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ソラマメの側枝の先端を切り落とし。アブラムシ対策として

投稿日:2017年4月28日 更新日:

香川の暖地で家庭菜園しているかっけいです。

春の4月も末頃にもなりソラマメが大きく成長してきました。(同じ時期に種をまいて苗を植えたエンドウはもう収穫時期です。)

ソラマメはこれからの5月になってからが私の住んでいる香川では一般的な収穫時期なのですが、収穫前のソラマメにはなるべくやっておきたい作業があります。

それがソラマメの剪定(摘芯・剪葉)です。


なぜ春にソラマメの剪定・摘心をするのか

ソラマメの剪定って育て方によっていろいろなやり方があるんですよね。

  1. 苗を定植する10月下旬以降に、本葉4枚の頃の親茎の先端を摘芯して側枝の発生を促し、12月下旬にさらに親茎を根元から取り除くパターン。
  2. 春に側枝の本数を6~8本程度になるように調整し、側枝に花が7~10段咲いたらその側枝の先端を摘芯するパターン。
  3. 春に側枝の本数を6~8本程度になるように調整し、最初のソラマメの莢が膨らみ始めたころに草丈70~80cmで摘芯するパターン。

この他にも様々な剪定方法がありますけど代表的なのはこれらかな。

ちなみに私は親茎を積極的には剪定しません。別に剪定しなくても側枝の発生は多いためです。

しかし春には側枝の摘芯はします。

それはアブラムシ対策のためです。

もっといえば病気の予防のためです。

ソラマメの新芽・新葉には大量のアブラムシがつきます。

アブラムシが大量に寄っているのは見た目が気持ち悪いだけでなく、アブラムシを媒介して様々なウイルス病を引き起こします。ですのでできるだけアブラムシを減らすことが重要になってきます。

そのことは研究発表でも明らかになっています。

ソラマメ栽培において、ウイルス病は深刻な被害を及ぼす。この病気を媒介するのはアブラムシであり、新芽・新葉を好む特性がある。そこで、耕種的防除技術の一環として新芽・新葉を取り除く「摘心」の効果について検討した。その結果、春まき作型における5月下旬の摘心処理は、アブラムシ飛来・寄生株を減少させ、ウイルス病防除に有効な技術であることが明らかになった。

参考元『ソラマメ栽培の側枝摘心がウイルス病防除に及ぼす効果』(←PDFファイル)

樋江井清隆(豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課)

この論文は春まきのソラマメ栽培での実験ですが、アブラムシを除去することでの効果は秋まきソラマメでも一緒でしょう。

ちなみにこの論文では発病率を10%以下に抑えられただけでなく、摘芯しても着莢数は減少しないことがわかっています。

ソラマメの摘芯。先端にはアブラムシがいっぱい

さてさて摘芯の有用性が分かったところで早速私の家のソラマメを見ますか。

ソラマメ新芽先端アブラムシ

どうですか。すごい量のアブラムシがいるでしょう。

このゴマみたいな黒っぽいのが全部アブラムシです。そりゃ病気にもなるでしょう。

ソラマメ新芽先端アブラムシ

気持ち悪い量のアブラムシですが、これが普通なんですよ。

おそらくどの家庭のソラマメも摘芯しないとこれだけの量のアブラムシがやってくるはずです。それだけソラマメの先端はおいしいのでしょうね。

この写真のアブラムシが全ての側枝の先端に同じようにいますので、全ての側枝を摘芯します。

剪葉前のソラマメの畝

 摘芯前のソラマメ

剪葉後のソラマメの様子

 摘芯後のソラマメ

写真では摘芯前と摘芯後ではソラマメ畝の様子は何も変わっていないように見えますが、私は摘芯に合わせて収穫が見込めなさそうな側枝も切り落としています。

 ですので今回切り落とした茎・葉の量は50リットル以上になりました。それでも見た目にはソラマメ畝はそれほど変化がありません。

先端を落とすと育てている量が減って心配になりそうですが、ちょっとくらい先端を落としても見た目にはそれほど変わりなく、不要な側枝を落としても全体の光合成量には影響ないと勝手に思っています。

むしろ外から見た様子は変化していなくても、不要な側枝を落としたり先端を落とすことによって内側への株の風通しも日当たりも良くなっていると思います。


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さいごに。収穫少し前の摘芯が病気にならないためのポイント

熱心にソラマメ栽培されている人は倒伏防止に杭を打って紐を張っているでしょう。

でも私は何もしていません。

私の場合は株間をしっかり余裕を持って70~80cmくらいとっています。その代わり側枝の調整を省いています(本当はした方が良い)。一株に側枝が10本以上出てくるため、その側枝の束によって自然と倒伏防止になっています。

もちろん外側に面している枝は倒れたり、株の内側は風通しや日当たりが悪くなってしまいますが、それを解消するためにもこの摘芯の作業をしています。

本当ならもっと早く摘芯作業をして株の高さを70cmくらいに抑えるのが一般的なのでしょうが、私はいつも遅めです。そのため株の高さも1メートル程度になっていますが、毎年問題なく収穫できています。

アブラムシは野菜を作ると何でも寄って来るので、できれば摘芯したソラマメの新芽は燃やすなりして他に移らないうちにさっさと処分することですね。間違っても摘芯した新芽・新葉を畝の間や株元に放置しないことです。アブラムシを除去した意味が無くなってしまいます。

ソラマメはアブラムシの好物なのか収穫少し前の4月5月には先端に大量発生しますので、この先端切り落としが病気にならずしっかりとした収穫(着莢数の確保)へのポイントとなります。

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