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ピカールの使い方。漆の仏具が簡単に輝くからおすすめ

投稿日:2018年7月28日 更新日:

僧侶のかっけいです。

私も含め、ついつい仏壇・仏具の手入れは忘れがちになりますよね。

いざ掃除をしようと思い立っても、仏壇や仏具には金箔金粉や金メッキ・真鍮製や漆をほどこしていたりと布でただこすると剥がれて傷めてしまい大失敗してしまします。

また装飾も細やかなため、繊細な作業を求められることがあります。特に浄土真宗の仏壇は「金仏壇」と呼ばれ、掃除には慣れが必要です。

今回は「汚れの目立った漆の仏具を、どのようにすれば輝きが取り戻せるのか」を紹介します。

ピカールの仏壇クリーナーを使えば、誰でも簡単に汚れを落とすことができます。


ピカールは仏壇掃除におすすめのアイテム

お仏壇の掃除をする時には便利なアイテムを用意しましょう。無くても汚れは落ちるのですが、輝きを取り戻しやすく掃除の負担も減ります。

仏壇掃除の便利アイテム。ピカールの仏壇クリーナー漆の箇所を磨くときには『ピカール(日本磨料工業株式会社)の仏壇クリーナー』が非常におすすめです。

価格はおよそ1000円とお手頃であり、漆器だけでなく、唐木仏壇やピアノや家具のツヤ出しに使えて便利です。また使用方法も単純です。(ほかのメーカーでも似たような商品はたくさんあります)

ただし金箔や金粉、蒔絵の箇所には使用できないことには注意して下さい。白木のように染み込みやすい素材にも使用を控えてください。

仏壇クリーナーで漆を磨くときの4つの手順

漆は水拭きが駄目だと勘違いされています。

もちろん基本的は乾拭きなのですが、付着した汚れを落とす場合は水拭きの方がいいです。水気をすぐにふき取り、水に常に浸かっている状態でなければ傷みません。ですのでまずは水拭きからします。

[必要な道具]

  • 仏壇クリーナー(今回はピカール製)
  • 4枚のきれいで柔らかいタオル布(硬いゴワゴワしたタオルは漆を傷つけるので使わない)

[4手順]

  1. 水拭きで汚れをとる。
  2. 水気をふき取る。
  3. クリーナーの液を漆に塗る。
  4. 仕上げに乾いた布で磨く。

掃除をする前の汚れた漆の仏具手順紹介のモデルとなる漆の台です。上部が白くカビのようなものがこびりついています。これを落としてから漆の光沢を出します。

1.濡らしたタオルで水拭きをして汚れをとる。(一枚目のタオル)

漆製品を水拭きし汚れをとる

仏壇クリーナーの使用方法には次のように説明されていることがあります。

良く缶を振り、乾いた柔らかいきれいな布に液を適量吹き付けます。液を含ませた布で、ムラなく塗りのばした後、別の乾いた柔らかい布で拭き上げてください。

この手順は正しいのですが、正確にはツヤ出しの方法を紹介している説明です。

いきなり上記の使用方法をするのではなく、まず漆表面の汚れ・埃をとる必要があります。そうしないとムラができてしまいます。ですので一番最初に濡らしたタオルで汚れ・埃を拭き取ります。(拭く前にしっかりとタオルは絞りましょうね)

2.乾いた柔らかいタオルで水気を丁寧に拭き取る。(二枚目のタオル)

乾いた柔らかいタオルで、水気のある漆道具を拭き取る濡らしたタオルで表面の汚れを落としましたら、乾いたタオルで水気を完全にふき取ります。上の写真のように水拭きとその水気ふき取りだけでも、見た目はだいぶ綺麗になります。

3.クリーナーの液を染み込ませたタオルで拭き、ツヤを出す。(三枚目のタオル)

見た目の汚れは落ちて綺麗に見えても光沢が無いので、クリーナーで輝きを取り戻します。
漆に光沢・ツヤを出すために、クリーナーを染み込ませたタオルで拭く。乾いた柔らかいきれいなタオルにクリーナー液を適量吹き付けます。クリーナーを含ませたタオルでムラなく塗りのばします。

ちなみに気温が高いほうがクリーナーの伸びが良いので、冬よりも夏の方がやりやすいです。冬場にする場合は部屋を暖めた方が楽。

4.最後に、乾いた柔らかいタオルで丁寧に拭き、仕上げる。(四枚目のタオル)

最後に乾いた布で拭き、光沢を出す仕上げをするツヤ出し仕上げをした漆は当初の輝きが戻ります。また表面にワックスがけされている状態ですので、今までの傷も目立ちにくい・これからの傷もつきにくい状態になります。

これら1~4の手順に費やした時間は、約2分です。4度タオルで拭くだけですので、あっという間のことで非常に簡単に掃除ができます。


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さいごに。漆以外の手入れはどうする

ピカールの仏壇クリーナーは非常に便利なアイテムで、漆以外にも仏壇仏具のツヤ出しに非常に効果的です。ただし万能アイテムではありません。

具体的には金箔や金粉、蒔絵、真鍮磨き・銅磨きには適していません。

金箔や金粉や蒔絵の掃除は、タオルで強くふき取りますと剥がれ落ちたり傷がついてしまいます。ですのでこの時には「羽箒(はぼうき)・毛払い」と呼ばれる柔らかい羽根の箒で、なでるように表面の埃を落とすようにします。

仏壇用シリコンクロスもしくはシリコンクロスで表面を軽くなでるようにふく方法もあります。(金箔金粉に使うのはやめた方が良い。蒔絵に使う)。これだけで汚れが取れて美しい光沢がでてきます。

真鍮や銅製の金属仏具を磨くには、また別のアイテムを使います。別の機会で紹介しますが、同じくピカールが『ピカールキレー』という商品を出しています。漆と違って塗り伸ばして輝きを戻すのではなく、漬け置きし化学作用によって錆を落とし輝きを戻します。

今回の漆とは全く異なる方法です。

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