小学校の道徳の教科書をみた感想.ラジオ#10

第10回目のラジオ配信。「道徳の教科書」がテーマです。(BGM:音楽素材MusMus)

私は香川県の丸亀市に住んでます。丸亀市には丸亀駅のすぐ近くに丸亀市立図書館という図書館があるんですね。

この図書館に8月ついこの前、行きましたら、来年の令和2年度の1年生から6年生までの教科書がもうずらーっと展示されてて中身をどなたでも自由に確認することができたんです。

図書館入って目の前、真っすぐの目立つところに並べられてあるので、図書館に行ったらすぐに気がつくと思います。

「小学生がどんな勉強をするのかなぁ?」って、ちょっと気になって算数から理科から国語・歴史・家庭・図画工作・道徳などと色々、全部パラパラパラパラ見たんです。全部のページに目を通したんですけども、そしたら「まぁ最近の小学生って、最近の小学生って言ったらおかしいですかねぇ?」「私、自分の小学校時代を全然覚えてないんですけども、もう小学生の習う事ってすごいんですね。小学生が習うことをこれ全部できたら、全部マスターできたら、並の大人よりも優れた人ができるんじゃないかなあぐらい」、非常に充実した内容でした。

そりゃあもちろん。その教科書を作っている大人の人がもう子供にちょっとでも分かりやすく理解できるように簡単に簡単に、そして理解しやすいように絵をかき図を使って説明しているんで。

それはもちろん小学校の教科書って、おそらく一番の優れた本だと思うぐらいだったんですけども、「まぁ小学生って、書かれていることを全部マスターできたらとんでもないような立派な人になるんじゃないかなあぐらい素晴らしい本を読むんだな」と私、感心しました。

で私はお坊さんですから道徳の本が、ちょっと気になったんですね。道徳というのは昔は総合授業・総合的な学習という風な感じで科目ではなかったんです。

科目ではなかったので、それぞれのクラスの担任の先生が好きなように教えて、また道徳の本みたいなのがあったと思うんですけども(心のノートだったかな?)、たしか、何かテーマみたいなのを考えることをちょっと書いてて、そして空白のところに思ったことを書いて、そして先生が頑張って点数をつけるとか丸をつけるようなそんな感じだったと思うんですけども、今の・来年の新しい令和2年の道徳の教科書をちょっと見ると、「いやもうすごい。もういろんなことを細かく細かく教えてるなー」ってちょっと感心、感心というか参考になりました。

あのー記憶があいまいですけども、丸亀が採用した小学校道徳教科書は学研の教科書だったと思います。綺麗な1年生から6年生の本にかわいらしいイラストがあって、で書いてる文字もひらがなであったりルビを振ったり、難しい漢字と学年に応じて文章の難易度をかえてました。

それで1年生から6年生のを見ると、教えてることはどの学年でもだいたい一緒なように思いました。ただしやっぱり高学年になればなるほど、話の取り上げてる内容、昔と違ってテーマだけをポンと出すんじゃなくて、物語・読み聞かせの絵本みたいな感じで、それを感動ストーリーと言ったらおかしいかもしれないけですけども、まあ心にくるような読み物を読み聞かせて音読して、それで「あなたはどんなことを思ったんですか?感じましたか?」みたいなことを、プラス思考といますか、肯定的・積極的にものを見て、それでみんな仲良くそしてまた心豊かにそして未来・目標・夢や希望を持って、どんなことを思いますかという風な感じで、この道徳の物語・取り上げたテーマの本を読むことで子供たちがいったいどんなふうなことを考えたらいいのか、ルールやマナーや思いやりというようなものを勧めてるようなそういう本でした。

まぁさすが、道徳の本も裏を見たら、いろんな大学の先生やいろんな学者さんの名前がずらずらずらーと30人ぐらいだったかなぁ?並んでてて、この人たちがうんうんうなって、子供たちのために書いた本ですから、そりゃやっぱりもう素晴らしい内容だったんですけども、私・お坊さんからしたらちょっと気になるなぁと思うのが、やっぱり道徳というのは宗教とは違うんで。それに学校ですからと特定の宗教を教えるというのはよろしくないと私は思うんです。

お坊さん見習いの時に、先生から「道徳は宗教とは違う」って聞いて、学校のような国がする教育場所は特定の宗教を教えたらいけないから、合掌とか南無阿弥陀仏とか南無大師遍照金剛とかそういう言葉は使うべきではないんですよみたいなこと教えられたんですけども、その来年の道徳の教科書を見ると、「神様に祈る」とか「おひさまに手を合わす」というように祈りの対象を書いてあったり、もしくは「神様の天国に行った」とか、そんな事を書いてるんですね。天国と言ったら仏教じゃなくてキリスト教ですから、そんなことを言っていいのかなと思いました。

またこれは後日お話しようかなと思うんですけども、仏教というのは天国じゃないんです。仏教の人が行く世界というのは天国じゃないんです。キリスト教の人が救われる神の国というのが天国なんです。これがイスラームだったら楽園と言われるところですね。神道ならあの世だったり常世ですね。で話を戻すと仏教だったら「仏の国」、これは難しい言い方をすると、仏の国のところで「仏国土」もしくは清らかなところということで「お浄土」。他にもいろんな言い方をするんですけども、1年生から6年生の道徳の本をパラパラ見た感じ、3・4ページは少なくとも教科書の中で神様や天国という言葉が出てきたんです。まあこの言葉を使わないと説明できないのかなという気もしなくもないことはなかったんですが。

まあ道徳を作る上において、ある程度宗教的な側面、祈りや願いや念じる、そういうところも言わないといけないのかなあと思いました。

もちろんキリスト教とかもしくは自然崇拝みたいなところ以外にも、神道がいうようなシャーマニズム、アミニズムと言いますか、そんな自然崇拝だけじゃなくて、例えば仏教的な「おかげさま」という言葉もちょっと取り入れてましたね。いわゆる「ご縁」と言いますか、目に見えない世界で生かされているというその仏教、いろんなものが繋がってるというその仏教的な精神のおかげさまというのも紹介されてたんです。

ですから何でしょう。

特定の宗教の言葉は使わないにしても、やっぱり子供に道徳を教える上では、その宗教を匂わせるような、そんなこともやっぱりしないといけないのかなと、その道徳の教科書を読んで思いました。

まあでも繰り返しになりますけども、小学生の習うことはすごいなあと思いました。英語も5年生6年生で習うんですけども、これを知ってたら複雑な会話できなくても自分一人でアメリカのところ、ヨーロッパでもいいですけども、英語が通じる国でしたら、迷わずに旅ができたり電話かけたり宿泊できたりと、一通りのことはできるんじゃないか生活できるんじゃないかというふうな内容がしっかり書かれてて、理科も凄かったですよ。もう子供で科学実験のようなことを学ばせるって凄いなあと思いました。

本当にもう最近の~。私も習ったかもしれないですけども、小学生が習う教科書というのは、大人でも非常に参考になる、学ばないといけないような優れた本でした。

私が年取ってボケがすすんできたら、ぜひ小学生の教科書を見せてほしいです。

もしも皆さんも、私の町の図書館だけかもしれないですけども、丸亀市立図書館もしくはその他の図書館に行ってみたら、来年の学校教科書があるかちょっと確認してみてはどうでしょうか。ちょっとパラパラめくってみたら「あ~すごいな~。こんなことも習うんだ。これは為になるなぁ」と思うこともたくさん発見できると思います。

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ラジオの補足

学研の道徳教科書

ラジオの中で紹介しましたが、丸亀市が採用する道徳教科書は「学研(株式会社 学研教育みらい) 」が発行している『新・みんなの道徳』です。学研の新・みんなの道徳2020年度版の公式サイトページをリンクします。

公式サイトの説明によると、学研の道徳教科書の基本方針は2つありますね。

プラス思考未来志向を備えた児童の育成を目指します

学研の道徳教科書基本方針より

令和2年度の小学校道徳教科書の発行会社は8社ありますが、それぞれに特色・方針・趣意が違いますね。気になる人は、教科書協会が各リンク先をまとめているので、そこから各発行会社の公式サイトを確認してみてください。

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