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仏花を育てる.#146

第146回目のラジオ配信。「仏花を育てる」がテーマです。(BGM:音楽素材MusMus)

ラジオテーマ「仏花」内容まとめ
  • 花は仏様にお供えするものとしてなくてはならない
  • ぜひ自分で仏様用の花を育ててみてはどうだろうか
  • 球根の花は育てやすくておすすめ
  • 8月に種をまくハボタンやストックは年末年始に仏前を彩る

かっけいの円龍寺ラジオ

この番組では香川のお坊さん、私かっけいが、雑談のような短いおしゃべりをするラジオです。

2022年7月26日配信予定の今回は、「仏様に供える花を畑・庭で育てる」ことをお話していきます。

まもなく八月ですね。

八月になると寺は少しずつ忙しくなってきます。

例えば、香川県では8月がお盆月なので、私の寺では8月に入ると、お盆のお参りに出かけるようになります。

他にも納骨者の追悼の法要や灯籠流し法要がありますし、9月が近づくと、お彼岸のお参り、秋の永代経法要の準備をしていきます。

法要の準備には、例えば、春から夏にかけて伸びた草や生垣の整理をするというのが挙げられます。

私の場合は、その他にもお花を育てるということが挙げられます。

お花というのは仏様参りにおいて大事なもので、皆さまもこれから8月のお盆でお墓に行くときは、お花を持ってお参りしますよね。

花は仏様にお供えする物としてなくてはならないものであり、寺でも一年を通して、常にお飾りしています。

法要のときは、5万10万と、お花を買い求めるだけで、相当な費用がかかります。

皆さまも先祖の祥月命日とかには、仏壇に新しい生花をお飾りされていることだと思います。

仏壇のお飾りの準備をされたことがある人はご存知でしょうが、けっこうお花って高いですよね。

時期によって違うでしょうが、500円ほどではあまりにも花束のボリュームが少ないように感じるので、祥月命日でお坊さんや親戚を呼ぶ場合は、1000円2000円とお金をかけることになるでしょう。

それでこれは私からの提案ですが、お花が高くて、仏様のお飾りで出費がかさむなあと思われる方は、ぜひご自分でお花を作ってみてはいかがでしょうか。

仏様にお飾りする花はお店で買ったお花じゃないと駄目という決まりはありませんよ。

自分で作った花をお供えされてももちろん大丈夫ですし、実際にお参りに行きますと、庭や畑で、仏様のために育てた花をお供えされている家はそれなりにあります。

自分の家の庭や畑で育てた花を活けてある仏壇にお参りしますと、お店で買った花とはまた違った雰囲気が見てとれます。それに量もお店で買うよりもボリュームたっぷりだったりします。

さらには家の人自身も自分で育てた花をお供えすると、仏様参りの気持ちが高まっているように感じます。

きれいなお花をさし上げられたなあって。

そんなわけで、畑や庭がある方は、ぜひ一度、自分のところで、仏様用のお花を育てるチャレンジをしてみてはと思います。

私の寺でも、ほんの少しですけども、お花を育てています。

花は主に住職が育てていますが、例えば、チューリップやグラジオラス、ユリやアマリリスなどを育てています。

花を育てると言われると難しそうに思われるかもしれませんが、住職が育てているのはすべて、球根の花で、管理も植付けと堀上げをするだけなので、初めての人でもそれほど難しくないのでおすすめです。

球根の花は丈夫なものも多いので、とりあえず植えっぱなしにして、それで上手いこと花が咲いたら、お墓や仏壇にお供えしてみてはいかがでしょうか。

さて球根の花は住職が主に庭で植え付けるのですが、一方で私は種をまいて育てる花を畑でちょこちょこと育てています。

これからの8月で言えば、ハボタンがあります。

ハボタンは12月から2月ごろにお飾りされる花で、ちょうど年末年始と花の少ない時期を、大きなハボタンの葉が仏前を彩ってくれるので大変重宝しています。

花屋で買うと一輪500円ほどするので、大量に花を消費する寺にとっては、高価な花を自分で作ることは大変経済的です。

あんまりハボタンを仏花としてお供えするのは耳にしないかもしれませんが、寺では割とよく供えられている花だと思います。

寺の花を活ける容器は、ご家庭の仏壇用の花瓶と比べてとっても大きいです。またお参りの人から離れたところにお飾りされるので、寺で活けられる花は、遠くからでも花が感じられるようにとボリューミーなものとなります。

それでこの時に、大きなハボタンの花が私の寺では大変助かります。寺で活ける花はボリューミーな雰囲気にするので、花の茎を大きく切り取らず背を高くしていきます。すると花の茎元がすかすかと寂しいものになりますので、そこで私の寺ではハボタンを茎元を彩る花としてプラスしています。

ハボタンは8月末までに種を播かないと生育が失敗しますので、暑い時分ですが、これから播いて冬のお花の準備をしていきます。

ハボタンは仏壇にお供えしにくいなあと思われる方もいるかもしれませんが、でしたらお墓にお供えしてはいかがでしょうか。葉が大きい葉ボタンは一輪だけでも存在感があるので、冬にお墓にお供えするお花としてもとってもいいと思いますよ。

以上で、2022年7月26日配信の 話を終えます。

かっけいの円龍ラジオは、ポッドキャストでも配信していますので、「レビュー・評価・登録」してくれたら嬉しいです。

ちなみに仏様にお供えできる花、しては駄目な花については、2021年8月10日配信の99回目のラジオでも話していますので、そちらも合わせて聞いていただけたらと思います。

浄土真宗の場合、基本的にはどんな花でもOKですよ。

ただしバラのようにトゲのある花はふさわしくないので避けるように言われます。あとはふにゃふにゃと茎が曲がったりツルが巻き付いたりする花も避けるようにしましょう。

私が仏花としてこれまで畑や庭に播いた花には、キンギョソウやケイトウ、アスター、スターチスなどがあります。

これらを参考に仏様にお供えする用の花を育ててみてはいかがでしょうか。

ちなみに私はこれからハボタンの種をまいて、余裕があればストックの種も播こうかなと思っています。この時期にまける花は少ないですが、上手くいけば12月1月2月の仏様にお供えする花を揃えられるので、チャレンジしたいところです。

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自分で育てた花を供えるときに気をつける3つのこと

農家の花の補助にする

ラジオでも話しましたが、花は買うとけっこうなお値段をします。

それで庭や畑があるなら、自分で仏様にお供えするための花を育ててはどうかと提案しましたが、決して自分で育てた花のみをお供えすることを言っているのではありません。

メインは買った花であり、足りない部分、補える部分を自分で育てた花をプラスすることを提案しています。

または日々の仏壇や墓へのお参りのさいに、わざわざ買わなくても、一輪でも自分が育てた花をもってお参りすることを提案しています。

虫がついていないか

農家・プロが育てた花は農薬を使ったり、ハウスで管理されたりと、色もよく出て虫もついていない、綺麗な状態の花です。

一方で自分で育てた花は、虫に葉や花が食べられていたりすることもあります。

さらには葉や花に虫がついていることもあります。

虫がついていると部屋の中を汚してしまいますし、良質な花まで傷めるので、自分で育てた花には虫がついていないもの、ついていてもできるだけ取り除いたものを使うようにしましょう。

泥がついている場合もあるので、軽く水洗いするのもおすすめです。

花粉に注意する

花屋で買った花は、花粉が取り除かれていたりします。

しかし自分で育てた花には花粉がたっぷりとついています。

花粉がついたままお飾りしますと、花粉が床・畳に落ちますし、虫を呼び寄せる可能性もあります。自分で育てた花をお供えする時は、花粉をなるべく摘み取りましょう。

花に関する音声配信

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