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円龍寺ラジオのエピソード番外17。真宗興正派の「三重念仏(さんじゅう)と恩徳讃(おんどくさん)」を拝読しました。

かっけい
- 録音日:2023年7月4日
- 読経者:釋克啓
- 録音場所:円龍寺本堂
三重(さんじゅう)念仏とは
三重とは音の高さのこと
お経文や偈文を読むときに、節や抑揚をつけることを声明(しょうみょう)といいます。
声明では音の高さを表すときに「初重(しょじゅう)・二重(にじゅう)・三重(さんじゅう)」と表現します。
三重念仏は、初重や二重と比べると一番高い音の高さでとなえるお念仏ということです。
恩徳讃(おんどくさん)とは
宗祖親鸞聖人の作られた和讃
浄土真宗の宗祖は親鸞聖人です。今から800年ほど昔の人です。
和讃とは、仏法や仏様、高僧らの徳を讃えたものです。
恩徳讃は宗祖親鸞聖人の作られた和讃のなかの一首です。
恩徳讃 如来大悲の恩徳は 身を粉にしても報ずべし 師主知識の恩徳も 骨をくだきても謝すべし
真宗教団連合がアップロードする恩徳讃
親鸞聖人がつくられた恩徳讃には楽曲されたものがあります。
有名な楽曲には、浄土真宗本願寺派沢康雄氏作曲(1918年)と、真宗大谷派清水脩氏作曲(1952年)があります。
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その他の読経音声
読経音声
浄土真宗では般若心経(262文字)を読みません。
その代わりではないですが、日常の短いお勤めには重誓偈(220文字)をおすすめしています。
阿弥陀経は2000文字足らずの短いお経です。
祥月命日のお参りで読まれることが多いです。
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