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ポッドキャスト配信をはじめて感じたこと【かっけいラジオ#4】

第4回目のラジオ配信。「お坊さんがポッドキャスト配信をはじめた感想」がテーマです。(BGM:音楽素材MusMus)

今回の話のテーマは、ふつうのお坊さんが Podcast を始めて1ヶ月経って感じたことについてお話しします。

私は円龍寺かっけいブログという、お寺のブログをやってるんですけども、最近急にふと思って、音声のブログというのもやってみたいなあと思うようになりました。

ラジオ配信とは言っているんですけども、実際はポッドキャストというのに自分の音声を配信して、それでいろんな人に耳で聞いてもらおうとしてるのが、このかっけいの円龍寺ラジオです。

なにぶんもだいぶ手探りで1人でやってますので、最初は短い5分から10分ぐらいの、お坊さんの小話ができればいいなあと思ってたんですけども、1回目は7分と時間だけ見たら狙った通りの感じで配信できたんですけども、2回目になると10分、3回目となると20分を超えてしまって、「これはマズイ!!」と。ちょっと思った以上に、もうすでに短い雑談のようなおしゃべりができてないんです。

ラジオを聞いてくれた方に聞きますと、「なんであんなにゆっくり喋るんですか」みたいな感じで言われまして、実際私は今日はちょっと意識して普段通りの話し方でお話ししてるんですけども、第1回目・第2回目・第3回目のラジオを聞きますと、確かに、普段の倍ぐらいゆっくりと話してました。

もちろんゆっくり話してたのには、狙いがあってのことなんです。

お参りの方とお話ししている時と、このラジオでお相手の方の顔が見えない時の話し方というのは、やっぱり私は違うんじゃないのかなと思うんです。

私は浄土真宗のお坊さんですから、法事で1時間から2時間ぐらいのお勤めが終わったりもしくは祥月命日とかのお参りをしますと、その読経の後に家の方や周りの人と、仏教のことを話ししたり、世間話のような雑談をするんですね。

でもだいたい、仏教のお話をする時は、10分を目処にお話しをするように心がけているんです。それは住職から言われたことでもありますし、私自身が長くて10分かなあという風な経験で、10分と決めてるんです。

なんで10分かと言いますと、やっぱり仏教の話というのは皆さん聞き馴染みがないので、10分以上になると「この人何を言ってるのか全然わからん」みたいな感じになるんですね。またラジオになりますと、お相手の顔が直接見ることができないので、どうしても私の独りよがりでお話をしてる状態になるんです。

ですからなるべくゆっくりゆっくりお話しして、「今こういうお話をしてるんですよ。ちょっと考えてみてくれませんか」と促すつもりで、最初の3回の放送はゆっくりお話ししたんです。

でも実際私いろんな方のポッドキャストのラジオ配信を見ますと、皆さんだいぶ早口なんですね。もちろん早口の方がテンポが良くて、どんどんどんどん新しい話をしてくれるので、聞いてる側も非常に満足するんです。けれども20分や30分・それ以上と、テンポ良くポンポンポンポン言われて、さあイザどんな話だったのかと思って、冒頭振り返ろうと思っても、どんな始まり方をしたのか全然思い出すことができないんですね。

お坊さんの私も法話の時に、10分以上お話することもないことはないんですけども、そういう時というのはお参りの方とお話の掛け合いがあって、「これってどういう意味なんですか」とか、もしくは言葉がなくても頷いてくれたり、もしくはちょっと納得いかんような顔してる時には、少しお話の切り口を変えて伝えようとすることができるんです。

ですから1ヶ月間、今 Podcast でお坊さんのお話をしてるんですけども、普段の法話とはだいぶ話してる感じが違うなあと、今ちょっとまあまあ試行錯誤してるところです。

今、いろんな方の Podcast を、お坊さんの話・仏教の話を、私自身聞くことがあるんですけども、皆さんどれもこれも長いんです。

実際このポッドキャストというのは、アメリカが発祥なんですかね?アメリカが発祥で、大体どの番組も30分以上ぐらいが平均的な長さらしいです。というのも、アメリカのほうの平均の通勤時間が25分や30分ぐらいということで、その通勤時間に聞くちょうどいい長さを狙ってるのが、30分らしいんですね。

日本の番組を見てても、お坊さんの話を聞いてても、30分近くの番組が多くて、私自身も10分聞くのが限界かなあと感じるんです。で私が自分のラジオには、この方のが参考になるなぁと思うのが二つありまして、一つが RFC ラジオ福島で放送してます『日日是好日』というラジオ番組で、あの玄侑宗久さんがいろいろお話ししてるラジオ番組ですね。毎週水曜日に更新されていますけども、これは5分ぐらい。5分ぐらいと言いますか、5分きっちりに終わりますので、まあそれにまた二人で掛け合いながら話をしてますので、もうあっという間に気兼ねなしに聞くことできるので、これは参考になるなぁと、しょっちゅう聞いてます。

あともう一つは、FM OH!というところがしてる『笑い飯哲夫のサタデーナイト仏教』ですね。これは毎週土曜日に更新してますけども、だいたい10分程度のお話です。やっぱり笑い飯哲夫さんは漫才師ですから、この方は一人でお話ししてるんですけども、やっぱりお話が上手で、10分でも全然苦にならないんです。

ただ先ほど言った『日日是好日』も、この『サタデーナイト仏教』も、まあ仏教の話というよりかは、雑談のような話で、雑談の中にちょっと仏教のような話が混じってまして、ああこれは私がやりたい番組と、私が放送したいのとよく似てるなという風な印象なんですね。

私もひと月前から音声ラジオ。音声ブログと言ってもいいですかね。これをポッドキャストで始めましたけども、今は10分程度でさっと聴ける番組を目指して、で、足りないところはこの番組についてこういう補足説明しますよということを、ブログ記事で音声と一緒に文章を載せようかなあと思ってます。

本当は一番最初は、一週間に一度ではなくて、6日間に一度にしたかったんです。というのも、どうしても、毎日毎日生活したりお参り行きますと、話をしたいことがたくさん出てくるんですね。

でもまあ初めてのことですし、継続していくのが大事かなあということで、一週間に一度ということを決めたんですけども、やっぱり毎週同じ曜日に録音して放送するよりかは、まあ6や8とかちょっと微妙にずらした方が、曜日が一個ずつずれてお話しするのも、偏りなくお話できるのかなとも思ったんですけども、う~~ん、やっぱり無難に定期配信するということを考えたら、同じ曜日で配信しようかなと思って、一週間に一度、これから続けて行こうかなと思ってます。

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ラジオの補足説明

ラジオトークと説法の違い

第3回目のラジオ配信『遺影とは?どんな意味が込められているのか?』は、確かに話す速度が遅かったです。

非常にゆったりというよりも、間の取り方が長かったです。試しに前回の22分のラジオ放送の間を短くすると、14分くらいに圧縮できました。

間を短くするとテンポがよくなり、耳心地はいいのかもしれませんが、話している私自身が「これは私の言い方じゃないなあ」と違和感を覚えてしまいます。

それにラジオトークを録音していく中で、お坊さんの法話とは性質が異なるなあと感じてきました。ラジオトークは結局のところ、音声配信コンテンツ(音声のブログ)ですので、文字起こし可能な内容でなければなりませんし、明確につたえる内容がなければなりません。

一方でお坊さんのする説法というのは、つまるところ仏様のはなし・仏法のはなしなので、聞き手の反応を見ながら話の構成を変化させるんですね。

ですのでお坊さんの話は、何度も似たような話が繰り返し繰り返しでてきます。聞き手の反応によっては、内容をガラリと変わることもあります。ラジオトークのように文章に起こしてしまいますと「この人はおんなじ話ばっかりで話が進まない。つまらない」「急には話が変わってどうしたんだ」なんて思われるかもしれません。

私はひとつのラジオトークの中で、同じ話をしないように心がけています。ラジオ時間を間延びさせないという意味もありますし、繰り返しの話は人によっては不快に感じることがあるからです。

本当は大切なところは何度でも話したいですが、くどくなってしまいますよね。そのため私は間を置くという方法を取りました。聞き手に考える時間・イメージする時間を持ってほしいという狙いがありました。

ただ「ゆっくりしすぎ!」と言われましたので、この4回目のラジオ配信からは、普段通りの話し方を心がけてみることにします。ちょっと自分に合ったラジオトークの形を見つけていければ。

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