手の主張を聞き、相手の立場で・相手の視点で、物事を考えてみるのも面白いです。

世代の離れた人との会話は同年代の人との会話と違い、共通の話題が無く盛り上がりは欠けるかもしれません。一方で世代の離れた人の伝える話は自分自身に新たな知見を与えてくれます。

人間はそれぞれに独自の考えを持ち、各々の人生を送っています。人との会話は楽しいものであり、新たな発見に出あいます。

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