上部リンクユニット

正月の墓参りに行ったかな。どうかな。

投稿日:

こんばんは。 真宗僧侶のかっけいです。

さてお正月の墓参りは行きましたか。

まだ、行っていない? だったら行きましょうよ。

年明けて3週間も経っているんだからもう行かなくてもいいんじゃないって思っています?

いやいや、いつでも行っていいんですよ。

年末年始にお墓参りできていないなら、さあ今からでも問題ないので行きましょう。

年末年始・正月の墓参りをしない人が多い。

お墓にお参りしない人・したくない人は、年末年始やお正月にお墓参りするのは縁起が悪いんじゃないのと勝手な理由をつけることもあります。

ところで日本人は一年間にどれくらいお墓にお参りすると思いますか。

40歳以上を対象としたとある調査では、以下の結果が出ました。

  • 年に5回以上お参りする割合は約15%
  • 年に4回も約10%
  • 年に3回は約15%
  • 年に2回以内は約60%

またお墓参りに行く優先順番の調査もあります。

  1. お盆参り
  2. 春彼岸
  3. 秋彼岸
  4. 故人の祥月命日や月命日に合わせて
  5. 年末年始
  6. ゴールデンウイーク

年末年始は・お正月の頃というのは、どういうわけかそれほどお参りされないようです。

しかし年に5回以上のお参りをしようとするならば、年末年始・正月に行かないと、なかなか難しくなるのではないでしょうか。

(ところで私は今回データの参照元を示しませんでした。なぜならこんな調査結果は調査方法や対象世代・対象地域などによって全く違った結果になるんですから。ですのであくまでデータの一例としてみてもらえれば幸いです。このお坊さんは都合のいいデータだけ引っ張てきたなと思ってもOKです)

正月の墓参りは縁起が悪い?そんなわけないよね。

仏教は故人のお骨を埋めるお墓に参ることを嫌っていると思いますか?

お墓に近づいたら駄目だと考えていると思いますか。お墓との接触が少ないほうが良いと思いますか。

そんなことはないですよね。

特に浄土真宗の場合はそんな世迷言はまったく関係ありません。

  • 生前に墓を建てたってOK
  • 正月3が日にお墓に行ってもOK
  • お墓がどっちに向いていてもOK
  • 雨の日に行ってもOK。などなど……

お墓にお参りすることに対して、あれやこれやと断り文句をつける必要はありません。

行きたいと思ったタイミングで行けばOKなのです。

お墓にお参りするというのは、亡き人と出あうご縁です。

もちろん私たちの目の前に亡くなった人が現れるわけではありませんよ。

しかし亡き人(先祖・肉親・大切な人)を敬いそして偲ぶ中で、いのちを見つめ、いのちに感謝する機会になります。

宗派によってはさらには亡き人の冥福を祈るといった追善供養の意味合いもあるでしょう。

いずれにせよ、お墓参りは辛気臭いことや縁起が悪いことではなく、むしろ仏法に出あえる有難いご縁の場だと言えます。

正月参りはいい機会です。神社の神様だけでなく、お寺やお墓にも参り仏様や先祖にも挨拶をしてはどうだろうか。

1月も早や終わり。もう正月の墓参りは遅いんじゃない?

いやいや何にも遅くないですよ。

今回は話のネタとして「正月のお参りしましたか」と話を振りましたが、これは「まだ正月に墓参りできていないんじゃないの?じゃあ行こうよ」と呼び掛けるためです。

実際正月は曖昧なものです。

正月3が日まで・7日まで・15日まで・1月いっぱいまで・旧正月一日までと都合よく解釈しましょう。

まだお参りできていないなら、今が初参りのタイミングです。

正月は一年初めの月です。お墓にお参りしても健康になったり商売が上手くいったりとはなりません。

しかし墓参りとは普段の日常では落ち着いて見つめることができない「いのち」に出あえ、自分自身の反省をし、新たな気持ち・抱負をもつことができるやもしれません。

墓参りは一回一回が有難いご縁。遅いということは全くありません。

さいごに。墓参り・仏壇参り・お寺参りは地域や宗派によって全然違うこともある。

さて今回お墓参りに行きましょうよということを紹介しました。

といってもお坊さんが音頭を取っても、はいそうですかとお参り行くものではありませんよね。

浄土真宗の場合はお骨に対しては拝まないので、ひょっとするとご門徒の中にはお墓参りに対する意識が薄いやもしれません。

また地域によっては仏様よりも神様やということで、お寺に全く参らないということもあるやもしれません。

各地域の宗派や慣習によって、お墓にお参りできる環境かどうかやお参りするという意識の違いは異なっているでしょうから、一概に正月にはぜひ墓参りに行けよとは言えません。

しかしもしもお墓に参ろうという気持ちが起こったならば、いろいろ理由をつけずにぜひ新たなスタートのきっかけとしてお参りしていただけたらなあと思います。

記事下リンクad


-真宗の教えや考え方
-,

Copyright© 真宗興正派 円龍寺 , 2018 AllRights Reserved Powered by micata2.