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コロナウイルスで葬儀の仕方を見直す.特別編

円龍寺ラジオの特別編。

2020年4月7日に発令されたコロナウイルスの緊急事態宣言が、4月16日に全国の都道府県を対象に拡大された。

人との集まりが自粛される中、葬儀を見直す時期になっていると思い、ラジオ特別編を配信します。

内容まとめ
  • コロナウイルス感染予防のため、葬儀の参列が自粛されている
  • 家族だけの葬儀も多い
  • 家族だけなら、ご自宅で葬儀をし、故人を見送ってはどうか
  • 葬儀社の人員を少なくし会館料もなく、葬儀費用も抑えられる
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先日、日本全国にコロナウイルスによる緊急事態宣言が発令されましたよね。それでちょっと申し訳ないんですけども、毎週火曜日に円龍寺ラジオを配信していたのですが、話したいことがあって今回、特別編を放送します。5分をめどにさっと話す予定です。

これまで7つの都府県に緊急事態宣言が出されてましたけども、47すべての都道府県に出されるようになって私の住む県も生活が一変した、と言いたいところですが、実際は街中の様子をパッとみても緊急事態宣言が発令する前と発令した後ではそんなに違いがないように見えます。

しかしお坊さんの私は実際にお参りに行って話を聞きますと、会社から法事や葬儀には参加しないでくれと言われたり、自治体の方から自治会に対して集会とか掃除の集まりは避けてくれ、ゲートボールとかもしないでくれと言われたそうです。

またお葬式も地域・近所の方が来ない、本当に家族だけでする葬儀も宣言後に増えました。

家族だけの葬儀ですから10から15人くらいの葬儀です。宣言前でしたら地域の人や遠方の人、会社の人も来て、30人40人50人規模の葬儀もありましたが、もう家族だけの少ない葬儀。都会の方でしたら5名前後、3名ほどの本当に少ない人数の葬儀もあるのではないでしょうか。

それで何でこの特別編を放送してるのかと言いますと、このコロナウイルス感染予防で人との交わりが減った時だから、今までの葬儀の仕方を見直す時期に来たのではないでしょうか。

私の地域では10年以上前から葬儀社の葬儀会館の場所で葬儀するのが増え、今では9割5分以上が葬儀社の会館で葬儀社の葬儀をしています。

お金の出費は増えても、地域の人の手を借りずに済む、葬儀社が葬儀を全部してくれることが葬儀社が流行っている理由です。

しかしもう家族だけの葬儀、10人いくかいかないかぐらいの葬儀だったら家で葬儀してはどうでしょうか。

それは何故かと言いますと、もう家族しか参列しないのであれば勝手知ったる関係ですので、場所を移動せずに、ご遺体を病院からご自宅に帰し、家のお仏壇の前で仏さまの前で枕のお勤めをして、そしてそこで納棺し葬儀し、家族が家の中で故人とのお別れをするのが昔からの自然な形ではないでしょうか。

家のお仏壇で葬儀をすれば葬儀会館に移動することもなく、葬儀社の人の手もほとんど借りずに済みます。また葬儀会館を借りる費用も発生しません。家族だけの葬儀なので帳場を立てる必要もありません。司会者もいりません。

また家族だけですると言っても、葬儀当日家で葬儀をする場合、玄関や縁にお焼香台を置いておき、葬儀の時に地域の人・隣近所の人がお焼香だけして帰ることもできるでしょう。

帳場も設ける必要がなく飲食物も香典返しも司会もないですので、納棺や霊柩車や火葬場の許可を葬儀社に手配してもらうぐらいなので葬儀社の人の手は2人か3人で済みます。

どういうわけか今、家でお葬式する場合でも、家にお仏壇があるにも関わらず何故か葬儀社が祭壇、お坊さんの私たちは荘厳壇と言いますが、葬儀社の人が荘厳壇を組み立てようとしますが、家にもともと仏壇があるのであれば、わざわざ別に葬儀社が家で新たに仏さまの壇を組む必要はありません。

あれは家でおまつりしていた仏様がない場合に荘厳壇を設けていただけであるので、家に仏壇があるのであれば亡くなった人の枕をそのお仏壇の前で横にしてあげて、そしてお棺に納めて、そしてご家族が集まりお坊さんが読経し葬儀社の人が霊柩車を持ってきて火葬をしてあげたらどうでしょうか。

コロナウイルスで参列者が減り、家族だけの数人から10人前後の葬儀が増えました。当たり前のように葬儀社の会館でしていますが、自宅でコンパクトにすれば葬儀社の職員との接触、また葬儀会館の利用費用も抑えられます。葬儀社によって違いますが建物利用費用が結構高いらしいですね。

家族だけする葬儀は勝手知った葬儀ができます。以前私のお寺円龍寺で家族だけの20名の葬儀したことがあります。それは家ではなく檀那寺のお寺を利用した葬儀でした。

お寺は仏教儀式をするための建物です。常に仏様をおまつりしているので、わざわざ祭壇・荘厳壇を組み立てる必要がありません。

司会者も帳場もたてなかったので、葬儀社の人の手を借りたのは納棺と霊柩車と3名分だけでした。お寺が喪主に対してお願いしたのは、お寺という場所を2日借りた10万円とお布施の2つをお願いしました。

今の時代どういうわけか葬儀費用が高い高い。葬儀をもっと安くしたいと言われることがあります。

それは家から離れて、業者による大勢の人の手を借りるようになったからです。コロナウイルスによる感染予防のこの時期、葬儀に参列する人がガクッと減っています。

このわずか10年間あまりで葬儀社の葬儀会館で葬儀するのが当たり前のようになったのかもしれませんが、家族だけがお参りしているこの時期、また葬儀の仕方を見直してはどうだろうか。住んでいた自宅家でする葬儀に戻ってもいいのではないだろうか。宗教施設のお寺でする葬儀を選択肢に入れてはどうだろうか。

参列する人に合わないくらいの大きな葬儀会場、葬儀に参列する人よりも多い人数の葬儀社の職員を見て、これなら家で故人を見送ればいいのになあと思う今日この頃です。

浄土真宗が使う葬儀の言葉
  1. 霊柩車(れいきゅうしゃ)
  2. 祭壇(さいだん)
  3. ご霊前(ごれいぜん)

  1. 柩車(きゅうしゃ)
  2. 荘厳壇(しょうごんだん)、あるいは仏壇(ぶつだん)
  3. ご仏前(ごぶつぜん)

浄土真宗では阿弥陀仏のご本願により、阿弥陀仏の極楽浄土に生まれさせていただく教えです。

亡き人が霊となりさまようわけではないので、霊柩車やご霊前とは使いません。柩車やご仏前と言いましょうね。

祭壇とは、神・精霊・死霊などに供え物をささげるための祭具を置く壇のことです。浄土真宗では、仏壇の中心は南無阿弥陀仏の仏さまであり、お飾りは阿弥陀仏の功徳荘厳を表します。ですので祭壇ではなく荘厳壇(しょうごんだん)です。

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