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お寺や法事にお参りする時の作法・心得

投稿日:2018年5月16日 更新日:

こんばんは。 真宗僧侶のかっけいです。

皆さんは年に何回ほど仏様にお参りしていますか。

お寺では年に数回大きな法要があります。

それ以外にも例えば親族の年忌法事に呼ばれ、お参りに行くこともあるでしょう。または葬儀や通夜に行くこともあるでしょう。

最近では家族そろって法座や法事にお参りに行くことが少なくなり、いざ自分一人でお参りに行くとなるとどのようなことに気を付けたらいいのかが分からないこともあります。

ということで今回は「お寺や法事にお参りする時の作法・心得」について簡単に説明します。浄土真宗僧侶の私による説明なので、他宗派では異なるかもしれません。

お参りに必要な物1点と、できれば持参してほしい物2点。

  1. 念珠(ねんじゅ)・数珠(じゅず)
  2. 聖典(せいてん)
  3. 式章(しきしょう)

1.お寺の法座や法事・葬儀・通夜に行くときには、必ず念珠(ねんじゅ)を用意しましょう。数珠(じゅず)とも言います。

念珠というのは仏様に手を合わし頭を下げる行為(合掌礼拝)をする時の法具です。輪っかが一重の一連念珠や二重の二連念珠、男性は紐房・女性は切り房など、大きさや形や色や素材が宗派によって勧められていることもあるでしょうが、それほど気にすることなく仏様に手を合わせる気持ちを合わせる道具として持ち寄ってください。

2.そしてできればお参りの際には聖典を持参していただければ幸いです。

聖典の名称や内容は宗派によって異なっているでしょうが、日常お仏壇にてお参りしている際に使用している聖典をそのまま持参して下さればOKです。

浄土真宗であれば正信偈や讃仏偈などが収められた聖典のことです。僧侶が読経しているときに聖典を開き、一緒にお勤めして下さっても有難いですし、目で追っていただいてもOKです。ちなみにですが、聖典は尊い本ですので念珠同様ぞんざいに扱わず、人が歩く畳や床の上には直接置くことなく、カバンや机や膝の上などに置きましょうね。団扇代わりに扇ぐのはもってのほかやで。

3.そしてちょっとハードルが高いかもしれませんが、お仏事のご縁には式章を付けてお参りするのが正式です。門信徒なら門徒式章を、総代なら総代式章を。

といっても現実にはなかなか式章を着用してお参りされている人は少ないです。

理由は色々あるでしょう。

  • お坊さんが付けている輪袈裟と似ているのでつけにくい。
  • そもそも持っていない。どこにあるのか分からない。
  • 周りの人が着けていないので自分だけ浮いた感じがして嫌。
  • 施主や喪主が式章を着けていない場合、恥をかかせるかもしれないから。

式章というのはお坊さんが身に付ける袈裟とよく似ています。

もちろん式章は無くてもお参りできますが、仏様にお参りする時に着用することで、門信徒であると言う自覚が生まれ、またお参りの度に身が引き締まる心新たな気持ちを出してくれます。何よりも式章をつけるだけで、お参りの雰囲気がぐっと引き締まります。

できれば自身が法事の施主や葬儀の喪主になった時には着用してほしいところです。

お参り時の作法・心得。

服装・お参りに行く時間について。

お寺の法座法要・家での法事にお参りする時でも、遅刻しないこと、できれば僧侶の読経からその後の食事まで出席してくれるのが有難いご縁です。

服装については今の時代それほどうるさく言う人は少なくなりました。

しかし普段着でお参りするのは相応しくなく、派手な色を抑えたスーツや肌が過度に露出していないなどの神仏に参詣する時に失礼に当たらない常識的な服装をしていただければOKです。子供さんであれば学生服や園児服でOKです。

遅刻しないことについて補足すると、お寺の法座の場合は1時間前に来なくても大丈夫で開始時刻に堂内に入っていたらいいのですが、親族の法事の時には30分から1時間程度早く到着しなければならないこともあります。親族同士話し合うこともあるでしょうし、法事の前の軽食の接待もあるでしょう。

読経が始まりますと、お坊さんに合わせて念珠を手に持ち合掌礼拝をしましょう。聖典に書かれていれば一緒にお勤めしてもOKです。

お経は仏様の金言ですので、読経中は騒がずにできるだけ静かに耳を傾けていただければ幸いです。(寝るのは生理現象やから仕方ないね)

正座について。

神仏にお参りする時には両ひざを折り曲げて姿勢を正すのが勧められます。

しかし現実問題として正座というのは誰もが長時間できる座り方ではありません。

ですので読経中や休憩中は膝を崩されることを私は勧めます。椅子を用意できるのであれば椅子に腰かけてお参りして下さってOKです。

ただしお勤めの初め終わりの時の合掌礼拝の時や、僧侶が向き直り法話をされるときには正座の姿勢に戻すことを心がけてください。

身体的特徴で正座をするのが辛い時には、無理にする必要はなく、体を崩された状態でお参りして下さって大丈夫です。それこそ寝たきりであってもベッドの上からお参りくださって大丈夫です。ご法座の縁に出あうことが有難いのですから。

焼香について。

仏事に行きますと、お焼香というのがあります。

お焼香の作法というのは宗派によってバラバラでこれが正解というのがありません。

ですので自分の宗派のやり方でそのままお焼香をして下さってOKですし、分からない場合は法事に来ているお坊さんに質問してください。よろこんで教えてくれますよ。

どうしてもの場合は前の人のやり方をマネてもいいですけどね。

お参りの時間の過ごし方。

法座や法事にお参りするのは仏様にただ参拝するだけではありません。

そのご仏縁を通して、お参りの人が仏法を聞いたり、普段会うことのできない人たちとの繋がっていく場でもあります。

親族の法事であっても、右も左も顔や名前の知らない人ということはよくあります。忘れてしまっていることもありますからね。

法事というのは食事を含めると2時間や3時間と結構時間がかかります。

その時間というのは故人を偲ぶということだけでなく、お参りの人同士が手探りながらも話をして親睦を含めていくのにも役立ちます。

法事は安否確認の場とも言われていました。普段会うことのできない親族が合うことで、自分にはこんな横や縦のつながりがあったんだと気が付くのです。

お参りの時間はただ時間が過ぎ去るのを待つのではなく、このご縁を大切にしてお参りの人同士積極的に話をしていただければ幸いです。

さいごに。

お寺や法事にお参りする時の作法・心得について簡単に説明しました。

ややこしそうに書いたかもしれませんが、実際にはそれほど難しく考えずに、お寺や親族から法事法要の案内があれば、積極的にお参りいただければ幸いです。

法事法要というのは故人を偲ぶことだけでなく、生きている人たちの交流の場でもあります。

神仏に失礼に当たらない服装・雰囲気でお参りすることだけに気を付ければいいので、難しく考えずにぜひお参りください。せっかくのお参りの縁なので、寝てしまってはもったいないので、しっかり体を整えてお参りくださればなお有難いです。

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