月齢はカレンダーで分かるのになぜ天気予報で知らせるのだろうか

こんばんは。 かっけいです。

テレビで天気予報のニュースを見ていますと、細かい情報まで教えてくれます。

  • 今日の最高気温・最低気温
  • 現在の注意報・警報
  • 24時間の天気の移り変わり
  • 明日の降水確率・最高気温・最低気温
  • 明日の波の高さ
  • 各地の時間ごとの天気の移り変わりと風の向きと強さ
  • 週間天気予報
  • 今日の海水温。

そして明日の暦として、「干潮と満潮、日の出と日の入り・月齢」を。

時期によっては服装の目安・花粉情報・紫外線情報などなども予報します。

私のちょっとした疑問なのですが、どうして天気予報のコーナーで明日の暦情報をわざわざ載せるのだろうか。

特に月齢なんて、カレンダーや月を見れば分かるのに、なぜだろうか。

そんなことを書いていきます。

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月齢とは月の満ち欠けの状態を表す数字。

月齢・満月の様子。

月齢は月の満ち欠けの状態を表す数字です。

月が完全に欠けている新月の状態を0(ゼロ)で表します。

そして一日経過するごとに、数字が1・2・3・・・・と増えていきます。

代表的な月齢を次に表します。

  • 月齢0:新月
  • 月齢2:三日月
  • 月齢7:上弦の月(右半分が満ちている状態)
  • 月齢15(14):満月
  • 月齢22:下弦の月(左半分が満ちている)

そして月齢の一周はおよそ29.5です。およその理由は月の満ち欠け周期が一定ではないからです。

月齢は事前に分かっているのになぜニュースになるのか。

例えば平成30年の旧正月は2月16日でした。

旧正月とは旧暦の1月1日のことで必ず新月の日ですよね。ということは月齢0というのは事前に分かります。

実際にニュースでは月齢0.2と報道していました。

またお釈迦さまのご命日とされる旧暦2月15日は新暦だと3月31日です。旧暦の15日は満月の日ですよね。ということは月齢はおよそ15です。

ちなみに月齢13.6とされています。

月齢は予測しなくても事前に分かっているのに、なぜわざわざ天気予報のコーナーで知らせるのだろうか。

私の予想は二つあります。

  • 月齢を参考にしている人がいるのだろう。
  • 月の満ち欠けを表す数字が、月の状態と完全に一致しないから。

月の状態を気にする人もいる。

例えば植物の種まきは満月の日にしたいという人もいます。

効果があるかは私はよくわからないが、地面の上に対してに向く力が強く、まいた種が乾燥しにくくなり発芽しやすいらしい。

剪定は満月の日にする。これは樹液が下に向きやすく、切り口から樹液があふれにくくなるからだそうだ。

また釣りをする人も魚が満月や新月の日に大きく行動するらしく、釣りポイントが変わるとか。

こんな風に、月の状態を気にする人がいます。また出産も満月や新月が良いという人もいます。

本当に効果があるのかは不明だが、月の状態を知りたいという人がいるのだろう。

月齢はカレンダーや目視通りではないことがある。

今年の旧暦2月15日は3月31日であり月齢は14~15だろう。(月の満ち欠けの周期が平均約29.5日だから、その半分の約14.8だと見当がつく)

しかし13.6と予報されている。

月齢は小数点以下の複雑の表し方をします。これは月齢0である新月が太陽と月が同じ方向を向いた瞬間を基準にしているからです。

詳しい計算方法は複雑なため簡単に求めることはできないので、詳細な月齢は国立天文台などの専門機関の情報を調べないと分からない。

月齢が天気予報のニュースになるのは、その手間を省いてくれているのではないだろうか。


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さいごに。気象庁は日の出・月齢といった天体に関すること扱っていない事実。

気象予報のコーナーでは、それって報道する意味あるのっていう内容もあります。

例えば今回の月齢ね。

でも月齢を参考にしている人もいるのでしょう。

気象庁は天気に関する情報を収集し予想し予報しています。

  • 大雨や大風といった気象現象
  • 濃霧や黄砂や紫外線といった生活に影響のある現象
  • 台風や土砂雪崩や噴火といった自然災害

一方で、日の出・日の入りや月齢、隕石、火球、太陽活動などの天体に関することは扱っていません。

ですのでこれら天体に関する情報や暦というのは、国立天文台といった専門機関の情報が参考となります。

さいごに、暦を知る上において参考になるサイトを紹介します。

「国立天文台」の『暦計算室』です。暦に関する情報が網羅されています。 

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