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朱蝋燭はどこで買う。なぜ売られていないの

投稿日:2018年3月12日 更新日:

こんばんは。 真宗僧侶のかっけいです。

お仏壇にお参りする時にはロウソクに火を灯します。

皆さんは白色のロウソクを用意していることが多いと思いますが、年忌法事などの仏事には赤色のロウソクも使用することがあります。特に浄土真宗ではよくお飾りしています。

しかし赤色のロウソクを用意されている家は少ないようにも感じます。

今回は朱蝋燭(赤色のロウソク)はどこに行けば購入することができるのかについてです。

結論を言えば、仏壇仏具店に行くか、通販で購入するかですね。


朱蝋燭(赤色ろうそく)は仏事で使う。

私は浄土真宗の僧侶ですので、浄土真宗のケースで話をします。

ロウソクには一般的には白色が使われるでしょう。

とりあえず白色が用意されていれば間違いがないのですが、浄土真宗では朱色(赤色)を使う場面があります。もっと言えば、銀色や金色を使う場面もあります。

  • 白色:日常のお参り。祥月命日や墓前参りなど。
  • 朱色:報恩講法要や年忌法事といった大切なお参りの時など。お祝い事にも。
  • 銀色:葬儀法要や追悼法要など。
  • 金色:仏前結婚式や落慶・継職法要など。お祝い・お慶び時に。

銀色は白色で、金色は朱色で、朱色は白色で代用することができます。

つまりは白色のロウソクさえあれば何とかなるのですが、やはりそれぞれの場面に適したロウソクの色を用意していただけれたらなあと思います。

朱蝋燭はホームセンターでは売られていない。じゃあどこで買う。

朱蝋燭はホームセンターでは売られていることは稀でしょう。

所によっては売られていることもあるのでしょうが、私は見たことがありません。

スーパーマーケット・100円ショップ・ホームセンター・コンビニなどでは簡単な仏具コーナーが用意されており、お線香やライターそしてロウソクが売られています。

絵付きのロウソクだけでなく、仏事では使うことがないであろう黄色や紫色、さらにはラベンダーや桜の香りがするロウソクが売られていることもあります。

おそらくですが、朱蝋燭が売られていない理由は単純に需要がないからでしょう。

本当は朱色のロウソクは仏事で使用するのですが、使いどころがよく伝わっていないのか、とりあえず白色のロウソクを買っておけばいいかなあと思われているのやもしれません。

ではどこでなら買うことができるのか。

仏壇仏具店には必ず売られています。

すっごく当たり前のことを今私言っていますよね。

でもお参りしていて思うのが、意外と多くの人がお仏壇屋に行かないんだなあという点です。

仏壇仏具店はその名の通り仏壇や仏具の専門店ですので、自分の家が「○○宗□□派の仏壇」と言えばそれに応じた仏具を提案してくれます。

仏様を安置するお仏壇以外は大抵の場合どの仏壇仏具店でも同じような商品を取り扱っているので、そんなに不安になることなく行ってみてはどうだろうか。

もっと言えば「○○町にある□□寺の門徒です」と言えば、その地域の仏具店は普段から寺院にセールスに行っているので、そのお寺の宗派の儀礼について詳しいことがあります。

ホームセンターや100円ショップなどに自分の判断でロウソクなどの仏具を買いに行くぐらいなら、専門家がいるお店に行く方をお勧めします。


ちなみにですが、最近ではインターネットを使い、通販で購入することができます。

以前購入したメーカーやサイズを覚えていればこの購入方法でもいいと思います。

ただ注意点があります。

それは粗悪品を送られてくる可能性があること。または穴のサイズ違いということもあります。

粗悪品の具体例とは、蝋燭の傾きや蝋の砕けです。

ロウソクは高温多湿にそれほど強くないので、保管環境が悪いとロウソクが曲がっていることがあります。また衝撃が加えられており蝋が砕けており、真っすぐと蝋燭が立てられないことがあります。

またたまに起こるミスとして、蝋燭立ての刺し穴と蝋燭の穴の大きさが合っていないことです。

ロウソクの穴が大きいとぐらぐらして非常に不安定なお飾り状態になります。

通販でも購入できるのですが、現物を見ていないのでそのような粗悪品やミスサイズを買ってしまう可能性はあります。


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さいごに。浄土真宗でも宗派によって赤色ロウソクの使うタイミングは違う。

お参りに行きますと、赤色のロウソクを使うタイミングがお寺によって違うと言われます。

確かに違っています。

しかしそれはその宗派の作法ですから仕方のないところであります。

例えば浄土真宗本願寺派では年忌法要では7回忌から赤色のロウソクを使用します。

一方で真宗興正派や真宗大谷派では亡くなってから最初の年忌法事、1周忌から赤色のロウソクをお飾りします。

寺院や地方によっては、一回の法事でも白色と赤色を入れ替えてお勤めするところもあります。

ただ使うタイミングは違うながらも、このお仏事が仏様の願いが届いている法座だといただき、その象徴としてお仏様の智慧と慈悲を表すお光を灯させていただいてます。

昔は白色よりも赤色ロウソク、色付きロウソクの方が貴重で高価なものでした。

赤色のロウソクをわざわざ用意してお飾りするのは、今日のこのご仏事が大切な仏縁だと気が付かさせていただくためでもあります。

昔からの慣習として和ろうそく・碇型が好ましいのですが、それだと負担になるようでしたら西洋ロウソク・棒型でも構いません。

大切なのは、お参りのご縁を大切にし、仏様のお給仕をさせていただくことです。

もしも赤色ロウソクの用意するタイミングが分からないのであれば、お寺に聞くか、お仏壇に赤白両方用意してもらえれば、お参りに来たお坊さんが適切にお飾りしてくれるでしょう。

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