ほしい物リストより、お線香ありがとうございました

交通安全を意識しよう.ラジオ#171

第171回目のラジオ配信。「交通安全意識」がテーマです。(BGM:音楽素材MusMus)

ラジオテーマ「交通安全意識」内容まとめ
  • 全国的に交通事故は減っている
  • 香川県は人口当たりの死者数は多い
  • 交通安全を意識するドライバーが増えた印象
  • 自転車や歩行者の安全意識はまだ低そう
  • 自転車も免許制にしてほしいなあ

かっけいの円龍寺ラジオ

この番組では香川に住むお坊さん、私かっけいが、短い雑談をするラジオです。

今回は交通安全意識についての雑談をしていきます。

先日、2022年、昨年一年間の道路交通事故の数のニュースがありました。

統計によると、ここ50年ほどは全国的に交通事故の数は減っているようで、香川県も2022年は少なかったようです。

自慢はできませんが、香川県は交通事故の多い県らしいです。

交通事故で亡くなる人は年々減ってきていますが、毎年のように人口比に対する死者の数、人口10万にあたりの死者数は全国ワーストトップクラスです。

香川に住んでいる私からすると、昔と比べると、だいぶ無茶な運転をする車は減った印象ですが、まだまだ荒い運転は多い感じです。

歩行者がいる横断歩道の車の停止もまだまだ少ないですが、これでも以前よりかは、だいぶ止まる車が増えた感じがします。

お坊さんの私はほぼ毎日のように車に乗っていますが、幸運にもこれまで10年以上、無事故無違反です。無事故無違反ですが、これまでに2度、交通事故に遭いそうになったことがあります。

一つは車の事故で、私が車を運転していた時のことです。交差点が赤信号で、私は車を停止していました。信号が変わり青になったので自分の車を発進すると、右から信号無視してきた車がまっすぐ突っ込んできました。幸いにも私が急ブレーキを踏んで本当にギリギリで当たらなかったのですが、あれは私のブレーキが少しでも遅れるとぶつかっていた事故でした。

もう一つは5年くらい前の話で、これは私が歩行者で、交差点を横断しようとしていたときのことです。

交通量がやや多い道路で、押しボタン式の信号だったので、道路を横断するために私は押しボタンを押しました。

車側の信号が赤になり、目の前の歩行者の信号が青になったのを確認しました。

右からやってきた車は速度を落として停止線の前できちんと止まったのを見て、私は横断歩道を渡りはじめましたが、横断をはじめてすぐに、左からやってくる車がどうにもとまるような雰囲気がありませんでした。

これは嫌な予感がするなあと思って、横断歩道の半分を過ぎる前に、私が横断歩道の中で歩くのを止めたら、案の定、その車は左から一切減速することなく私の目の前すれすれを突っ走っていきました。

もし私が歩くのを止めていなかったらきっと私を跳ねていたでしょうし、持っていた手提げのカバンを引いていなかったら、車はカバンをぶつけてカバンごと私の体を飛ばしていたかもしれません。

その車は車道側の信号が赤色になったのも、対向車が減速してとまったことも、歩行者の私が横断しようとしていているのも見えていなかったのでしょうか。それとも車に乗っている自分は、ルールを守らず、我が物顔で道路を走っていいと思ったのでしょうか。

なんにせよ、車に跳ね飛ばされなくて、今でもホッとしているところです。

あの速度でぶつけられたら、下手したら死んでいただろうなあと今でも思います。

この10年、5年の間に荒い運転はまだまだ多いながらも、安全運転をする車も増えてきた印象です。

横断歩道での停止も、以前ではほとんど見られなかったですが、最近では歩行者優先の意識が浸透してきているのか、きちんと止まる車が増えた印象です。

交通安全を意識するドライバーが増えたその一方で、私は歩行者や自転車にのる人の安全意識が、いつまでもよくならないように感じます。もっといえば、安全運転する車が増えたからか、無茶な歩行者や自転車が目につくようにもなりました。

すぐ近くに信号機のある横断歩道があっても、ほんの5メートルほどの近さでも、横断歩道を使わずに道路を横断しようとします。

自転車に乗っている人も赤信号を無視したり、後ろを確認せずに斜めに走りながら道路を横断したりすることもあります。

暗くなっても明かりや反射板のない、真っ暗な自転車も当たり前のように走っています。

無茶な自転車や歩行者は高齢者ばかりと思うかもしれませんが、中学生や高校生といった学生もけっこう多いです。

つい先日も赤信号を無視して交差点を突っ走っていた自転車が危うく直進してきた車とぶつかりそうになっていたのを私は見ました。

直進していた車はブレーキをしてぶつかることはなかったですが、その信号無視をした自転車の学生は、素知らぬ顔で止まることもせず、速度も落とさず、細道に入っていきました。

香川の車の運転が荒いというのは昔から有名だったでしょうが、私からすれば、車の運転は以前と比べると少しはよくなった印象です。

一方で自転車・歩行者はいつまでたってもよくなっていません。

事故に遭わないのは、単に運が良かったからではないでしょうか。

私も幸運にもこれまで事故にあっていませんが、それでもやっぱり怖い思いをしたことは何度もあります。

自動車も自転車も歩行者も、お互いに事故を起こさないように、交通安全を意識してほしいなあと思います。

私なりの意見ですが、罰則はいらないので、できれば、自転車にも自動車と同じように免許制度を設けて欲しいなあと思います。

道路を縦横無尽に走ったり、灯りをつけずに走る自転車が減ってほしいなあと、ドライバーの私は思います。

自分が事故を起こさなくても、周りの人を不安にさせたり、事故を誘発しているんだと思ってほしいです。

香川だけでなく、全国の交通安全がますます進んでいってくれたらなあと思います。

以上で2023年1月17日のかっけいのラジオを終了します。

それとここ最近、道路でランニングする人が増えている印象です。

香川県では、この冬に3年ぶりに丸亀国際ハーフマラソンや小豆島マラソンが行われるのも関係しているのか、昨年はほぼ見かけなかった、歩道でランニングする人をだいぶ見かけるようになりました。

香川県は車社会なので、歩道を通行する人は少ないので、ランニングしやすいのでしょうが、できればランニングする人も安全意識を持ってほしいです。

路地の交差点や曲がり角をスピードを緩めずに走る様子は端から見ても怖いですし、酷い人だと、赤信号でも交通量が少なかったら信号無視をして道路を渡ったりする人もいます。

道路をランニングする人は、前後左右と、常に周囲に気を配って走ってほしいなあと思います。

それができないのであれば、丸亀陸上競技場などに行って、安全安心で、スポーツに適した場所で運動してほしいなあと思います。

事故に遭わない、事故を起こさせない、周りを不安にさせないといった他人を思いやる交通安全意識を持ってほしいなあと思います。

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